表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
第1章・僕は真実を知る……
20/434

選択.1.何か忘れてる気がした。

 僕は考え事をして…


※ルクス視点※

※???※ 


 裸で下着だけの僕はフッと思い何かを忘れてる気がした。


 何だっけ?


 考え込んでると、


「そういえば…あの時に…」


 誰かに気おつける事に思い出しかけた。


※※※


 離れた玉座から水晶玉に映り、何かを考えてる仕草の僕を見て、


「へえ、疑り深いのね。」

わたしの世界で考えた事を後悔すると良いわ♪」


 妖艶に満ちた口調で愉しそうにしていたです


※※※


「ルクス、何してるの?」


 考え込んでる僕の後ろから声がきこえて、


「シャルロット!?」


 振り返りシャルロットが先程と同じチャイナドレスを着て立っていた。


 微笑んだ顔で右手でルクスの頬を触り口の方にずらして、


「ねえ、ルクス♪」

「はい!」

「そんな格好で、わたくしを誘ってるの?」


 緊張した口調で僕は勢いよく返事をして、そのままシャルロットに抱きつき耳元で囁いてきた。


 恥ずかしそうな口調で僕は後退りしようとしたが、


「ぼ、ぼ……くは!?」

「フフ、どうしたの?」

「うぅ…」

「あら♪」

「何だか、ルクス苦しいですよ♪」


 さっきまで無かった筈なのに後ろに壁が有り、完全に追い込まれる形で、シャルロットは耳にフーフーと息を当てていた。


 何かが出そうな感じがして、


「もう……げん」


 限界寸前でぴとと止まった。


「な!」

「フフフ♪」

「本当にルクス…どうしたんですか♪」


 落ち着いたら何度も息を吹きかけてるのを繰り返えすと、


「もう…やめ…ああああ!」

「本当にどうしたですか♪」


 騒いでる僕にお構いなく妖艶に満ちた口調で囁いた。


「止めて欲しかったら、ルクスからちゃんとおねだりをしてくださいな♪」

「お…ねだ……り……?」

「僕はシャルロット様の交尾するだけの奴隷人形になります♪」

「…ど、奴隷⁉」

「この苦しみから開放するのは約束をしますわ♪」


 何とか僕は声を絞り出して訊くと、シャルロットは上から目線で要求してきた。


 この苦しみを終わせるなら…


 そして…僕はおねだりして、


「フフフ♪」

「言いましたね♪」


 そのままシャルロットに僕を連れてていかれてドアがしまって二度とドアは開くことが無かった。


※※※


※?????視点※


※???※


 ベットで寝かされて抱きあってる光景を見て、


『所詮はこの程度ね……』

『彼が助けた恩を仇で返すとは…愚かな害虫!』


 天使の少女はつまらない顔で毒舌した。


 END


 永遠にシャルロットと過ごして、僕の物語はここで終わる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 いつも時間を読んでくださりありがとうございます。  また読んでくださりますと幸いです。  ブクマ&評価をしてくださりますと幸いです。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ