Vtubers Zone アーカイブ001:悪の解き放ち — パンドラの箱を開く(パート2)
夜がなぜ血に染まり、苦しみの声が響くようになったのか――その理由を探しながらコイチは呟いた。(ミナ・スタイルが死ぬ1時間前)
「ここがイオルの要塞へ向かう道…ミナがそう言っていた」ナイン・ソウルズは心の中で語りながら進んでいた。ミナが危険な状況にあり、彼はイオルの基地へ向かって全ての転生兵を消し飛ばすつもりだった。
夜がなぜ血に染まり、苦しみの声が響くようになったのか――その理由を探しながらコイチは呟いた。(ミナ・スタイルが死ぬ1時間前)
「ここがイオルの要塞へ向かう道…ミナがそう言っていた」ナイン・ソウルズは心の中で語りながら進んでいた。ミナが危険な状況にあり、彼はイオルの基地へ向かって全ての転生兵を消し飛ばすつもりだった。
「よし、この道を進めば迷わない…ん?あれは何だ」
ナイン・ソウルズの目の前で爆発が起きた。
「英雄ナンバー2が俺たちの計画を邪魔しようってのか…なら俺を越えてみろ」従者が言った。
「司令官クラスか。人間を改造した超強化型か。まだ意識が残ってるようだな。ちょうどいい、この装置で思考を声にできる…
さあ来いよクソ野郎!!」
ナイン・ソウルズの叫びに応じ、司令官は手で合図を送り、無数の転生兵を呼び寄せた。
(VT発動:カディア、闇の妻そして女神)
VTを発動させ、自らの妻を呼び出したナイン・ソウルズは軍勢へ飛び込み、身体が何体殺されようと構わず攻撃を叩き込んだ。転生兵は所詮死体にすぎないのだから。
「へぇ…ナイン・ソウルズ、魂を喰らう能力を持つ者。だが残念なのは、お前が最後の一人だってことだ。他のナイン・ソウルズは全員始末した。今日はお前の死ぬ日だ」司令官は光を無限に放ち、自ら光の灯台のような姿へ変貌した。
「聞け…最終決戦は近い。俺たち英雄が勝つ。世界を救い…明日を取り戻す」
通信音が響いた。
「どうしましたイオル様…な、な…英雄ナンバー1を仕留めた!?ミナを!?」
その言葉を聞いた瞬間、ナイン・ソウルズは瞬間移動し、司令官の首を折った。
しかし同時に、強烈な光に巻き込まれ彼は片腕を失い、さらにもう片方も切り落ちてしまった。
「まさか…あれが俺の相手?くだらねぇ…だがミナが死んだなら…もう残っているのは三人の老人だけか…
妹よ…もう一度世界の光を見たい。またみんなと…」
従者の身体が光となって爆ぜ、ナイン・ソウルズの闇が浄化され、限界まで消えていく。
「結局…全部の闇から解放された…全ての悪を飲み込んだ…だが俺の身体はもう影…最後の一秒は…未来の英雄たちへ…
どうか…命を忘れるな」
そう残し、ナイン・ソウルズは消滅した。
そして彼の内側がまるで“パンドラの箱”のように開き、世界中へ全ての災厄が解き放たれた。
空は深紅となり、絶叫が満ちた。
だがミナ・スタイルの像だけは昼のように光を放ち続け、ナイン・ソウルズの残した光のフィールドが広がっていた。
(チビ女王の基地 20:02)
「くそ…VTSがもう私に影響し始めてる…残り一つ…」チビ女王は過去を思い出していた。
(「ねえ、私たち三大英雄の四人目の姉妹にならない?私たちは誰も差別しないよ。さあ契約しよう、これで私たちはみんなVTSを共有するの。よくできたよ、姉妹」15歳のミナの声)
「忘れない…あの日の記憶…私たち四人が…たとえ消えても…NUEから消されても…生まれ変わったらまた一緒に…」
そう呟き、チビ女王は息を引き取った。三番目の英雄ガージェリオンが死んだことで、彼女も運命から逃れられなかった。全てのチビが宇宙から消滅した。
「…兄弟…」涙を流しながら、ミナ、ナイン・ソウルズ、ガージェリオンと再会し、四人は抱き合いながら完全に消えていった。
(19:59 ガージェリオンの死)
「よぉガージェリオン。俺はここにいる妖精を全員殺す者だ。
…紹介が下手すぎて芋でも蹴ったほうがマシだったな」
「イオル様、私は全ての妖精を殺します。そして零れた血の一滴残らず飲み干してやりますよ…ふふ」リリヤが不気味に笑った。
「誰も殺させない…もうためらわない…俺が止める…お前たちを殺す」
ガージェリオンはバーサークドラゴン形態へ変身し突進、わずか数秒でイオルの肋骨を砕いた。
「ぐっ…へへ、でも俺もお前を傷つけた。ほら…目がないだろ?」イオルはガージェリオンの片目を握っていた。
ガージェリオンもイオルの肺を引き千切った。
「ほら、呼吸してみろよクソが」
しかしリリヤに押し倒され、片目を食われ、内臓を破壊されていく。
「ガージェリオン…妖精はドラゴンの命のエネルギーを吸収できる。お前がエネルギーを全部渡すなら、生かしてやるよ。どんな英雄か見せてみろ」
ガージェリオンは迷わず力を渡した。
だが最後の瞬間、イオルは妖精を皆殺しにした。
力尽きたガージェリオンは死んでいった。
「すまない…みんな…俺の善意はただの愚かさだった…でも…また四人で…ミナ…ナイン・ソウルズ…チビ…また会おう…」
こうしてガージェリオンは息絶えた。
イオルとリリヤは中央都市へ向かい、瓦礫の中でコイチたちを見つけた。
「やぁコイチ。死ぬ時間だ」
イオルはわずか一撃で英雄クラスの半分を殺した。
「クソが…これがお前の言う未来か?そんな未来…絶対にさせない!!」
コイチは涙を流しながら突撃したが、腕を掴まれて折られ、吹き飛ばされた。
最後の生徒たちが突撃し、アオイとコイチは光の武器でリリヤをかく乱したが、彼女は次々と頭を爆破した。
残ったのは――
グラ、アオイ、エミキクス、コイチ、チビドキ。
エミキクスは片目を失ったが致命傷は避けた。チビドキは、本来“幸福しか感じられない”種族であるにも関わらず、涙を流してルールを破ったため生き残った。
「死んだ仲間…出会った友…楽しかった日々…全部が私たちの意志に刻まれてる。
だから…明日を…また見るんだ…」アオイは涙をこらえながら言った。
(次回予告:すべての魂が私の前に現れる)
「コイチ!そんな攻撃、耐えられない!」
グラがVTを発動して飛び上がった。
「リリヤ…助けに来てくれ…愛してるんだ…」
「これで…明日を見る者たちは…もういなくなる。」
(次回予告:すべての魂が私の前に現れる)
「コイチ!そんな攻撃、耐えられない!」
グラがVTを発動して飛び上がった。
「リリヤ…助けに来てくれ…愛してるんだ…」
「これで…明日を見る者たちは…もういなくなる。」




