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腐った世界で異世界生活(ライフ)  作者: たんぽぽ
第1章 異世界生活開始
8/154

ツチヤタマ

 恐ろし~。

怒りがこちらに来ませんように~。

ナムナム...。


オレは心の中で祈る。


-----


 「やっぱりてめぇ、起きてんじゃねーか!さっさと、やるべきことやれ!

 眠り姫ならぬ、眠りじじいめ!」

「ほお。それなら、かわいい姫様にキスして起こしてもらわんとなぁ。」

「だぁ~れがあんたみたいなじじいにキスするんだ?

 アホか。てめぇみたいなじじいにキスする奴なんかいねーわ。」

「じゃあリーフ、おぬしがやればよいわい。かわいいとは程遠いがのう。」

「誰がやるか!それに私は十分かわいいですよーだ。」

「...ふむ。誰じゃ?今、自分のことをかわいいなどというやつは。

 まさか、おぬしではあるまいのう。リーフ。」

「(`´)...。」

「おや。おぬしらは、ツチヤタマのやつらかのう?」

最後の言葉は妖精の方にではなく完璧、オレらに言っていた。


それにしても、ツチヤタマ?

何じゃそりゃ?


あいつなら知ってそうだな。


そう思い、雛菊のほうを見てみる。

案の定、雛菊はオレの視線に気づくと、いつの間にかまた読み始めていた本から顔を上げ、

ちょこちょこと近寄ってきた。

そして、か細い声で

「地球...。」

と言った。

「...。

 えぇっと...。そr...」

言葉を続けようとすると彼女は背を向け、向こうの方へ歩いて行った。

しかし彼女は、すぐに戻ってきた。

手に紙とペンを持って。


 彼女は紙に何かを書いた。

そしてそれをオレに見せる。


 (つち)()(たま)


うむ。確かに『ツチヤタマ』ではある。

しかし...なんか脱力。

区切るところを間違えているだけ...。


なんか、一気に疲れた。

※ツチヤタマ の『ツチヤ』

 地球の『地』を偏の『土』と、旁の『也』に分ける。ってことです。

 『タマ』はそのまま。w


分かったかな?(^_^;)


-----


あず: |_・)) ヒョコ。

ぽぽ:何?急に。

あず:遊びに来た。

ぽぽ:( - 。-)=3 ハァ。

あず:たまに来てもいい?(・ω・`)

ぽぽ:だーめ。

あず:Σ( ̄▯ ̄|||)

   (絶対来てやる!!)

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