番外編・ルクス&ラプラス&アザゼルの解説コーナー.その3
前回に衝撃的な事を知って…
※ルクス視点※
予想よりも悪い内容に僕は、
「これは…」
「酷いですね。人質を取って恩人様を脅迫とは…許しがたいですね。」
何だか激怒な様子でアザゼルはなって、正直にオーラが怖くて冷や汗が出た。
怖い…
少しだけ僕は距離アザゼルから離れた。
映像の中でラプラスさんは頷いて、
『妥当な判断』
「なるほど」
「これは興味深い内容の真実の一端ですか。しかし…この件は許しがたい所業ですね。」
知らない声が聞こえて、不思議な顔で僕とアザゼルとラプラスさんは振り向いた。
「え?」
「ん?」
『この声は…』
そこにはフードの僕よりも年上な黒の片目の仮面をつけて、片目にモノクロを付けた少女が顎に右手を当てて考えるポーズでいた。
僕の最初の声は、
「え…誰!?」
知らないのでこの反応になった。
『1号!?』
直ぐにラプラスさんも驚きの顔で名前を呼んだ。
モノクロを触りながら微笑んだ顔で1号は、
「私は観察者殿のヒカリ殿の情報には勘が良くて敏感なので、こちらに参上しました。」
「こちらに良い情報の予感して登場しました。」
『勘が良すぎて、もはや鬼の嗅覚レベルで……草』
当たり前の口調で、引いた顔でラプラスさんはなって苦笑いしていた。
アザゼルは無言になって黙っていた。
「ところで、貴女の誰ですか?」
「私とした事が……いけませんね。」
再度僕は訊いたら、1号は一礼した。
「失礼しました。」
「私は『死に逝く翼の特殊部隊』の0号の直轄部隊の非戦闘員であり、別名を『観察の鬼魔人』の1号と言います。以後、お見知りおきを…」
丁重に微笑んだ顔で1号は名乗った。
「え!」
「ん? 死に逝く翼?」
首を傾げて不思議な顔になった。
「私達の世界では、この世で最も危険な組織とされてる存在ですよ。」
「ルクス様は知らないですか?」
「うーん……以前に彼が言ってた。あれかな。」
真剣な顔でアザゼルは話すと僕を見て確認するように尋ねて、腕を組んだ考えんこで以前に彼が話をしてた事を思い出した。
『因みに、それは管理者の方針で決められた意味で、都合が良く勝手につけたものである事は断定』
直ぐにラプラスさんは伝えた。
「そうなんですか!」
「え? そうなの?」
意外そうな顔にアザゼルと僕はなって、直ぐにラプラスさんを見た。
『理由は女神の降臨の他の世界に邪魔をされない為の処置と判断』
「まあ、女神降臨がなされて、私達は本来なら自ら好きに生きる自由の身になりましたが、0号殿は観察者殿に妹を生きからせた恩で、永遠に観察者殿と生きる道を選び、ジークフリード様の命を受けました。」
不思議な顔で僕は、
ジークフリードって、誰?
それに0号って……????
始めて聞く名前に困惑していたら、
『ジークフリードは『死に逝く翼の』の武力の最高幹部あり強さはルクスと戦ったヒカリ並みで、0号は特殊部隊の総指揮であり、また特殊なオリジナル・スキルを持っており、部隊の他のナンバー持ちよりも格上』
『へえ……』
念話でコッソリはラプラスさんは教えてくれて、感心する念話を僕は返した。
『なお、0号はヒカリに溺愛しており、0号とその妹は愛し合う事に関して凄まじいほど狂気で、リィーンとイリスよりも凶悪なほど、貪欲に愛に飢えていると推測』
『え……つまり……』
それを聞いて僕は真っ青な顔で確認したら、
『ヒカリが成人になったら、ベットに連れ込んで姉妹で無理やり骨までしゃぶる勢いで、襲う推測…………しかもヒカリはルクスの10倍以上に他の女性陣から、隙あれば交際と狙われてしまうと推測』
『!?』
恐ろしい事を聞いて驚愕した。
へ?
リィーンとイリスママ以上の飢えてるって、ヤバすぎでは……
もはや怖さしか感じなかった。
その僕の顔を見て1号は、
「ふふふ、その表情から推測するに、そちらの端末殿から、今の観察者殿事を聞いた様ですね。」
「!?」
見抜かれて表情を変えて驚いた。
その表情をからモノクロを触って察した顔で、
「どうやら、正解ですね。」
「私は観察者殿の監視の任務に付きましたが、正直に最初は興味範囲でしたが、0号殿がと妹君殿が好いた殿方程度でした。」
冷静な顔で語っていたが、急にニヤニヤして顔を緩めて、
「ですが、観察者殿はいつも私を胸躍る程に驚かされてます♪」
「あの天使が目の前に降臨したような料理は神レベルの味、神業の鍛冶の技術には、私の想像すら軽く凌駕して、本当に想定外にも楽しませてくれて退屈はしませんよ♪」
口から涎を垂らして興奮した顔で1号は言うと、
「彼を貴女は狙ってるの?」
不意に僕は確認するように訊いた。
「最初は狙う気も有りませんでした。」
「最初は?」
首を傾げて疑問になってアザゼルも訊いた。
「ですが……今は観察者殿にしつこくアプローチをして、あのお風呂場みたいに可愛らしい顔をみたいので、いずれは観察者殿から『結婚してください』と言わせます♪」
幸せそうなの顔で1号は語って、手にはお風呂で嫌がって素振りの可愛らしい顔の写真を見せた。
なに、その写真は!?
貫禄感が0でめちゃくちゃ可愛らしい顔で、僕は頬を赤らめて『ドキ』と心臓が動いた気がした。
え!
僕が男に恋を…………いやいや、あり得ない!!
直ぐに否定して顔をブンブンと左右に振った。
親友に恋するなんて……僕はそんな酷い事はしない!
もう、彼を傷つけたりしない!
そんな僕の苦悩していた。
『その写真の焼き回しを要求♪』
「私も恩人様のそのお顔は写真は良いですね♪ 御守に欲しいです♪」
微笑んだ顔でラプラスさんとアザゼルは写真に興味をもって見ていた。
「一応、お風呂場でダーチェリー殿が撮った写真を何枚か持ってきた…」
「おお!」
『妥当な判断♪』
アイテム・ボックスから写真を出してアザゼルは微笑んだ顔で右手の親指を立てて、映像の中で嬉しいそうにラプラスさんは踊っていた。
「では…私はこれを…」
『ならば、コレとコレを…要求』
お互いに喧嘩もせずに仲良く写真を分け合って受け取った。
冷静な口調で1号は、
「なお、この写真は観察者殿には絶対に見つからないように…」
「む!」
『みつかると…どうなるか確認を要求?』
直ぐに険しい顔でアザゼルとラプラスさんはなった。
「見つかると、観察者殿に『大嫌い!』と言われて、写真は没収されます。」
「なっ!?」
『!?』
雷に撃たれた感じで、ショックを受けてアザゼルとラプラスさんは驚愕した。
「前に自慢気に13号が観察者殿の本人の前で見せたら、『大嫌い!』と言われて、ショックを受けて『もう……ご主人様に嫌われたら、ご飯が食べれませんわ……もう……死ぬしか有りませんわ!』と突然言い出して、慌てて皆で宥めるのが大変でした。」
複雑な顔で1号は語った。
同時に息を飲んでアザゼルとラプラスさんは、
「わかりました。これは、大事に保管して扱います。」
『写真は永久封印確定!』
この写真を手放す選択肢が無かった。
小声で1号はコッソリと、
「くれぐれも出処も秘密で頼みます。」
「かしこまりました。」
『了解』
直ぐに其々は写真をしまって、チラリと僕を見た。
そんなやり取りの中で僕は、
あり得ない!
親友にときめくなんてあり得ない!
考え込んでる中で、僕の両肩を叩かれた。
「ん?」
振り返るとアザゼルと1号と映像のラプラスさんがいた。
「ルクス様は恩人様の写真を見なかった、とお願いします!」
「え?」
真剣な顔でアザゼルに言われて僕は不思議な顔になった。
ちょっと怖いくらいに真剣な顔で1号は近づくいて、
「君は何も見てない……いいね!」
「…………」
真っ青になって僕は黙りした。
『もしも、写真の事をヒカリに告げたら……ルクスがヒカリを傷つけた事になり、100%嫌われると判断《嘘》』
「!?」
そのラプラスさんの念話を信じて僕は驚愕した。
コレには親友を僕が傷つけたら、また前みたいになったら…………
僕は立ち直れ無い気がした。
以前に僕はとんでもない事をしでかした事を思い出して、しゃがみこんで怯ええて震えていた。
念押しにアザゼルは顔を近づけると、
「だから喋っては駄目ですよ!」
「…………」
ブルブルと震えて、ひたすら僕は頷いた。
そして、アザゼルと1号と映像のラプラスさんは其々親指を立てた。
[これで、証拠隠滅ですね♪]
[目撃者は居ませんね。]
[ルクス、コレも写真の為だと判断♪]
これで終わったはずだったが、
「ふ~ん、これはどういうことかな?」
そこに怒った口調で男の子の声が聞こえた。
「え!」
「あ!?」
『想定外!!?』
慌てて振り返ると、すごい剣幕で怒った顔で彼はいて、直ぐに顔色を変えた。
「僕から説明を要求して良いかな?」
明らかに彼は激怒していた。
その後、僕の頭を撫でて彼は微笑んだ顔で、お菓子の袋をくれて、先に帰るように言われて素直に帰った。
ここで素直に帰らないと、僕は激怒の怖い彼の顔を見る事になるのは避けたかった。
残った3人は諦めて事情を話して、写真は彼に没収されて激怒の彼に説教された。
全員が正座をして、1号とラプラスさんとアザゼルは涙だった。
その後に彼から右手の人指を立てて突きつけて、
「二度、こんな脅すような事をして、彼をイジメないでね!」
「はい」
「…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい」
『反省』
素直にアザゼルはしょげて、震えた顔で1号は謝って、映像の中でラプラスさんは机に手を当てて反省のポーズをとっていた。
少しだけ落ち着いた顔で彼は、
「ちゃんと約束を守れるなら、写真の1枚だけならもつことを許可します。」
「だだし、言いふらさないね。」
少しだけ恥ずかしそうな顔で言うと、アザゼルとラプラスさんと1号は輝かせた。
非を認めてアザゼルは真剣な顔で、
「今後はこのようなことで、恩人様の手をわずらすことは無いようします。二度このような愚かな真似をしません!」
「ちゃんと彼を守ってね。」
「イエス・マイロード」
優しい口調で彼は言うと、片膝を立て頭を下げて忠誠を示した。
今度は彼はラプラスさんを見たら、
『約束を守る事を考慮』
「ちゃんと守ってね。彼に協力もしてね。」
『御意』
同じく優しい口調で言うと、映像の中で深々と頭を下げていた。
今度は1号を見て、
「……え?」
不思議な顔に1号はなった。
アザゼルとラプラスさん達は写真を迷ってる様子だった。
また、怒った顔で1号を見て、
「なお、1号さんは写真は駄目ですよ!」
「え? なんで?」
困惑した顔で1号は理解してなかった。
「写真よりの事よりも、今回の元凶であり、彼をイジメた行動を加担した事に激怒ですよ! よって判決は死刑です!」
「ご飯は3日間は13号さんに手料理を食べてもらいます!」
「ひえええーー!?」
これには1号は怯えた顔で叫んだ。
彼は残り写真を空間を歪ませて時空・ボックスしまうと、慌てて1号は彼の足を掴んで必死だった。
「それだけは……」
「では、1号さんに問います。」
「3日間耐えるか? 二度と僕の料理を食べないか?」
「!?」
究極の選択を出されて、1号は真っ青な顔で目を回した。
諦めた顔で1号は、
「…………3日間耐えます……」
「では……頑張ってください。」
力なく答えて、彼はゲートで帰った。
シクシクと1号は涙を流していた。
アザゼルは優しく肩を叩いて、
「ドンマイです…」
そして力なく1号はゲートで帰っていた。
「なにやら、色々と有りましたが、今回はここで終わります。」
『次回があれば、またの再会を歓迎』
微笑んだ顔でアザゼルとラプラスさんは手を振った。
End
いつも読んでくだりありがとうございます。
また読んでくださりますと幸いです。
ブクマ&評価をくださると幸いです。
次回は3月5日2時00分予定です。
※※※
また…気温の変化で風邪引いたので、1日は休んでから作ります。




