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第四話:『鬼とのバトル』

グルルゥ…

と既に怪物へ姿を変えている敵…

「一応、名前を聞こうか?」

と刀を構えながら聞くと

「し…ん…慎…だ」

と苦しみながら答える。

「わかった…」

そう返事を返し剣を強く握った。

俺は慎との距離を一気に縮めた。

ザクリ…

と足に深く剣が刺さった。

慎はそんな事を気にもせず反撃してきた。

バキ!

と横から強い衝撃がやってきた。

そして、壁にぶつかりドーンと言う爆発音が響きわたる。

パラパラと残骸が転がる中、俺は立っていた。

ペッ

と口にある血を吐きだし相手に集中する。

馬鹿のようにでかい鬼…歴史書に出てきそうないわゆる『赤鬼』

ガタイは凄く、痛覚が鈍くなっており力が凄い鬼…

グォォ!

と大きく叫んだ。

「相変わらず知性はなし…か」

とぼやきながらも相手を見る。

慎…いや鬼が俺を確認した瞬間、

ス…

と消えた。

「な!」

と後ろを見ると鬼が両の拳を組んで構えていた。

「しま…」

ダァァン!

と鬼が組んだ拳をおもいっきり振り降ろした。

鬼が拳を振り降ろした場所は大きく陥没していた。

そして、俺はぎりぎりで避けていたが破片で片足をやられた。

「足に傷があるのにこんな動きが出来たとはな…」

と驚きながらも再び剣を構えた。

鬼はニヤリと怪しく笑い、再び消えた。

ザクリ…

と今度は俺の剣が深く刺さった。

「二度も同じ手は食わない…」

と俺は剣を抜き一度、鞘におさめた。

「お前にいいものを見せてやる…瞬きもするなよ…」

と一気に剣を抜いた。

ススス…

と素早く剣が舞う…

そして、剣を鞘になおし、後ろを向き歩き出した。

「舞い散る桜の如く…散れ…『乱れ桜』」

と言うと鬼の身体中が切り刻まれ血飛沫が吹き出した…

その様子はまるで桜が舞い散っているような感じだった…

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