本番までにすること②
大己の勉強部屋
大己と重吾が課題に取り組み始めて3日目になった
相も変わらず大己の前には資料が積んであるが、初日に比べると4分の1程度になっていた
木月「随分と勉強が捗りましたね。正直もう少しかかると思っていましたが…大己くん地頭はいいみたいですね。後はやる気の問題ですか」
大己「でもまだこの量が残ってると思うと…やる気でねぇ」
木月「それについてなんですがね…実は残りの資料は目を通すだけで実際にはあまり意味の無い資料なのですよ。」
大己「はぁ?何のためにそんな資料持ってきたんだよ!俺もう心折れるところだった…」
木月「なので座学はこれくらいにして、言葉遣いのお勉強を実践形式でやっていきましょう♪」
大己「何で木月さんそんなに声が弾んでんの?そんなに楽しみなの⁉︎」
木月はにっこり笑いながらお仕置用の棒を取り出した
木月「これ、いい音が鳴るんですよ♪」
大己「そうなんですね…逃げて良い?」
木月「ダメです♪今から敬語尊敬語など重役の前で言っては行けない言葉使いをすれば容赦なく叩いていきますね♪」
大己「わかりました!」バシッ!
木月「承知致しました。ですよ?」
大己「承知致しました!」
木月「では只今より、資料のテストを口頭にて開始致します。」
大己「承知致しました。よろしくお願いします!」バシッ!
木月「よろしくお願いいたします…ですよ?」
大己「失礼いたしました!宜しくお願いいたします!」
そうして地獄のマナーレッスンが幕を開けた
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基地内森
真嶋「3日でここまで成長するのは素晴らしいなぁ…」
そんな呟きを漏らす真嶋の前には課題とした岩を持ち上げた上で木をさらに3本持ち上げる重吾がいた
真嶋「そろそろお昼時だし休憩しないか?」
重吾「真嶋さん…、そうですね、お腹も空いたし午前中はこれくらいにしておきます。」
そう言いながら持ち上げたものをゆっくりと地面に下ろした
真嶋「しっかし俺が出した課題が3日で終わるとは…しかもそれ以上に育ててきてるしなぁ」
重吾「コツが掴めてきたのでどんどん進めたくなっちゃって…」
真嶋「それにしても、もう特訓の必要ないんだよなぁ…実践訓練って言ってもあんまし今と変わらんだろうし…」
重吾「それなら警護の時の立ち回りを」
真嶋「教えられんぞ?俺は順当な隊員みたく上がったわけじゃ無いからなぁ」
重吾「それって真嶋さんも木月さんから授業を受けた方が良いのでは?」
真嶋「バカ言うな!すでに一度受けてるから問題無い!あんな授業もう一回受けた日には失踪する自信があるわ!」
重吾「そんなにですか?そもそもそんな授業なら大己は大丈夫なんですかね?」
真嶋「人格変わってるかもなぁ…笑ってしばき倒してくる人間だしなぁ」
重吾「体罰なんじゃ…」
真嶋「体罰も良いところだ!あれが嫌で辞めた奴がいるくらいだからな!」
重吾「そ、そうなんですね…」
真嶋「そんなことは良いから午後からはヒメとの連携でも訓練すれば良いんじゃ無いか?自分が耐えられる速さも知っておいた方が良いだろうしな!」
重吾「そうですね、大己は心配ですがまずは自分に出来ることからですね!」
そうして能力向上訓練は一旦の終止符を打ち、連携訓練に入るのであった
2日連続で出せてちょっと嬉しいこの頃…




