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ールーレカ

 あまりにも無さすぎるのだ。

 海月の食事は決してブラインシュリンプやプランクトンだとは限らない。

 海や湖に住んでるやつらの食べ物はそういう類の物だろうが、陸上で生活をしている私、同名ペンネーム、同名ハンドルネームの者たちだけが人間と同じ食事を摂取している。

 ということで、記念すべき第一回目は『食事』について綴ることにしよう。


 本日の私の食事は二食で、昼食にはパン類、そして晩御飯にはカレーライスを食べた。


 午前中は他の作業が立て込んでしまい、それに追われていたら昼の1時を迎えてしまったのだ。

 これはマズイと思い、作業を中断して買い物に出かける。

 自宅のすぐ近くにあるドラッグストアで牛バラ肉パックと馬鈴薯を購入し、その後、大手チェーンのコンビニで4個入りドーナッツとホイップクリームパン、そして晩御飯に使うパックのライスを購入した。

 計1,070円、一の位はポイントカードで葬った。

 帰宅して飲み物に紅茶を用意して、ドーナッツとクリームパンをたいらげ、自室に戻り作業再開・・・・

 というのが、本筋までの前フリです。


 事件は晩御飯時にカレーを作っているときに起こった。

 ここ最近、自炊せずに外食ばかりだったためか、カレーの作り方がとてもトンチンカンなことになった。


 普通、カレールーを作る時はまず鍋に油を敷いて野菜と肉を炒め、それから水を入れて煮込むのだが・・・・

 ヤツは違った!

 逆に、鍋に水を先に入れ温め始めたのだ!


 もうおかしい、5分以上経過してから、ようやく順序の間違いに気づき、沸かした湯を捨てるのがもったいないからポットに移し、やっと油を敷いて肉と野菜を炒めた。

 先にレンジにぶちこんでライスを温めていたのだが、そちらはとっくに温め完了しており、お知らせ機能のサウンドがずっと『ピー、ピー、ピー』と鳴っていた。

 正直、これがうるさいのだ。

 機械は人間が造り、人間が使うはずのものであるはずなのに、その機械からこうも催促される。

 もしかして審判の日はすでに来ているのだろうか?

 とりあえずライスには加熱を1分追加しておいた。


 肉と野菜に十分、火が通ったため、ポットに移したお湯を鍋に注ぎ入れる。

 若干水分多目っぽく見えたのだが続行し、ルーを投入してから数分後に誤算に気づいた。

 やはり水分が多かったようで、カレールーがとてもしゃびしゃびになってしまったのである。

 仕方がなく煮込み時間の予定を延長し、水分を飛ばすことにした。


 ルーを絶賛放置プレイ中に、冷蔵庫から付け合わせのタンドリーチキンを取り出し、包丁で一口サイズに切り分けてからフライパンで炒める。

 その間にタンドリーソースの油脂が手にベタベタついて、一度洗剤で手を洗うハメになる。


 ここで、ただ煮込むだの炒めるだのをするだけではつまらないから、インスタント食品置場からコショウとクミンの粉末小瓶を取り出し、コショウをカレーの中に、クミンをチキンに振りかけた。

 見た感じでは、あまり変化が見られないのがさみしいところだといえる。


 とにかくこれでルーもチキンも完成したため、レンジのライスを放置プレイ呪縛から解放し、カレー皿に盛り付けるのだが、そこで第二の事件が発生した。


 パックのカバーを剝したのだが、米が茶色かったのだ。

 晩御飯時までちゃんと冷蔵庫に入れておいたのだから腐っていたワケではない、加熱のしすぎで焦げ付いた別けでもなかった。

 カバーにはこう書かれていた。


 意外! それは麦ごはん(250g)だった!


 一瞬呆然とした。

 確かいつも買ってるコシヒカリを買ったはず、何故麦ごはん?

 ちなみに内容量だけはいつも買ってるものと同じだった。

 

 買うときどこを見ていたのだろう?


 そう思いつつ、全然水気が飛んでなくてしゃびしゃびな上に、水分大目なルーをライスにぶっかけて食べると、米がまったくもって熱く、口の中を少し火傷した。


 タンドリーチキンのほうはちゃんと火が通っていた。

 でもこれ、賞味期限が一昨日だったんだよね。


 翌朝のトイレが楽しみです。

 なぜだろう、単にジョジョネタがやりたかった人の文章っぽくなってしまったぞ?

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