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僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
第0章・皆と一緒に……
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選択1.リィーンと寝る

 僕の選んだ相手は…


※ルクス視点※

 誰と寝ると考えたが僕は、


「リィーンと寝るよ」

「!」


 決断した僕は色々と聞きた事もあった。


 リィーンは勝利の微笑み浮かべて、


「ルクス様、(わたくし)は喜んでお付き合いします♪」

「むむー、これは予想外…」


 残念そうな顔でシュイなった。


 小さなドラゴンのレナちゃんはパタパタ飛びながら、ルルお姉ちゃんとシュイとリィーンの胸を見て息を吐いた。


「キュー[はぁ、腹黒いルルさんよりマシよね。]」

「それは、なんですかー!!?」

「ガウ[?]」

「ん?」


 直ぐにルルお姉ちゃんからツッコミが入って、黒い子犬のレイジ君と僕は不思議な顔になってお互い顔を見た。


「あの…出来れば個室のベットで、一緒に寝たいけど?」

「個室ですか?」

「だめ?」

「問題ありませんよ♪」

「はい♪」

「末長く一緒に寝ましょう♪」


 頬をかき僕の提案にリィーンはハイテーションでガッツポーズして勝ち組の笑顔で、ルクスの背中を押して部屋の奥の部屋の個室ベットが有りそちらに移動した。


「むむー!」


 その後ろ姿を見ていたシュイは手に握り拳を作って、凄く悔しいそうに苦虫を100匹ほど噛んだ顔をした。


 パタパタと飛んでるレナにルルお姉ちゃんが近づいて、


「さっきの意味は何ですか?」

「キュー[ルルさんはルクス君に対して、どんな手でも強引に誘惑してきそうだもん!]」

「ガウ[なるほどな]」


 訊かれてレナちゃんが言い切るとレイジ君も納得した。


 恥ずかしそうに真っ赤な顔でルルお姉ちゃんは、


「ちょ……!!」

「確かにルクス君は…天使のようにかわいいし見てて、たまに心配になる面もあるし、(わたし)の母性を惹かれるからって、ルクス君の初めてをこっそりと寝てから優しく…おいしく食べて、(わたし)が大人の階段を教えて…濃厚で激しく事を…あ!!」


 独り言をベラベラと喋り気づくと周りはどん引きした顔で見ていた。


 真っ赤な顔でレナちゃんは


「キュー[やっぱり!? 極悪淫魔のルルさんはルクス君を襲う気だったんだ!!]」

「ガウ[うわ! マジかよー!]」

「キュー[最低よ!]」

「ガウ[同じ村に住む優しいお姉ちゃんとして、見てたけど…今の発言は流石に見損なったぞ!]」

「ま、待ってー!!」

「これは…その違うのよ!」


 慌てて否定しても既に遅かった。


「詳しく教えて?」

「ギャァァァー!」


 後ろから冷たい視線でシュイがルルお姉ちゃんに聞いて頭をガシと左手で掴まれて、ルルお姉ちゃんは騒ぎながらジタバタした。


「アイアンクローで頭は掴まないでー!」

「黙れ! この雌豚!」

「そこは痛いから…頭に指が刺さる止めてー!!!!!?」

「貴女には慈悲がないほどの再教育な指導が念入りに必要!」


 目が釣り上がったシュイと入口のドアから出で行って、バシバシと鞭の音が聞こえた。


「キュー[とんでも無い事になったわね?]」

「ガウ[そうなだな。]」


 ちょっと驚いた顔でレナちゃんは飛ぶの止めてベットに着陸して、レイジ君もベットに飛び乗った。


 黒い子犬のレイジ君は前足で、小さなドラゴンのレナちゃんの背中を軽く叩いて、


「ガウ[…まぁ、頑張れよ…。]」

「キュー[え?]」

「ガウ[ラ《・》()()()は多いが、幼馴染として最後まで応援してやるよ♪]」

「キュー[えー!!]」


 レナちゃんは恥ずかしそうにした。


※※※


※個室※


 奥のベットの上でリィーンは自分と、寝たい言われご機嫌でルクスの前で正座していた。


「話したい事とは何でしょうか?」

「幾つもあるんだけど?」

「でしたら、ルクス様、少しだけ待って下さい♪」


 微笑みリィーンは懐から白い懐中時計を出して開いたら、周りの背景が灰色になった。


「これは!?」

「全ての時間を止める魔法ですよ♪」


 驚きの顔で辺りを見渡しているルクスはリィーンに説明された。


「そんな…魔法があるだ…なるほど。」

「ここでお話した方がルクス様の睡眠が減ることはありませんので、どうぞご安心して下さい♪」


 僕の目線に合わせてリィーンは微笑んだ。


「じゃ、聖魔とは何?」

「既にルクス様はこの施設の古狸の豚ヤローに説明をアされたと思いますが……少し違います。」


 頬をかきながら僕は訊くと『古狸の豚ヤロー』リィーンの口調の時はまるでゴミを見下ろすように冷たかった…まるでどっかのクラブで働き鞭を持ってドSで罵られてる感じだったが、あとは普通に戻って内心でルクスはホッとした。


「それは……」


 リィーンは説明を初めガルンが言ってた、『魔の因子』は魔物の好む力ではなく、正確には過去の古代人が女神を殺して、自分達が我欲で神にならんと闇に満ちた魔力で、本来なら人間が耐えきるのは4[魔物に変化しない]:6[魔物に変化する]かの確率だが、ルクス達の村の子供達[16歳以下]は全員が何の変化も無い事で、ガルンがこの村を目をつけた理由の1つだった。


 『聖の因子』とは古代人に殺された古の女神であり、その女神の魔力だが、ガルンは『聖の因子』を女神のモノだと言った理由はその方が響きが良かったらしい事だ。


 因みにリィーンがルクスに精神干渉出来たのは…同じ女神の遺伝子と魔力が、一時的に精神干渉を可能した事を教えてくれた。


 レナちゃんとレイジ君もルルお姉お姉ちゃんに精神干渉をしたのはリィーンだった魔族だと知られるとガルンが人体実験をするので、知性が無い魔物フリをするようにと伝えた事も教えて、ルクスといずれ会わせる事を約束して、ルクスの前で3匹の魔物を演じたのだった。


 魔物はガルンは見下して人体実験には…全く興味が無かった。


「リィーン()()、友達と助けてくれてありがとう。」

「……」


 ニッコリと僕は感謝すると、


「感謝は嬉しいですが、ルクス様……」

「え?」


 静かにリィーンが僕を睨んできた。


わたくしは呼び捨ての事を言いましたよね?」

「…あ」


 迂闊にも口を滑らせて言ってしまった事に、今になって僕は気づくと僕は身体が動けなくった。


「どうやらお仕置きですが、タップリ必要ですね♪」


 目はニッコリしてるけど口は笑ってなかった事に怖かった。


 僕の時間を止められリィーンに僕はベットで素早く星の絵柄のパジャマを着替えて寝かせられて、その僕の寝て上に顔合わせでリィーンが一方的に微笑んだ顔で、可愛らしい兎のパジャマで頭には耳がついておりたまにピコピコと動いて可愛かった。


 微笑んだ顔でリィーンは上から僕を抱き合う形でお互い時間も止めた。


「止めて!」

「何もしませんよ♪」

「とりあえずは時間を止めたままで1週間ほどこのままです♪」

「えーー!」


 1週間僕は中々寝つけてリィーンは上に乗って抱き布団にされた。


 部屋を出る前にもう1人のホムンクルスの聞いて『凄く気が難し』しか教えてくれなかった。


 部屋を出るとルクスの様子に気づいて、


「キュー[ルクス君、おはよう。あれ? どうしたの?]」

「ガウ[なんか、やつれてるぞ?]」

「ルクス様は…みんなと一緒に居て嬉しくて、中々眠れなかったそうです♪」


 横からリィーンが言うと


「う、うん」


 流石にどんな事をされたかは、皆には言えないので頷いた。


「あれ?」

「ルルお姉ちゃんは?」


 この部屋にルルお姉ちゃんが居ない事に気がづいた。


「キュー[ルルさん、ルクス君の初めてをこっそり奪って、大人の階段を踏ませる予定だったのよ!]」

「ガウ[部屋の外でシュイさんに、お仕置きれるぞ…]」

「聞き捨てなりませんね。加勢してきます。」


 それをリィーンは聞くと部屋から出ていた。


END


※※※


オマケ・[天才的な料理革命]


 天才的な僕は料理を作るのが好きな10歳の男の子で、全国20000人(自称)は舌を満足させて、その天才的な僕は今日は未来の愛する奥さんになる天空時ユエさんに手料理を振る舞おうとしていた。


「何を作ろうかな?」

「とりあえずは目についたものを入れてみるかな♪」


 鍋に金魚を煮込み→クリームシチューの元をいきなり全部箱ごと入れ→人参を切らすに何本も入れ→コーヒー[瓶ごと]→お風呂から入浴剤(薔薇の匂い)→帰りに見つけた近所おばさんの忘れ物の荷物→棚や倉庫にあった適当に入れ→冷蔵庫食材も選別して適当に入れて天才的に完成した…まさに革命な料理だ。


「流石…天才的な僕だな♪」

「量が増えてきっと喜ぶかな♪」


 何の疑いなく自慢げに、天才的な僕は完成度の高い料理だと確信して疑わなかった。


「あー!」

「最後に…決め手の隠し味を入れて完成だ♪」


 因みに色は変な匂いと色々な色が混じっていたが、天空時ユエさんに家に持っていくで途中でアクシデントが起こった。


「あ!!?」


 この天才的な僕のあるまじき失態で躓いて転び下を走る貨物電車の荷台の上に料理の鍋が[バシャ]とかかり、ユエさんに料理を持ってくのは諦めるしか無かった。


 その夜…


 テレビをつけたら、


『本日、貨物電車の荷台の上に高濃度の汚染物が付着してるのが見つかり、荷台の中身の美術品にも深刻な影響が出たそうです。』

『そして…盗まれと思われる私物が汚染物の中から見つかり、何かの意図的な関連があると見方で現在捜査中です。』


 最近出てきた新人のアナウンサーのサロメが言うと天才的な僕は考えこんで、


「世の中には凄い悪い奴がいるだな。」


 明日の学校の支度をするためにテレビを消した。


END

時間を作って読んでくださりありがとうございます。


また読んでくださりますと幸いです。


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