帰り道
基地からの帰り、なんとか復旧して動き始めた交通機関で重吾と大己が今後の話をしていた
重吾「大己は今回の任務どう思う?」
大己「へ?別になんとも」
重吾「だよな…」
大己「でも俺護衛とか警備とかやった事ないぞ」
重吾「それは俺も同じだよ」
いかに2人が能力を変革初期から使えるといえど所詮は高校生、まだまだ子供に毛が生えたようなもので責任が重すぎるとも感じていた
重吾「取り敢えずは智華に説明をして会談直前まで学校でも警護の練習をしよう」
大己「だな!あいつなら色々知ってるだろうしな!」
重吾「話は変わるけど最近街では魔物は見なくなってきたな」
大己「そりゃそうだろ、わざわざ敵地のど真ん中に居続けるなんて俺でもしないぞ?」
馬鹿だが野生的感が強い大己からの真っ当な返しに驚きつつ話を続ける
重吾「そうだけど、知能の低い魔物に関してはその限りじゃないだろ?」
大己「ゴブリンとか?」
重吾「ゴブリンはバカだけど知能はある、人目を避けるだろ。例えば脳の無さそうなスライムとか、低級とされる虫系は知能が低そうだろ?」
大己「スライムとか出たら町中パニックだわ!」
スライムは重吾にとっては簡単に倒せる魔物の代表(一番初めに倒した)だが、触れれば溶かされ溶かされずとも攻撃がほぼ通らない、動きは遅いが音を立てない移動方法の為気づくと攻撃を喰らっている事も多い
重吾「下水道とか調べたら結構いそうだけどなぁ」
大己「…確かに、今度真嶋さんに話してみるか!」
知らぬ所で悩みの種が増えた事を真嶋は未だ知らない
大己「じゃあ学校で智華を護衛して練習するって事で!」
重吾「唐突だなぁ、分かったよ」
そして先に最寄りのバス停に着いた大己が降りた
重吾「明日からまた1週間が始まるなぁ、面倒くさいなぁ」
サノト「だねぇ、所でこの辺りって魔物いないかなぁ?」
重吾「へ?あ、え⁉︎」
サノト「いやぁ、ここの近くに住んでるっぽいし、魔物居そうな場所知らないかなと」
重吾「知らない…ですけど、なんでですか?」
サノト「観察するのが好きなんだよ」
重吾「変わってますね…」
サノト「そうかなぁ、僕の周りは変わり者が多すぎて感覚が麻痺してるのかも」
そう言って愉快そうに笑う怪しい人
身の危険を感じた重吾は最寄では無いが早々に降りようと思案する
重吾「あ、次で降りるので」
サノト「そっか、残念だなぁ…また会えると良いね!重吾くん」
重吾「えっ!」
サノト「え?違った?君の友達が呼んでたから」
重吾「そうですけど…」
サノト「あ、着いたよ?」
重吾「え?あ…はい、ありがとうございます」
サノト「またね!」
怪しい人と別れ重吾も家へ帰った
時間が無いのでこれにて!




