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世界は角も美しい  作者: 夢羊
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後処理とお迎え

真嶋「…そして移送後慎重に調べた結果生態、食性は基となったであろうワニと変わりませんでした。」

城野司令「…生態と食性は…か…」

真嶋「はい、体内の構造は著しく変化しており、消化器系に至っては胃の先が毛細血管のように全身に広がっており生物としての範疇を超えているかと…」

霧島「はっきり言って異常」

城野司令「意思疎通は?」

真嶋「検証段階ではありますが、言語聞き取りについては1〜2歳ほど、何か言っているのはわかる程度かと」

城野司令「鍛えれば知能も上がりそう…か。かなり厄介になるな」

真嶋「現在は使役できないかの実験中です。概ね順調です…何故か冴島が乗り気で主導している点を除けばですが…」

霧島「厄介」

城野司令「まぁ元がファンタジー好きだからな、結果さえ出せれば何も言わんよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学校


重吾「1〜2週間は検証のために休みって」

大己「良いじゃん!遊び放題!」

智華「その遊ぶ場所がまだ建て直し中だけどね…」

大己「でも半年過ぎてるしそろそろ建て直せるんじゃねぇ?」

智華「バカじゃ無いの?立て直すにしても1から建てるしにても4、5年はかかるでしょ?」

重吾「今は能力者もいるし早くはなるとは思うけど…それでも2年?くらいはかかるんじゃないかなw」

大己「マジで⁉︎」

智華「アンタどれだけ無知なのよ」

大己「まぁもう直ぐ1週間経つし連絡くるんじゃね?」

冴島「そうっすねぇ〜」

智華「いつの間に…」

冴島「今の間に?」

大己「冴島のねぇーちゃんなんか用?」

冴島「酷くない⁉︎伝言伝えるのに来たのに酷くない⁉︎」

重吾「ポジション的に仕方ないかな…」


いつの間にか会話に参加していた冴島を軽く弄っているが、気配を悟られずに近づいた冴島に少し敬意を持った三人


実際の所、冴島は毎日重吾と大己とは比にならない量の訓練をしている為、最初の頃より数段能力が上がっていた


智華「それで?何か用事があったんじゃ無いの?」

冴島「あ!そーだった!リザードマンの調査がだいぶ進んだから学校終わったら基地まで来て欲しいらしい!」

智華「あんた…結構重要な話じゃない!私一応部外者何だから私の居ない所で話しなさいよ!」

冴島「ひぇ〜!!ちゃんと智華ちゃんにも来るように言ってって言われたんすよぉ〜!」

智華「それなら先に言いなさいよ!」

重吾「まぁまぁ、その辺で良いんじゃない?」

大己「何が分かったんだろうな!楽しみだよ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後


智華「冴島って免許持ってるの?」

冴島「ん?どうしてっすか?」

重吾「確かに俺ら基地に行く時車でしか行った事ない…」

大己「俺は一回走って行ったぞ!」

冴島「緊急辞退でしたもんねぇ」

智華「で?もしかして歩いて行くの?」

冴島「ちゃんとヘリを用意してるっす!」

智華「…」

重吾「…」

大己「…」

冴島「ちゃんと運転できますから!」

大己「なぁ、何気にハイスペックなの辞めてくんない?」

智華「反応しずらい…」

重吾「ごめん、右に同じく…」

冴島「ハイスペで怒られるなんて初めてっすよ…」


何気に冴島はハイスペックであり、引きこもらなければ一流企業にトップで入社出来るほど優秀である


しかしながら元引きこもりで下に見られやすい言動と行動、容姿はそこそこなのにポンコツな為ハイスペックなのにも関わらず残念な人に見えてしまっている


冴島「とりあえず乗って欲しいっす!」

智華「墜落…」

冴島「しないっす!筆記実技共に満点なんすから信用して下さい!」

重吾「墜落しそうになったら俺が何とかするよ…」

冴島「結局信用されてねぇーーー!!!」


そう言いつつヘリコプターに乗り込み4人は基地へと向かった

思いの外多くの人に読んでいただいて驚いている今日この頃です。


最近遅めの五月病に悩まされている夢羊ですが皆さん如何ですか?

無理せず自分のペースで頑張ってくださいね!


これからも宜しくお願いします。

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