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僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
特別番外編・竹取の3匹の子豚『前編』
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特別番外編・竹取の3匹の子豚《改編》45

 予想外のるみ子殿の怖いオーラを出されて、わたしは何も言えなくなり…


※1号視点※

 さっきよりもドス黒いオーラをユラユラと出してるみ子殿は、わたしを見ていた。


「オーナーに何が有ったッスか?」

「…………」


 オーラに押し負けてわたしは答えれないで居ると、手足が凍りついて13号殿の上で腰をかけてる15号殿は囁いた。


「この馬鹿が彼にオナラをかけた」

「!」


 気絶をしたままの観察者ヒカリ殿以外のわたしを含めた全員が驚きの顔で、15号殿に視線を向けた。


「なるほど…………」

「万死以上の重罪ッスね。絶対に許さないッス……」

「い、痛いいいい!?」


 るみ子殿は直ぐに殺気混じりで目をとがらせて、13号殿の頭を引っ張って、周りにミシミシと変な音が聞こえていた。


「あああああああああああああーーー」

「オーナーを汚した罪は許さないッス!」


 発狂する中で凍りついた腕と頭を持ち上げらて、身体に限界きてブチブチと13号殿の腕の辺りからポタポタと血が垂れていた。


 この状況にわたしは、


 これは…


 まずいですね!

 直ぐに止めないと………!?


 動こうとしたら15号殿に睨まれた。


『これは…コイツの罪だから…………死あるのみ』

『ヒカリを汚した罪は、ヒカリが許しても絶対にわたしは許さないし、無罪も無い!』


 すごく冷え切った口調で念話で言われて、理解したあの場では観察者殿に合わしたけど、15号殿の本心は全く赦していなかった。


 愚行を行いわたしも怒っていたが、目の前で仲間の痛がる姿を見て、


『……先程、観察者殿は許してます!』

『これ以上は不要だと判断します!』

『認めない!』


 必死で訴えたが全く聞き入れてもらえずいた。


 チラリと0号殿を見て、


『はっ!』

『そうだ! 0号殿もやめるように、直ぐに指示してください!』


 直ぐに辞めるに念話したら、


『嫌ですわ!』

『は?』


 意味が理解が出来ず、わたしにはわからなかった。


『これは…ヒカリさんの身内の判断だから、ここではるみ子さんにい権限が有るし、わたくしはヒカリさんが許しても本当は許したくありませんわ!』


 0号殿も全く許していなかった。


 当然の念話で妹殿と4号殿も頷いて、


『お姉様の意見は、同意デスわね!』

『当然です!』

『…………』


 ずっと下を向いたままで3号殿は無言で関わらないようにしていた。


『3号、止めれば貴女を殺します!』

『素直してれば…』


 0号殿に脅されて、助けたいが分が悪く手を出さなかった。


 そして、非戦闘員のわたしでは、絶対に止める事が出来ず、わたしは苦しんでる13号殿を見た。


 血を噴き出して苦しんていた。


 無理を承知でリーナ殿達を見た。


 助けを求める為に、


『なるほど』


 そこにリーナさんは状況を理解したらしく、


『あらあら……彼に汚染させるなんて』

『オナラをかけたなら、許しがたいしとめる気は無いわよ。』

わたしも同意ですね。』

『今回は貴女の味方には無られません!』


 無表情でメイドとダーチェリー殿も関わる気が無かった。


「……あ……………あ…………」

 

 更に悪い音が聞こえて虫の息の状況になっていた。


 このままじゃ…ダメです!


 行くしか無いか……………


 正直に非戦闘員のわたしにはここで見捨てれば、きっと観察者殿を悲しませるかもせれませんね。


 ラビット族の一撃で最悪は、煉獄に行くかもしれませんね……


 ダメ元で死ぬかもしれないけど、わたしは1人で止めに入ろうとした。


 そこに…


「これは……何をしてるですか?」


 凛とした声が響きた。


「!?」


 慌てて全員が声の方を見た。


 いつの間にか観察者殿はわたしの近くにいた。


 かなり動揺してるみ子殿は、


「オーナー!?」

「これは…………」


 真剣な顔で観察者殿は、


「これはるみ子さんにお願いじゃく無くて、僕は貴女に命令をします!」

「これ以上は僕の過去を掘り下げないで下さい!」

「そして……誰も僕のことで、つまらない。殺そうとしないでください。」


 そのままるみ子殿を抱きして、0号殿は驚愕した顔になって、


「えー!?」


 子供見たに頰を膨らませて、プイとよそを向いて羨まししい顔した。


[ヒカリさんからのハグですわ!]

[コレはズルいですわ!]


 悲しそうな口調で観察者殿は、


「もしも……るみ子さんをまだ好きままでいさせてください…」

「……え!」


 これにはるみ子殿は不意打ちで、湯気が出て真っ赤な顔になった。


「どうか、お願いします」

「……本当…オーナーはズルい人ッスね。そんな言い方されたら、わたしが絶対に断れないじゃ無いッスか………」


 殺気すら無くなって、13号を持ってた手を放して力無く落ちて、るみ子殿は苦笑いをした。


 そして観察者殿は瓶に入った虹色の液体をかけた。


「観察者殿、それはなんですか?」

「これは僕が作った特殊な霊薬だよ。」


 疑問になってわたしは訊いたら、驚きの事をしれっ言われた。


「霊薬!?」

「コレを貰えるのは……」


 流石にダメ元でわたしは尋ねた。


「良いよ」

「え!」

「…………」


 ポケットから同じ瓶に入った虹色の液体を渡して、普通に貰えるのは予想外だった。


 瓶を受け取って観察者殿は、


「助けようとしたご褒美です。僕の事を思ってありがとうございます。」

「い、いえいえ……感謝は不要ですよ!」


 頰を赤らめてわたしは顔を反らした。


 目線だけチラリと0号殿を見て、


 申し訳ありません。


 どうやら、わたしは惚れてしまったようです。


 だから観察者殿が成人したら、0号殿から本気で寝取ります。


 もっと貴方の事を色々と知りたくなって…


 胸をドキドキさせながら思った。


 これが…恋の病いですか

 良いものですね。


 るみ子殿を見て観察者殿は、


「で、約束?」

「その約束はわたしの胸に刻みましたッス」

「ありがとうございます」


 確認するように訊くと、いつものるみ子さんに戻って微笑んで、観察者殿はお礼を言うと手を放して、今度は0号殿達の方に向かった。


「!」


 身体をビクと震わせた。

 

「さてと…」

「何で0号さんは、止めないですか!」

「もう終わって解決してるはずです。少しで13号さんは死ぬところだったですよ!」


 激怒の様子で観察者殿は睨んだ。


「これは…その…………」

「……えっと…」

「こ、これはですね…その……」

「…………害虫が汚してですね」

「我慢でません状況で……」


 すごく言いにくそうに0号殿、妹殿、4号殿、リーナ殿、メイドはしていた。


「い〜やん♪」

「旦那様のいやらしい()()()()()で、新妻をベットの上で調教してください♪」


 なんだから嬉しい顔でダーチェリー殿なって、クネクネと身体を動かした。


[この場で言えるなんて……凄いですわ!]


 この場違いには0号殿は羨まし顔をした。


「ここで、仲間を殺してたら、二度と口を聞かないつもりでし、僕は0号さん達を本気で大嫌いになるところでした。」

「!?」


 これには0号殿達は驚愕した様子だった。


「今回は許しますが…お仕置きをします!」

「お仕置きですか?」

「0号さんはこの話が終わるまでは、僕は一緒に寝ませんし、会話をしたくありません!」

「ぐはー!!?」


 座り込んでこの世の終わりの顔を0号殿はした。


「妹さんは……この話が終わるまでは、抱きつき禁止と添い寝も禁止です!」

「いやー!! 嫌…ですわ!!」

「じゃ、絶交しますが…」

「それだけは…やめて……」

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさいですわ」

「なら、最初の言葉通りに、今回はちゃんと反省してください!」

「……はい…………」


 半泣きして何度も謝って、観察者殿は顔を振って言うと、ウルウルした顔でしょぼんとした。


 真顔で4号殿はいたが、


「4号さんは…ダーチェリーさんの未知の薬品の人体実験を死なない程度に受けてください!」

「ええええ!?????」


 直ぐに驚愕して顔色が真っ青になった。


「ちょっと、待ってください!?」

わたしの罰だけが高ランクですよ!!?」

「まあ♪」

「未知のウイルスを使った物が多いけど、まあ軽く見て…………4日間ぐらいで終わりますわ♪」

「よ……よ…4日間もですか!?」


 逆にダーチェリー殿は微笑んだ顔になって、4号殿は顔を歪ませた。


 メモ帳を出して走り書きに観察者殿はメモを書いてページを破って渡して、


「このメモをガブリエルさんに渡してください。」

「これは?」


 不思議な顔でダーチェリー殿はジー渡れた紙を見ていた。


「この紙を渡してくだされば、向こうの世界の家で研究を用意してくれますので……」

「まあ、嬉しいですわね♪」


 そう答えると、ニッコリとダーチェリー殿は満々の笑みでゲートを出した。


 必死な顔で逃げようとするとが、

 

「いやー!!」

「これは……なんというほどの最悪の失敗の選択ですーーー!!!?」


 ロボットを召喚して直ぐに捕まって、4号を米を担ぐのように軽々と肩に乗せられた。


 微笑んだ顔でダーチェリー殿は、


「では♪」

「ご機嫌ようですわ♪」

「嫌だ……わたしは……」

「ダーチェリー教授の作るのは……本当に嫌ですーーー」


 そのままゲートに入って4号殿は騒ぎながら誘拐されて連れてかれた。


「………………」


 これには0号殿と妹殿は、無言になってホッとしていた。


[怖いわね。ダーチェリーさんの研究は()()()()に薬品を渡す物も有るから……]

[抱けないぐらいで助かったなら……良かったかもですわ。]


 などと考えて4号殿に合掌した。


「次は…」


 ビクとリーナ殿とメイドは肩を震わせた。


 必死な顔でリーナ殿は、


「るみ子さん、わたしを無償で1ヶ月ほど、お店の手伝いをさせてください!」

「はい、良いッスよ♪」


 微笑んだ顔でるみ子殿は言うと、観察者殿がお仕置きをい言う前にリーナ殿は先に行動した。


 残されたメイドは、


「…帰りのわたしは馬車を用意しますね!」


 逃げるように素早く馬車の用意に向かった。


 この2人……出来ますね……


 この場で素早く逃げの一手を用意にはわたしも素直にアッパレだった。


「さて、15号さんは少しだけ付き合ってください。」

「………………」


 観察者殿は言うと13号殿から、15号殿は腰を上げて、


「3号さんは、この場に残り誰も来ないようしてくださいね。」

「御意です。」


 言い残して3号は胸に右手を当てお辞儀をした。


 一緒に観察者殿と15号は森の中に向かった。


 脅えていたデコ族はリーナ殿の元に向かって、


「デコデコ(少尉殿……我々はどうすれば?)」

「この近辺を警戒してください。」

「デコデコ(了解)」


 指示を出すと敬礼して、2人ずつチームを組んで警備をした。


 続く

いつも読んでくださりありがとう御座います。


 また時間が出来ましたら、読んでくださると幸いです。


 次回の投稿は6月6.7日ぐらいの予定です。


 仕事が連勤なので…

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 いつも時間を読んでくださりありがとうございます。  また読んでくださりますと幸いです。  ブクマ&評価をしてくださりますと幸いです。
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