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lots of souls  作者: goki1118
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たくさんの魂

異世界召喚された主人公が記憶を取り戻していくストーリーです。

「はぁ…また失敗かよ…」

「何でこんな無駄なことに、金が使われるんだろうなぁ…」

「そんなこと言ってないでさっさと片そうぜ、気味が悪い」


薄れ行く意識の中、この会話の意味を考えながら俺の意識は闇へと沈んだ


「こ、ここどこだ?…て言うか、俺?私?、誰だ?」


ひどく頭がいたい、そして自分の名前を思い出そうとしても、色んな名前が浮かんでくる。状況を整理するために立ち上がる。身長はあまり高くはなく、


「あーーあー」


声もあまり低くないし、髪型も中性的だ。

自分の性別を確認するために、己の胯間を触ってみる。


「"俺"で良さそうだな…」


性別がわかったところで、自分の記憶をたどってみる。


「……に…ほん?」


断片的に思い出せることもあるようだ。

つまり、記憶がなくなったのではなく、記憶にロックがかかっているようだ。


「ところでここは…森か?喉が乾いた… 近くに川でもないだろうか」


そんなことを考えていると


「ん?何だ…あの青いの」


青い火の玉のような物が、俺の回りを回転しだした。


「こっちへ来い、ってことか?やることもないし、いってみるか!」


そのまま、木々を避けながら、火の玉についていったら、そこには大きな川があった。


「うわぁ、お前さっき俺が喉乾いたって言ってたから、案内してくれたのか!ありがとうな」


火の玉に感謝しつつ、川に近付き、水を飲んだ。


「火の玉だと呼びずらいから、タマって呼ぶな!」


名前をつけてやるとタマは跳び跳ねて喜んだ。

そんな呑気なことを、やっていると、後ろから唸り声が聞こえた。


「グァルルゥ」


唸り声をあげたのは、"記憶"にはない動物で、大きくて狂暴そうで、 鋭い爪をこちらに向けていた。

あまりの迫力に、 しりもちをついてしまい、動けない、それでもなんとか逃げようと、後ろを向き這いずる。だが、抵抗虚しく、後ろから思いっきり突進され俺のからだが中に浮く、運悪く頭から思いっきり着地してしまい、俺の意識は再び、闇へと沈んだ。

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