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とあるチートの転生日記  作者: かぱぱん
日記の付録
2/4

異世界。

さて、まずは俺が生まれた世界について、書いて行こうと思う。


この世界に、名前はない。

地球にだってなかったから、そんなものなんだろう。

いや、一応アースとか、そういうのがそうなるのか?

まぁ、どうでも良いか。


俺が産まれたのは、世界の西の端にある大陸でも、強大国と名高いカイスト王国。

王国の広さは、聞いた限りだと中国の1.5倍ぐらいかな。多分。

文化的には、思いっきり西洋文化。

米はない。

主食は小麦、つまりパンだ。

ちょっと辛い。カレーライスが食べたい。

それと、牛丼。


文明は、何世紀頃とか、そんなのはわかんないけど、火薬はない。

電気もない。

日本で言うと、鎌倉とか室町時代ぐらいか。

上下水道は、完備ではないけど、概念は存在していて、金持ちが住んでる都市には大体あるそうだ。

もちろん、田舎の村にはない。


あと、大事な事だが、魔法はある。

もう一度言う。


魔法はある。


人種も、ヨーロッパ系の白人が多い。

ラテン系の顔つきをした人もいるけど、それは俺が生まれた土地特有らしい。


この王国の、南東の国境付近を領地とする、ヴォーヌ伯爵の正室が生んだ長男として、俺は誕生した。

今世での名前は、マルク・カーティス・ヴォーヌ。

建国の英雄から名前をもらったらしい。


ヴォーヌ家には、他に側室が産んだ子供が二人いる。

長兄ヴィクトラン・ヴォーヌと次兄ヴァランタン・ヴォーヌ。

俺の二つ上と、同い年の兄だ。


ヴォーヌ家は、国境付近を領地にしてるだけあって、武門の家柄だ。

私設騎士団があり、普段は領内の治安維持、有事の際は国境への援軍や、時には侵攻軍の先鋒を務める事もあると言う。


かと言って、別に脳筋一族と言う訳でもない。

ヴォーヌ伯爵家の興りは、約百年前と、貴族の中では新参の部類だが、血縁としては十六家ある公爵家の一、オーブリオン家の縁戚にあたる。

その知己で、領地経営に長けた家臣を紹介してもらっりして、そちらの方は割りと上手くいっているようだ。


まぁ、大体こんなもんかな。

次は俺の自己紹介でもしようと思う。

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