ツチヤタマ
恐ろし~。
怒りがこちらに来ませんように~。
ナムナム...。
オレは心の中で祈る。
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「やっぱりてめぇ、起きてんじゃねーか!さっさと、やるべきことやれ!
眠り姫ならぬ、眠りじじいめ!」
「ほお。それなら、かわいい姫様にキスして起こしてもらわんとなぁ。」
「だぁ~れがあんたみたいなじじいにキスするんだ?
アホか。てめぇみたいなじじいにキスする奴なんかいねーわ。」
「じゃあリーフ、おぬしがやればよいわい。かわいいとは程遠いがのう。」
「誰がやるか!それに私は十分かわいいですよーだ。」
「...ふむ。誰じゃ?今、自分のことをかわいいなどというやつは。
まさか、おぬしではあるまいのう。リーフ。」
「(`´)...。」
「おや。おぬしらは、ツチヤタマのやつらかのう?」
最後の言葉は妖精の方にではなく完璧、オレらに言っていた。
それにしても、ツチヤタマ?
何じゃそりゃ?
あいつなら知ってそうだな。
そう思い、雛菊のほうを見てみる。
案の定、雛菊はオレの視線に気づくと、いつの間にかまた読み始めていた本から顔を上げ、
ちょこちょこと近寄ってきた。
そして、か細い声で
「地球...。」
と言った。
「...。
えぇっと...。そr...」
言葉を続けようとすると彼女は背を向け、向こうの方へ歩いて行った。
しかし彼女は、すぐに戻ってきた。
手に紙とペンを持って。
彼女は紙に何かを書いた。
そしてそれをオレに見せる。
土也球
うむ。確かに『ツチヤタマ』ではある。
しかし...なんか脱力。
区切るところを間違えているだけ...。
なんか、一気に疲れた。
※ツチヤタマ の『ツチヤ』
地球の『地』を偏の『土』と、旁の『也』に分ける。ってことです。
『タマ』はそのまま。w
分かったかな?(^_^;)
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あず: |_・)) ヒョコ。
ぽぽ:何?急に。
あず:遊びに来た。
ぽぽ:( - 。-)=3 ハァ。
あず:たまに来てもいい?(・ω・`)
ぽぽ:だーめ。
あず:Σ( ̄▯ ̄|||)
(絶対来てやる!!)