夢遥か
宇宙。
それは、一体どんなものなのだろう?
時間は、どこから始まり、空間の限界はどこにあるのだろう?
宇宙はどのようにして形成されているのだろう?
現在の物理学を考慮しながら、宇宙とはどういうものかを探求していきたいと思う。
ただし、内容の多くには想像や推測、または拡大解釈なども含まれているので、真実とは異なる部分があるかもしれないことは承知していただきたい。
春になれば花が咲き、秋になれば散ってゆく。
時は絶え間なく流れ、永遠を刻み、頭上の空間はどこまでも広がっている。
見上げる夜空に輝く星達。
そこには、どんなドラマが隠されているのだろう?
この安寧の地を離れ、延々と続く闇を越えたなら、そこには何があるのだろう?
この世のあり様は、霧の彼方に揺れ動く光の如く、その真理は確定できない。
その正体は、永遠に未知なるものなのか?
それとも・・・、
宇宙を想えば、人の儚さを知る。
宇宙を見つめれば、心の小ささを知る。
まるで、全てを押し包むように、冷たい空間は広がり、そのほんの僅かな領域だけが光に照らされた温もりのある世界である。
宇宙という広大な時空間に張り巡らせられた因果の糸は、全ての物質を網羅し、ぼくら生命体も因果の糸に絡めとられている。
遠く果てしない時間と遠く果てしない空間を隔てていても、因果の糸は時空を貫き結んでいる。
いや、時空どころではなく、きっと、幾重の宇宙をも貫き結んでいる。
時間と空間、そんな概念から旅立つことで、ぼくらは宇宙なるものの姿を見ることができる。
夢遥か。
どうせ、儚い命であるなら、宇宙がいかなるものかを探るもよろしかろう。




