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Vtubers Zone Archivo 001:すべての魂は私の前に現れる

「どうだ、コウイチ? VTS の利点ってやつはな…俺の VT は他の VT と融合して、破壊的な攻撃を生み出せるんだ。」


「後衛! 今だ!」

アオイの叫びで、後衛組がイオルを包囲し、その両腕を引きちぎった。


「へぇ…何か仕掛けるとは思ってたが、こんなくだらない手とはな…無意味だ。分子爆破。」

「コウイチ…ひとつ聞かせてくれ。お前はどうやって、この世界を救うつもりなんだ?」

崩れ落ちていく世界を眺めながら、イオルは歪んだ笑みを浮かべて言った。


「世界はまた明日を迎える。私たちが…そこにいる。」

アオイは傷だらけの体でそう言い、イオルへと飛びかかった。

だがイオルは変異した触手腕で軽く振り払い、彼女を吹き飛ばした。


「どうだ、コウイチ? VTS の利点ってやつはな…俺の VT は他の VT と融合して、破壊的な攻撃を生み出せるんだ。」


「後衛! 今だ!」

アオイの叫びで、後衛組がイオルを包囲し、その両腕を引きちぎった。


「へぇ…何か仕掛けるとは思ってたが、こんなくだらない手とはな…無意味だ。分子爆破。」


引きちぎられた腕が瞬時に爆発し、後衛は全滅した。


「くそっ…死ねぇぇっ!」

コウイチが限界を超えて VT を解放する。


VT 発動:ユエイの九つの影


コウイチの影が四方八方からイオルを殴打した。


「赤ッ!」

背後に回り、エネルギーを込めた回し蹴り。


「青ッ!」

側面からの拳が腹をえぐる。


「黄ッ!」

首への一撃でイオルはよろけた。


「よく見ろよ。」

イオルはコウイチの胸ぐらを掴み、そのまま遠くへ投げ飛ばした。

次の瞬間には目の前に現れ、容赦なく殴り続ける。

肉も骨も砕かれ、コウイチの意識は途切れかけていた。


「ここだよ、コウイチ。」

グラがイオルを突き飛ばし、コウイチを受け止めた。


だがリリヤの黒い血が一滴、グラの腕に落ち――彼女の体が固まった。


「捕まったねぇ…そう思わない?」

リリヤは笑い、グラの足に刃物を突き立て、肉を裂いた。


「どけぇッ、バカ女!」

圧縮された嵐で吹き飛ばすが、リリヤは血のスーツを展開し、その攻撃を弾き返してグラの手を切断した。


「海の女王も、随分と追い詰められたね…。」

リリヤが病院の屋上に落ちると――チビドキが待っていた。


「焼却:虹炎。」


それがリリヤの聞いた最後の言葉。

彼女は片目だけ残して灰と化し、ゆっくり再生を始めた。


「イオル…俺を忘れていたようだな。」

三古老の最後の一人が現れる。肉体は死んでいたが、意識をミイラに宿していた。

一閃でイオルを切り裂き、地面に叩きつけた。


イオルは最終形態を解放する。


VT 強化:アトミックソード


触れた原子を一つ消滅させる刃。

老爺はグラへ吹き飛ばされ、触れた瞬間、超新星のように爆散した。


「コウイチ…もう一発は耐えられない…起きてぇぇっ!」

グラが叫ぶ。


コウイチはイオルを抱え、空へ舞い上がった。

そして落下しながら家々、ビル、瓦礫を突き破り、再び上昇。

渦を描くように殴り合った。


腹部へ連打を打ち込むコウイチ。

だがイオルが足を掴み、振り回して内部臓器を破壊し、リリヤの血で作られた斜牢へ叩き込んだ。


「死ねぇぇッ! ガンマ・ヴェイパライザー!!」

空気すら焼く光線が放たれた。


コウイチは動けなかった。目を閉じる。


「コウイチ! どけぇっ!!」

アオイが現れ、彼を押し退けて光線を全身で受けた。


「コウイチ…私は厳しかったね。あんたに意地悪ばかりしてきた。

だけど…償いたかった。

NEU に行くことになっても…世界は明日を見る。

私が見られなくても。

大切な人を全部失っても…あんたと妹、そして仲間が世界を戻す。

転化の治療法も…遺体の再生も完成させた。


これが…最後の別れ。


みんな…さよなら。」


アオイの体は光となり消え、イオルとリリヤもその場から姿を消した。


「どうして止めたの、愛しい人?」

リリヤが問う。


「お前の目が…助けを求めていた。

それに…もうエネルギーが残ってない。

だが良い知らせもある。VTB はもう無い。

英雄も、観客も存在しない。」

イオルは病院でリリヤに新しい身体を作り与えた。


その頃――


「コウイチ…」

グラは泣き崩れる彼を抱きしめた。


「グラ…すまない…守れなかった…俺が死ぬべきだった…」


グラは強く抱きしめた。


「大丈夫…あんたのせいじゃない。

まだ…私たち四人がいる。」


「さあ、基地に戻ろう。」

エミキクスが言った。


「最終決戦は近い…でもアオイが言った通り、明日は来る。」

彼女は星の無い空を見つめた。


その瞬間――一つの星が生まれた。


「ほら…希望は消えない。」

エミキクスは微笑んだ。


四人は Z-B-1 スーツを展開する。


「今日が、続きの物語だ。」

コウイチは言った。


(次回:希望は再び生まれた)


「イオル…今度こそ俺たちは勝つ。お前を…仕留める。」

――コウイチ。


「ははっ! 殺せるもんなら殺してみろよ!

無理だろうが!」

イオルは血まみれで狂笑し、エミキクスとチビドキが人類の転化を次々と解除していく。


「彼らこそ…私たちの英雄。

まだ…希望はある。」


最終決戦はすでに始まっている。

「ははっ! 殺せるもんなら殺してみろよ!

無理だろうが!」

イオルは血まみれで狂笑し、エミキクスとチビドキが人類の転化を次々と解除していく。


「彼らこそ…私たちの英雄。

まだ…希望はある。」


最終決戦はすでに始まっている。

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