人殺しの国
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気分が悪くなっても筆者は責任は取りません。
懲役68年・・。それが俺に課せられた刑だ。
・・・嫌になる。出ていく頃、俺は89だ。
死にたくなってきた。
俺は人を殺した。何人も殺した。でも死刑にはならなかった。
ここはそういう国だ。死刑が存在しないのだ。
この国ではだいたい一人殺すごとに5年プラスされる。
お前らは刑が軽すぎると思うかもしれない。
しかし、この国ではこれは当たり前だ。
人口が多すぎるからだ。
人殺しよりも、環境汚染や、詐欺の方が、罪が重いのだ。
だから、この国では人口の6パーセント近くが人殺しだ。
近親者を殺されたものは、およそ人口の35パーセントにも上る。
この国は、人殺しの国なのだ。
ところで俺は、上記の計算式を応用すると約13人殺したことになる。
でも実際には34人殺している。
まだ21体の死体は見つかっていないからだ。
この国の警察は実は優秀だ。
人口の約14パーセントが警察関係者だからだ。
ここで問題です。死体はなぜ見つかっていないのでしょうか?
そのころ遠い国、日本では衆議院が解散した・・・。
総理大臣の無能さに国民は皆嘆いた。
経済大国日本は以後低迷期を辿ることになる・・・。
ん、答え?知るか!そんなもん勝手に想像しろ!
俺は68年間も空も見えないような所に押し込まれるんだ!
やってられっか!ばーか!
この小説読んだやつバーカ!
おしまい