大己の試練再び?
また遅くなりましたが完結までは書き続けますのでよろしくお願いいたします!
大己「なぁ、冴島のねぇーちゃん」
冴島「何すか?」
大己「何でまた森の中なんだ?」
冴島「それはクエイクゴリラの生息地だからじゃ無いっすか?」
大己「もう一つ質問なんだけどさ」
冴島「何すか?」
大己「俺ら2人とも方向音痴だよな?」
冴島「そうっすね、じゃ無いと今また遭難して無いっすからね」
クエイクゴリラの無力化に来た冴島と大己は前回に懲りずにまた盛大に迷子になっていた
大己「誰か一緒に行こうって言ったのに強行するからこうなるんだぞ?」
冴島「うぐぅ、悪かったっすよ!私だってめっちゃ後悔してるんすから!」
大己「そう思うならもうちょい慎重に行動してほしいわぁ」
リザードマン「ぐるぅ」
大己「そうだよなぁ、お前もそう思うよなぁ」
冴島「…」
リザードマン「…」
大己「…なに⁉︎」
冴島「何でいるっすか⁉︎」
2人が振り返ると冴島のテイムモンスターであるリザードマンが後ろに立っていた
大己「冴島のねぇちゃんのテイムモンスターの…」
冴島「クロウっす!」
クロウ「グァ〜」
冴島「何でそんなため息つくっすか!傷つくっす!」
大己「ねぇちゃん…クロウってカラスじゃね?」
冴島「立派な爪だからクロウっす!」
大己「爪ならクローじゃねえ?」
クロウ「グル!」
冴島「そんな!」
大己「もしかしていうこと聞かないのってこれじゃね?」
冴島「な!」
疑問だった事があっさりと解決し、崩れ落ちる冴島を他所に大己はクロウと話を進める
大己「なぁ、クロウってクエイクゴリラの居場所分かったりする?」
クロウ「グルァ!」
大己「おぉ!冴島のねぇちゃんよりやっぱり有能だな!」
クロウ「グルルゥ?」
大己「?」
冴島「何で嗅覚強化して匂いを追わないのかって言ってるっす…」
大己「…」
クロウ「グル?」
冴島「リザードマンでもわかる事が分からない私たちって…」
大己「言うな、もっと惨めになる…」
クロウの助言により探索が早くなった2人と1匹は30分後にクエイクゴリラの群と遭遇していた
大己「俺らの3時間って…」
冴島「まぁもしかしたら近づいてたのかもしれないっすから!」
大己「そうだな!」
クロウ「ぐるぅ〜」
冴島「ため息付くなっす!」
2人のポジティブシンキングを呆れているクロウだがそれを警戒しながら見ている2つの目があった
大己「流石に群れのボスは早いなぁ」
ゴリラ「ウホウ!」
クロウ「グラァウ」
冴島「えっと何しに来たって言ってるらしいっす」
大己「なら答えはこうだ!お前を仲間にしに来た!」
ゴリラ「ウホ?」
クロウ「グル」
冴島「それだけ?だって」
大己「ん?なんか思ってたのと違う…」
冴島「まぁ!仲間になってくれるなら良いじゃ無いっすか!」
ゴリラ「ウホウ、ウホホウホ」
クロウ「グルゥグラァ」
冴島「提案で、老いた自分じゃ無くて、生まれてすぐの奴に群れの外の世界を見せてやってくれって」
大己「良いのか?お前の大事な子供だろ?」
ゴリラ「ウホホウホ」
クロウ「グルゥラ」
冴島「その代わりに大きく立派になればこの群れに戻って来いってさ、無事に育てろって」
大己「分かった!お前の大事な子供、大切に育てさせてもらうぜ!」
そうしてクエイクゴリラのボスは大己達の腰ほどの大きさのゴリラを連れてきた
大己「お前が俺の相棒になってくれるやつか?」
クエイクゴリラ「くぅ!」
大己「よし!ならお前の名前はグラだ!」
グラ「くぅくぅ!」
そうしてあっさりと仲間に出来、出来るだけ周りに被害を出さないでほしい旨を伝えて大己の任務が終わったのだった
大己「なぁ、冴島のねぇちゃん」
冴島「何すか?」
大己「俺らって懲りねぇーよなぁ」
帰りにまた3時間かかった2人だった
2人の方向音痴は治りません!
方位磁針も役に立ちません!
もはや才能ですので…




