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ゴミシリーズ

ごみ箱は分別してほしい

作者: リィズ・ブランディシュカ



「ゴミ捨てちょうだりぃわー」


「てきとうに放り込んどけばいいわよ」


「ぼくがやりたい! やりたーい!」


 分別して。お願いだから分別して。燃えるごみと、燃えないごみは分けて。なんでも放り込まないで。私怒ってるんだから。もうぷんぷんよ。もう真っ赤っかよ。かんかん、なんだから。ほんの少しの手間でしょう。ほんのちょっと頑張るだけでしょう。あっ、ビニール袋ごといれないで! ペットボトルは違うところ! 缶はどう考えたって違うでしょ。もおおおおお! 家庭ごみはだめええええ! 子供はともかく大人が分別できないのはおかしい。お手本にならなくちゃだめじゃないの。化けて出るわよ! 次同じことやったら、ごみ箱お化けになってあなたをすてちゃうんだからね!


「ねー、ママ、パパ! あのごみ箱へん!」


「さっきからあのごみ箱なんかガタガタふるえてないか?」


「気のせいじゃない?」



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