重吾の課題・2
重吾「所で真嶋さん、山頂って何メートル?」
真嶋「ん?約900メートル、1キロ弱だな!」
重吾「1…キロ…」
真嶋「まぁ標高だけ言えばな!実際はもっと歩くぞ?」
今回重吾と真嶋が上陸した南硫黄島は直径約2キロ、標高約916メートル、外周約7.5キロの円錐型の島であり、平均傾斜45度の島である。
山頂まで登ろうとすればプロでも4度の登山が必要になる程過酷な山である。
しかしこのご時世にそんな常識は通用しない
重吾「真嶋さん、飛んでいっちゃダメですか?」
真嶋「…生態系変えちゃいけないだろう!それに登山も楽しいぞ?ほら、あそこにも固有種植物が…」
重吾「実際はどうなんですか?」
真嶋「山登したい!」
重吾「じゃあ飛んでいきますね、真嶋さんは1人で歩いてきてください」
真嶋「酷くない?俺も乗せてくれよ!」
そう言ってあったり根を上げる辺り真嶋の本性が見え隠れしているとかしていないとか…
真嶋「しかし飛んでいくにしてもホワイトカームやソニックスワローに襲撃されないか?」
重吾「…人を襲ったことはないんですよね?なら大丈夫じゃないですか?」
真嶋「しかし縄張り意識が強ければその限りではないだろう、一応気を付けてな!」
重吾「まぁ真嶋さんがいれば大丈夫ですよね」
真嶋「それは無理だ」
そんな重吾の安心を真嶋はあっさりと崩す一言を言い放つ
真嶋「俺が音を頼りに襲撃を予測しているのは知っているよな?」
重吾「はい、聴覚由来の能力ですもんね」
真嶋「そうだ、そして今回のソニックスワロー…」
重吾「…ソニック…音速ですね」
真嶋「そう、ソニックスワローは音速で動く、そして音速よりはなく動かれれば俺に音が伝わる前に攻撃されるんだよ」
実際のところソニックスワローの最高速度を割り出せていない為、最高でどれだけ早く飛べるかは未知数である。
しかし音速で飛べる事だけは分かっている為真嶋にとっては天敵とも言える生物なのである。
真嶋「まぁ頑張ってソニックスワローを捕まえてくれ!」
重吾「他人事ですね!」
そして不安が残る中ゆっくりと重吾は飛行を開始する
そして5分ほど飛んで三分の一ほど来たが通常生物所か魔物にも襲われる気配が無くかなり安心した2人
重吾「襲ってくるかもって不安は杞憂で終わりそうですね…」
真嶋「だなぁ!」
重吾「一度遠目に山頂を確認しようと思います」
真嶋「おう!好きにすると良い!偵察は基本だしな!」
そして山頂まで後少しの所でソニックスワローが姿を現し始めた
ホワイトカームが腹が白、頭部から肩までが黒で背が灰色
それに対してソニックスワローは全身黒で羽根には白の線が一本斜めに入っており、羽の中程にV字の切れ込みが入っていた
重吾「確かにソニックスワローの方が少し小さめですけど大きいのに変わりはありませんね…」
真嶋「そうだな!まぁホワイトカームが羽を広げて8メートル程なのに対してソニックスワローは羽を広げて5メートル程だからな!」
重吾「山頂にいるやつはどう見てももっとデカいんですけど?」
真嶋「そうだな!羽広げたら10メートルはありそうだな!」
山頂には座った状態でも3〜4メートルはあろうかと言う程のソニックスワローだった
真嶋「鳥にリーダーやボスがいる事は少ないんだがなぁ…」
重吾「明らかにボスですね…」
そして2人は一度麓に降りるのだった
実際に硫黄島に入るには1週間程は種子性の植物を食べてはいけないだとか、海水で消毒しなければいけないとか船を付けてはいけないとかかなり厳しい条件があるそうです!
火山島なので入ることも危ないですし行く機会は無いと思いますけどね…
固有生物とかもいるので行けたら楽しそうですね!
ではまた!




