15.貴女は面白い
村の人たちを埋葬する為に…
※ルクス視点※
ワイバーンに運ばれた木製の船は森の広場に降りと、
「今日は遅いですので、明日にいきましょう♪」
「そうだね。」
センスを持ったシャルロットが微笑むと僕はお風呂場に向かった。
途中で反対から歩いてきた会ったレイジ君に、
「レイジ君、お風呂に入ろう?」
「ガウ[いつもなら、行くが……ここはあえて断る♪]」
「どうして?」
「ガウ[気になるなら、風呂場に行ってみろ♪]」
意図が分からずに僕は不思議な顔になって、楽しそうにレイジ君に言われて、1人で僕は風呂場に行った。
「な!?」
ドアを開けると脱衣所でイリス、シュイ、ロヴンがタオルを巻いて待ち構えていた。
「さぁルクス、一緒に私も入りますわ♪」
「逃げるのは無しよ♪」
その場から逃げようとしたが、後ろから来たシャルロットは僕を抱きしめて逃げ場を塞いだ。
皆に服を脱がされ僕は抵抗も出来ずに、
「わーい♪」
「丹念に私も洗ってあげますよ♡」
そのままお風呂に強制連行された。
※※※
※森の中※
夕方の森の近くで黒い日傘をさした、黒い帽子、顔は黒いヴェールで分かりづらく、白銀のセミロングヘア、頭の両側に黒いヤギのように回った角を生やして、長袖の黒いワンピースゴシックドレスを着て、お尻からスペードぽい尻尾を生やした、10歳ぐらいの女の子の左右に2匹の黒い毛並みの雄のライオンがいた。
「ここにルクス様が居るのね♪」
「早く契約したいですわ♪」
「ガルル!」
リィーンがあるて来て2匹のライオンが威嚇して、女の子は軽く片手をあげて、2匹のライオンは大人しくなった。
「魔界の悪魔の皇女殿下にして、こちらの世界では北の大陸のとある縁の貴族の妹として住まわれてるレティシア様ようこそ♪」
「いらっしゃいました♪」
微笑んだ顔で私は右手で左胸を押さ頭を下げた。
「なるほど、現在の最有力の貴女が候補者なんですね。でも、私は貴女を応援しませんわ♪」
「絶対に応援しませんわよ♪」
「だって♪私は元団員だった時から好きな方を応援したいので、貴女には一切応援ができませんのよ♪」
「フフフ、知っております♪」
その相手が誰か確信したレティシアは言うと、リィーンは微笑みを浮かべていた。
「私は最初からその場所につまらない所に、立つつもりは一切ござませんよ♪」
「その場所はルクス様が素晴らしいと確信しております♪」
「へえ、以外ですね♪」
「貴女ほどの腕でライバル意識が無いですね?」
予想外の言葉にレティシアは少々驚いた。
「ライバルでは無く既に…私はルクス様の近く見守り、生涯を剣として支えて行くだけの者で、ルクス様にあだ名す敵対すなら容赦無く切り捨てるだけです♪」
「これから増える方々も…きっと同じ考えのはずです♪」
微笑んだ顔でリィーンは言い切るとレティシアは不思議だった。
「フフフ、貴女の目的はなんですの?」
「ルクス様には成長して貰う事です。そして…運命のレールにルクス様には強制になりますが進ませて、Cに立たせます♪」
「私もルクス様が大好きな1人としてです♪」
正直にリィーンは好きと言うと、レティシアは怒るどころかすごく楽しそうに、
「フフフフ、本当に貴女は面白いわね♪」
「気に入りましたわ♪貴女のお名前は?」
「リィーンです♪」
「呼び捨てでリィーンと呼びます♪その代わりに私の名前はレティと呼びなさいな♪」
「リィーンの計画のお仲間に入れてくれます?」
「はい、喜んで♪」
微笑んだ顔でリィーンとレティは握手した。
「明日にレティに、1つお願いがございます。」
「何かしら♪」
「それは……」
内容を説明してレティは条件はを出した。
「よろしいわ♪でも…先払いの報酬でルクス様との契約です♪」
「構いませんよ。元々私はルクス様との契約は頼むつもりでしたので…」
「やはり本当に面白いわね♪」
「この先にルクス様が勝手に何処か行かれても困りますので、しっかりと監視が必須です。」
「それで、私の契約を利用ですわね♪ますます貴女の考え方は良いわね♪」
「貴女の考え方は…魔界の悪魔よりも拷問かもね♪」
「全てはルクス様のCに置くためです。」
「本当にリィーンとは仲良く出来そうですわ♪」
平然としたリィーンの言葉にレティはますます興味を引いた。
「案内しますが、その2匹は消して下さい。警戒する者と無用な時間を使いたく無いので…お願いします。」
「構わないわ♪」
魔法陣を出して2匹のライオンを消して、木製の船に近づいた。
※※※
※ルクスの部屋※
お風呂での騒動から開放されたルクスはベットで1人で寝ていると、
「はあ、みんなどうして僕なんかに……」
「ん?」
ノックの音が聞こえて僕は起き上がりリィーンの声がして、
コンコンコン
「どうぞ」
「はい、失礼します♪」
ドアが開き黒いドレスの女の子が入ってきて、ルクスに近寄ると帽子を外して、小悪魔が似合う顔立ちで、両眼とも真紅の瞳をしてこちらに微笑んだ。
「え」
「!?」
動こうとしたが身体はピクリとも動かずに女の子は僕の目の前で両手で顔を掴み食べるように、
「ルクス様、いただきます♪」
「〜〜!!」
唇を奪われ合わさりキスをしてた。
そして…
ドクン
口から僕の中にそれは流れてきて、胸が焼けるように痛かったが身体が動けなくて、なおも女の子は激しく僕を抱いてきた。
「!?」
気付くと足元に紫の魔法陣が有り光って十数分もこのキスは続き、名残惜しいそうに唇を離した。
「はぁはぁ、何を…私はルクス様の魂に契約をいたしました♪」
「私は、レティです。 南の町では記憶を消してしまって覚えてませんが、再会を嬉しく思います♡」
「記憶を消した…」
いきなり初対面の子とキスをして驚きの顔で僕はレティを見ていた。
微笑んだ顔でレティは、
「それは…悪魔の契約ですわ♪」
「悪魔の契約?」
「これで…ルクス様は永遠に逃げられませんわ♪亡くなったしても貴方が転生したしてもですよ♪」
「つまり、ルクス様が勝手に何処かに行かないようにするためですよ。」
無表情でリィーンに抱きついた。
「リィーン…」
「ルクス様はずっと無理してる気がして、いつか逃げ出す可能性が有ると思いそうさせました。」
「貴方が居なくなっては…困りますので、この方法を取らせてもらいました。」
「………」
悲しい顔でリィーンには、僕の考えを見抜かれていたから何も言わなかった。
「好きなルクス様…これからも私達と居てくださいね♪」
「う、うん」
本当は素直に頷くしか僕はできなかった。
※※※
※少し前※
リィーンがレティを木製の船に案内する際に先程の道中の会話で、
「リィーンも悪い方ですわね♪」
「私を利用して契約してルクス様の考えを読んで、逃さないようにしてCに置こうとしてるなんて……まぁ、契約が出来れば私は文句は無いですわ♪」
無言のリィーンを見ながら微笑んだ顔でレティは座ってた。
「まだ本気で襲わないでくださいね。」
念押しにリィーンは言うと、
「まだ今は警戒されないように、ルクス様にはスキンシップだけにしますが、ルクス様が興味を持たれたら毎日寝かせないわね♪」
「ええ、よろしくて♪」
「お好きにどうぞ私や他の子達も本気で襲いますが、レティもその時は、いつでもいいですよ♪」
「本当にリィーンの考え方は好きですわ♪」
ますます、リィーンがレティは気に入った。
続く
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