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第五話:『朝』

次の日の朝…

俺は結局、一睡もせずに恵を守る為に見張っていた。

朝の六時になると

ピピピ…

と電子音がなり響いた。

そして、恵はムクリと起き上がり

俺を見て『おはよう』っと言った。

俺も『あぁ』と返事を返すと窓へ向かった。

そして、シャッとカーテンを勢いよく開き、窓を開けた。

同時に眩しい光がさしこんできて、外ではチュンチュンと雀が鳴いていた。

そして、俺は恵に部屋を追い出された。

理由は簡単だ。

着替えるから…そう言って俺を無理矢理ドアから出したのだ。俺は仕方なくメイドに案内されて食事の場所に向かった。

相変わらず無駄に広い空間…ただ食事をするだけなのに何故こんなに広いのか俺には分からなかった…

しばらくボォ〜っとしていると制服の恵が現れた。

「お前、学生だったのか?」

と質問すると嬉しそうにクルクルと回り

「似合うでしょ?」

と笑いながら聞いてくる。

俺は何も答えずに椅子に座る。

恵は『もぅ…』と少し怒りながらも座った。

『いただきます。』

そう同時に言って食事をとる。

朝食を食べる何て何年振りだろう…

と考えている内に食事を終えてしまった。

「ごちそうさま」

と言って立ち上がり外に出た。

するとメールが来ていた。

内容は

『学園の編入を手続きして置いた。制服は添付しておく…

それから、そちらに応援を二人送った。

明日には着くはずだ。

二人ははぐれ撃退として送るがお前も協力して遂行するように…

以上』

と書いてあった。

添付ファイルを再生するとブレザーにネクタイなど制服が出てきた。

俺は中に入り部屋を一つ借り着替えた。

刀はデータに変換し携帯に入れた。

そして、外に出ると恵が驚きながら俺を見ていた。

「すっごぉ〜い」

と感心していたが俺には何が凄いのか全く分からなかった…

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