1、
僕はあの時、間違いなく運命と勘違いした...
そう勘違い、事の始まりで僕が生まれ変わりのきっかけになったその日
その日はコンビニで親から巻き上げてきたお金で
某課金カードを買いに行った時のこと
レジでお金を払った後商品を忘れて店を出てしまった、
今思えばあれがなければと思う
その時後ろに並んでいた彼女が
「あのーこれ忘れてますよ」
そして受け取った時に
「私も、忘れたことありますよ!お互いきおつけましょう」
童貞で女の子と大学卒業以来話してなかった僕は勘違いに勘違いを重ね
重度の恋煩いに落ちてしまった。
そして翌年の春某SNSを漁りまくり彼女の働いている会社を特定し、彼女が所属している部署を希望し入ることに成功。
運命僕の中ではそれで頭がいっぱい
入社してまもなくの歓迎会で彼女の連絡先をGETし、もはや付き合ってると同然と童貞特有のキモすぎる感情に今になっては、吐き気しかでてこない
まぁお察しのとうり
僕は振られた
「僕はあなたのことが、す、好きです付き合ってくれますよね?」
「...え、きも 何言ってるんですか?」
「え、キモいってどのへんが?君が嫌なら治すよ」
「わ、私彼氏がいるので、こういうのほんとに困ります。二度と話しかけないでください」
バタンッ
「なんでなんでなんで…嘘だろあんなにいい雰囲気だったのに」
今思えばじぶんがキモすぎて彼女は可愛そうでならない...w
こうして僕の社会生活はまた終わり
ニートに逆戻りした