32.この状況は!?
食堂の道具を全部綺麗に片付けて僕は…
※ヒカリ視点※
食堂の道具を全部綺麗に片付けて僕は、
そろそろ最後の仕事をするかな…
実はこの国に来て次の日に妙な気配を感じていたが、あまり知られたくなかったので悟られない為に放置した。
今回の聖女さん達の依頼は王国の女神教の排除で、向こうの世界で読んだマザーさんの記録では、聖女さん達が教会に来て4日目に聖女さんとその友人の貴族とその取り巻きの人達は、無残な姿で殺された。
その当時の記録では、に調べなかった国王は帝国の者が聖女さんと友人の貴族を殺した称して、帝国のテロの活動が更に激化して、帝国に中立的に協力している女神教も信頼の面で地に落ちたと書かれていた。
僕がこの国でやった変革は、この国の食糧難の危機、女神教の完全撤退、聖女さん達の帰還、悪魔のチイナさんにかかった契約解除、悪魔に護衛させる事だった。
全ては僕の盤面道理に済んだが、ここからだと深呼吸をした。
僕は調律師の服から、白い向こうの世界の学生服に早着替えをして、その気配のある地下に向かった。
手にはランプを持った地下の転移陣には1人の人影があり、近くの木箱の後ろに僕は隠れてこっそりと覗いた。
苛ついた様子でその相手は怒っており、
「どうして起動しないのよ!」
「これでは…私の崇高な計画が…わざわざ、女神教の総本山に行く際に王国支部から犯行がバレないように、帝国支部から派遣した事にしのに……」
相手を確認する為に僕はスキル:透明人間を使った。
透明人間はその名の通り、使用した本人に姿を隠すと気配を遮断するスキルだった。
近づいて僕はその姿を見たら、僕はこの人を知っていた。
それは、この人はテイジ君とマリナさんと一緒に護衛で来た1人で、最初にあった優しい顔立ちは無く、焦って何かを探した。
「何で!」
「転移のここに置いといた記録書が無いのよ!」
「明日には商人から購入する筈だった武器で、聖女を殺してやるつもりだったのに……そうすれば女神イヴの評価も下がり地に落ちて……どうして上手くいかなのよ!」
探していたその記録書は僕が前日の夜に白い魔石に写して、記録書は全て燃やして、この場には記録は残って無かった。
先程の女神裁判中にそのまま紙の資料を渡せば、このお姉さんに警戒されると思って、あの場で記録書の写し魔石を女神イヴに渡せば、このお姉さんに警戒はされずに渡せる唯一の方法だった。
勿論、女神イヴに渡した資料の中に、この護衛のお姉さんの名前は入っており、おそらく女神教にも戻る事は出来ない筈だと僕は知っていた。
僕の最後の仕事は…
時空ボックスから剣を出してゆっくりと近づいて、
「何処で計画が……」
焦ってるお姉さんは言葉を言い終わる事無くの首を切って、体と別れてお姉さんのその目は透明人間を解いた僕の姿を見た気がした。
「貴女の因果は既に終わっているよ。」
「このまま安らかに……」
このまま帰る所も無いなら、女神教の方では行方不明にした方が、このお姉さんは女神教に戻っても苦悩しなくて怒らなくて済むと思いで殺して、魂を冥界に送り届けた。
世の中には救える命と殺す事で救われる命があり、全部を僕は救いたいが無理だ。救えるならこの場の過去に居ないよ。
そう言うと剣を素早く振り回して、
「今度は生まれ変わる時には、妬みを持たずに認める事も知ったほうが良いよ。」
ゲートを出して外に出て、この場所の天井を崩して、女神教の王国支部は崩壊した。
テイジ君に僕は1つだけ嘘をついた。
それは…元々、この教会には女神イヴが派遣した人達、聖女さん達しか最初からこの教会にはいなかった。
それはそうと、この場での僕のやる事が終わり、剣を時空ボックスにしまうと変わりに白い懐中時計を出した。
「任務完了」
言うと懐中時計は光りガラスの様に砕けて粉々になった。
僕は自分の部屋にいた。
戻ってきて、僕はホッとした。
直ぐに時間が止まった感覚して、
ん!
目の前にゲートが開いて、
「先程ぶりですわね♪」
仮面を付けた白いフードの少女の0号が現れて、その後ろにもう1人の仮面の付けて金髪が青いフードの少女がいた。
「まずは妹は復元が終わり、本当に感謝はしますわ♪」
「貴方に宣言をしますわ♪」
「え?」
「宣言?」
意味が解らずに困惑した。
「貴方の盤面は邪魔をさせていただきますわ♪」
ハッキリと言われて僕は警戒して、目の前の0号は微笑んだ顔で、
「でも、勘違いしないで下さいな♪」
「私達は貴方とは、一切の敵対はしませんわ♪」
「寧ろ、共存する意味で、貴方と共に生きる事にしましたわ♪」
「え?」
「意味が分からないだけど……」
意味が本当に僕は読めなかったが、悪寒が止まらない気がした。
「そのままの意味ですわ♪」
「貴方の影で私達は生活出来る空間にして、未来永劫に魂が変わっても貴方を永遠に監視をしますわ♪」
「!!」
驚愕した事実に僕は後退りをしようとしたら、いつの間にか青いフードの少女は僕の後ろで抱きついてきた。
「もう♪ ちゃんと聞かないとダメですわよ♪」
「なっ!?」
「本当に貴方は悪い子ですわね♪」
「大事なお話しをお姉様がしてるのに、逃げる悪い子にはしっかり抱きしめて、私が能力ダウンさせますわ♪」
「!?」
背中にムニューと柔らかいモノが当たった。
「でも、私はお逃げになる貴方も大好きですわ♪」
「だから…絶対に解放しませんわ♪」
「私達と共に…」
「それは止めてーーー!!!?」
しっかりと青いフードの少女は言うと、すぐにでも僕は逃げたいが、0号は凄く楽しそう顔で見ていた。
「この場で起こる事をを理解したうえでお逃げになるとは……理解が早くて益々…貴方と言う極上の貢物を手放す事が出来ませんわ♪」
ゆっくりと0号は近づいて、
「今後、貴方には成人を迎えるまで生きて、必ず初夜は当然に妹に貴方を抱かれて貰いますわ♪」
「勿論、妹が貴方の子を妊娠するまで止めませんのでお覚悟を、貪欲な妹とたくさん相手を宜しくお願いしますわ♪」
「ずっと…見ておりましたわ♪ 恩人の貴方は優しく出来るか分かりませんが、気持ちよさはご安心して下さいまし♪」
後ろから…今更だが、何処か聞き覚えがある優しい口調の少女が強く抱きしたまま囁いた。
この状況は!?
ヤバ!?
色々と困惑する中で僕は怖いけど、
「その後は……」
「当然、貴方の本質に気づかない他の雌達に抱かせる気はありませんわ♪」
「その後は私が貴方の溜まってるモノを全部枯れるまで、毎日お相手をして処理しますわ♪」
それを聞いて僕は逃げたかったが、後ろの青いフードの少女はしっかり強く抱きしめられて魔力と体力が吸われてる気がした。
ふらついた僕を0号は両手で、頬から頭に手を回して掴み強引に唇を近づけて来る。
「これは…感謝と呪いの契約の愛のキスですわ♪」
「永遠に私達に美味しく食べて差しあげますので、貴方の対価は全てを差し出して下さいな♪」
言い終わると0号は唇を噛み付くように強引に唇が合わさった。
「!!」
僕は驚愕して近くの廊下の花瓶の花が止まってるはずなのに、花びらが1枚だけ落ちた。
そのまま0号は微笑んだ顔で舌を口の中にねじ込んできた。
0号の目からは絶対に逃さないと予告に思えて、僕はここまで守っていた何かを失った気がした。
そこに新たなゲートが開いて、
「これは…実に興味深いですね!」
真剣な顔でモノクロを付けたフードの少女は僕と0号のキスを観察していた。
「なるほど、なるほど…」
「うむ、未知の領域が開けて、本当に素晴らしい♪」
名残惜しそうに0号は唇は離して涎が糸をひいていた。
0号は微笑んだ顔でニッコリして僕は真っ赤な顔をして目をグルグル回した。
「これから末永く永遠に宜しくお願いしますわね♪」
「あら?」
「1号…なんで居るのですの?」
スケッチを描いて観察をしてるモノクロを付けたフードの少女に0号は気づくと訊いた。
「盟主殿から君達の事を監視を頼まれたけど、これはこれはで面白く実に興味深いですね♪」
「男の子のこの光景を観察が出来るなら、色々と君達と居るのはアリですね♪」
素直に話すと僕と0号を見て、モノクロの少女はニヤニヤした。
青いフードの少女は抱いて僕を手放すと、そのまま僕は目を回して倒れた。
微笑んだ顔で0号は、
「あらあら♪」
「どうやら、彼には刺激がお強いキスみたいでわね♪」
直ぐに青いフードの少女はすると膝枕をして僕を介護して、その様子も1号の少女は観察した。
続く
いつも読んでますくださりありがとうございます。
また読んでくださりますと幸いです。
ブクマ&評価★★★★★をくださると幸いです。
次回は12月21日2:00
次回は少しだだけ番外編です。
次回は遂に久々の伝説を持つ人物の登場です。
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最近はポケポケにハマってます。
今はミュウのイベント中です。
ミュウEXが出て……出ない_| ̄|○ il||li




