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僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
番外編・とある少年のコッソリと剣の特訓…
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番外編・とある少年のコッソリと剣の特訓と幼き思い出14

 次の悩んだ僕は…冒険者ギルドに…


※ルクス視点※

 次の日…


 馬小屋の使い慣れた備品が無くなって、ルクスの熱狂的なファンらしき人が新しい物に交換してくれて、嬉しいけど悪い気がして僕は冒険者ギルドの稼いだお金で自分で買う事にしたが、何故か昨夜の出来事は僕と小竜は覚えてお風呂のあたりから記憶が無かった。


 最後に誰かにあった気がするが覚えて無かった。


 珍しくイジメてくる貴族達は何故か今日は誰も居なかった。


 ルクスは子供用の革鎧をつけて、右側の腰に小さな白い剣を装備して、


「キュー[ご主人様人、大勢いる所だと喋っちゃダメ?]」

「うん、喋っちゃダメだよ。」

「喋っちゃ他の人が、珍しい剣だから持ってちゃうからね。」

「キュー[ご主人様と離のは嫌なの……黙ってるもん!]」


 人の居ない道で剣に訊かれて、僕が言うと小声になってショックを受けて黙んました。


 冒険者ギルドに着くと受付では、ルクスは受付に向かいた人は黄色い髪のお姉さんが、


「すいません。冒険者の登録をお願いします。」

「ボクは何歳?」

「3歳です。」

「あ、やっぱり大人じゃないとだめですか?」

「子供はダメですか?」


 確認の為に訊かれて、僕は指を3本立てて答えると、無理かなと不安だったが受付はお姉さんは微笑んで、


「年齢は問題ないわ♪」

「とうギルドはやる気がある者なら、何歳でも登録は可能よ。」

「ただし、危ないから6歳以下は魔物の討伐は危険だからダメよ♪危険だから♪」

「わかりました。」

「依頼して安全にこなして、ちゃんと忘れずにギルド報告して、依頼は達成するまで大事ですよ♪」

「はい」

「じゃ、登録に…行ってくるわ♪」

「少しだけ待っててね♪」


 笑顔で僕は返事をして名前とスキルは無しと書いて、受付の人は鑑定スキルを持ってたらしく、スムーズに進みルクスが嘘は無い事を確認して、微笑んで奥の部屋で登録に向かった。


 登録を待っているとギルドの中に有る宿酒場の方を見て何やら酒場で、


「ちょっと、難度の有る依頼が良いとか言い出して、ゴブリン・キングの目玉の回収の依頼を放置して、勝手にアヴォさんサボって、お酒を飲んで困りますよ!」

「この美味い酒の誘惑には勝てん!」

「そんなのサボる言い訳でしょう!」

「俺は全然悪くないぞ!」

「寧ろ俺に謝罪しろ!『仕事前のご褒美を害してごめんなさい。お詫びに酒樽3つ献上します』だ!」


 酒場の方のテーブルではお酒を飲んてる魔法使いが、紫色の髪の眼鏡の受付の人に真っ赤な顔で怒られていた。


「も~!頭にきたので…」

「アヴォさんのギルドランクFランクに降格しておきます!」

「よ、4ランク降格!?」

「ちょっと待て!?考え直せ!」

「知りません!」


 慌てて魔法使いの冒険者のアヴォは立ち上がりガックリしてギルド人は怒った顔で受付の裏に行った。


 周りを人達はボソボソ話していた。


「アヴォさん…かわいそうに…」

「大家さんは冒険者の同期のアヴォさんに甘いわよ!」

「あんなの自業自得よ!」

「そうだ!」

「酒の誘惑負け奴が全ての悪で悪い奴だ!」

「酒を飲む奴は全て敵だ!」


 近くにいた戦士のアームが憐れむ口調で言うと、その仲間のローブ姿の猫耳のしのぶは呆れた顔で、分厚い重装備を着たエレンは当たり前の顔で腕を組んでが喋っていた。


 しのぶは呆れた口調で、


「じゃ、エレンもお酒は禁止ね!」

「えー!」

「な……な…ぜだ!?」


 驚きあり得ない顔をしてエレンは言うと、


「人の事を言う前にエレンは自分どうなのよ?」

「お、俺は良いんだよー!」

「いや、駄目だろう!」

「お酒を飲むが全て悪で悪い奴で敵なら、エレンは今後は二度と飲むなよ!」

「そうよ!」

「男が言った事に責任を取りなさい!」


 ジト目でアームも参加してしのぶの言葉に、ショックを受けて重装備のエレンは凄い音と共にバタリと倒れた。


「あ、そろそろ向こうの世界に帰るか?」

「そうね♪」

「早めに帰れば明日は換金も出来るし♪」


 腕時計を見てアームとしのぶはギルドを出た。


「そ〜ん〜な〜!!酒〜〜〜〜!!」

「降格………ヤバい………」


 再起不能のエレンはこの世の終わりみたいな顔で魂が抜けて真っ白になり、ショックな顔のアヴォは泣け叫んでお酒を飲み始めた。


「くそー!」

「やけ酒を飲んで忘れるか!」

「アヴォさん…俺にも燃料[お酒]をください?」


 倒れてエレンがゆっくりとアヴォを涙目で見た。


「お前、俺の事を散々言ってだろ!」

「そこを何とか?」

「だが、断る!」

「そこは何とか?」

「知るか!断る!」


 さっきのエレンの言葉をしっかりと聞いて、アヴォは断り→エレンは涙目で頼んでの無限ループ状態だった事に、集まった周りは大笑いしていた。


 なんか、大変だな………


 さっきの受付の人が戻ってきて、


「はい、これ♪」

「初心者のルクス君はGランクからね♪頑張ってね♪」

「ありがとうございます。」


 冒険者カードを受け取った。


 入り口から受付の方に数名の黒いローブを着た人達がルクスに気づき後ろ声をかけて、


「あら?」

「ボウヤも冒険者?」

「はい…本日から登録した新人です♪」


 声をかけられて、少し緊張した感じに返事をした。


 チラと見た感じは声や胸の膨らみから女の人なのは分り、ローブを止めてるところの胸元に黒い百合の花のアクセサリーがついていた。


 周りも冒険者達は集まりガヤガヤと騒いだ。


「おい、あれ!」

黒百合くろゆりのメンバーだぜ!」

「マジー!あの噂!?」

「何処かの姫様が集めた冒険者パーティーか!」

「あの人種を問わないSSSランクの世界に各支部がある女だけの花園の冒険者パーティーか!」

「だが、それよりもあの子供と入れ替わりたい!」

「クソー!」

「あの子供が羨ましい!」

「確かに…!」

「そこ、変われよ!」


 男達はルクスに嫉妬の視線を向けて僕は頬を搔きながら苦笑いした。


 一番身長が低くて白銀の髪の女の子がルクスを見て微笑んで手を出して、


「新人のアナタに冒険者のとして、これからの戦い方を教えて差し上げましょうか?」

「いいえ、結構です♪」


 あっさりと僕は微笑で断り周りから[嘘だろう!]、[もったねな!]、[オレなら直ぐにオッケーだ♪]、[ありえねだろ!]、[そこは受けるだろう!]とか声が聞こえた。


「………どうして?」


 断られるのは予想外だったらしく、少しだけに無言になって女の子は訊いてきた。


「貴女のような綺麗な魔界の王家ぽい方のお誘いは、魅力的で大変に嬉しいですが、何よりも先程から色々と小細工をしてる方とは、僕は仲間として認めなし貴女とは手を組めないからです♪」

「!?」

「ほう♪」

「帝国人としては坊やは有望で見込みが有りますね♪」

「色々と気づいてね。」

「へぇ~、面白いじゃん♪」

「骨があるね♪」


 微笑で僕が言うと女の子は驚き目を開き、周りのローブの人達が意味を察し興味深かそうにルクスを見ていた。


 因みに周りの冒険者達は、この意味が理解が出来なくて、全員が頭で『?』を思い浮かべて悩んだ。


「今日は登録だけに来たので失礼します♪」


 僕はお辞儀して入口に走って出ていった。


「今の方は、名前は何と?」


 呆気に取られて、慌てて女の子は受付の人に聞くと、


「今日から冒険者の登録をしたルクス君ね♪」

「ありがとうございます♪」


 教えてくれて女の子は嬉しそうな顔をした。


 小声で女の子は言うと、


「あの方の後を追いかけて居場を探してくださいな!」

「副団長、了解じゃん♪」

「絶対に攻撃はダメですよ!」

「は、はい!!」


 お尻に犬の尻尾が有るローブの1人が入口に向かった。


[やっと、わたくしはやっと見つけた♪]


「おやおや、上機嫌ですね♪」


 さっきの黄色い髪の受付のお姉さんは微笑み声をかけた。


「お話は後にしましょう♪」

「まずは、ゴミ掃除してからですわね♪」


 黒いローブの女の子は微笑んで冒険者達の方に歩いてきた。


「こっちに来たぞ!」

「何だか?」

「デートかな?」


 冒険者達は不思議な顔になった。


 悲しそうな顔でウルウルして女の子はエレンを指して、


わたくしあの方が不憫でなりませんので、皆様のお力で助けてください♪」

「可憐だ♡」

「カワイイ♡」

「俺の嫁だ♡」

「俺と付き合ってください♡」


 その言葉に男女問わずに冒険者達は目が♡とになってメロメロになった。


「あの倒れる方に、死ぬ程の強引にお酒を飲ましてくださいな。」

「俺に任せろ♪」

「おい、抜け駆けするな!」


 既につまらない視線で棒読みの女の子が言ってるが、そんなのお構いなく近くの男性が酒場に走って、他の冒険者達も後に続き、倒れる重装備のエレンに乗っかり強引にお酒を飲ませ、エレンは息継ぎをしようとしてもドンドンと強引に酒を飲まされジタバタした。


「皆からタダお酒を恵んで貰って良いな♪」


 羨ましそうにアヴォはエレンを見ていた。


 黒いローブの女の子は微笑んだ顔で、


「これで、ギルドの方も多少は儲かるはずですわ♪」

「3倍の額でのご協力ありがとうございます♪」


 最初は微笑んだ顔で黄色い髪の受付のお姉さんはお辞儀した。


「相変わらず…副団長の『魅了の魔眼』は凄ですね。」

「皆さんイチコロですね。」

「まさに魅了の一撃」


 周りの黒いローブの人達は見慣れてるので驚きはしなかった。


 黒いローブの女の子は微笑んで、


「ところで…受付のお姉さん、いえ…ギルマスさん♪」


 今度は黄色い髪のお姉さんは困った顔で、


「あまり、言わないでくださいね。人前でそれは無しですよ。」

「『魅了の魔眼』はルクス様には効かなかったですが住まい分かりますか?」


 訊かれて難しい顔で黄色い髪のお姉さんは、


「残念だけど、あの子はちょっと特殊な子よ。」

「会うの良いけど、母親がねえ………難ありよ。」

「え、難あり?」

「言っておきますが、あの子には何も罪はないけどね。生まれた場所が悪かった。」

「特殊なんですか?」

「これよ。」


 黄色い髪のお姉さんは、頭を書いて2枚の紙を渡して、


「ここは……え!」


 その場所を知り女の子は驚きの顔になった。


※※※


※報告書※


 (1枚目)


 この町の領主の伯爵はギルド関係は不仲で、貴族達も面倒な事になっており、その子供ルクスも屋敷に一切入れて貰えずに馬小屋で私生活をしている。


 その子供も芝居の可能性も有るから、2枚目のページ内容とする。


 (2枚目)


 黒百合とこの町の貴族は度々問題になっており、領主の関係は派閥にには黒百合のメンバーは近寄るな!


 今回は任務だけを最優先する事が大事!


 黒百合団長:クロエ 


続く


 

また一波乱の予感?


時間を作って読んでくださりありがとうございます。


また読んでくださりますと幸いです。


ブクマ&評価をもらえたら幸いです。

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 いつも時間を読んでくださりありがとうございます。  また読んでくださりますと幸いです。  ブクマ&評価をしてくださりますと幸いです。
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