選択.1.何か忘れてる気がした。
僕は考え事をして…
※ルクス視点※
※???※
裸で下着だけの僕はフッと思い何かを忘れてる気がした。
何だっけ?
考え込んでると、
「そういえば…あの時に…」
誰かに気おつける事に思い出しかけた。
※※※
離れた玉座から水晶玉に映り、何かを考えてる仕草の僕を見て、
「へえ、疑り深いのね。」
「私の世界で考えた事を後悔すると良いわ♪」
妖艶に満ちた口調で愉しそうにしていたです
※※※
「ルクス、何してるの?」
考え込んでる僕の後ろから声がきこえて、
「シャルロット!?」
振り返りシャルロットが先程と同じチャイナドレスを着て立っていた。
微笑んだ顔で右手でルクスの頬を触り口の方にずらして、
「ねえ、ルクス♪」
「はい!」
「そんな格好で、私を誘ってるの?」
緊張した口調で僕は勢いよく返事をして、そのままシャルロットに抱きつき耳元で囁いてきた。
恥ずかしそうな口調で僕は後退りしようとしたが、
「ぼ、ぼ……くは!?」
「フフ、どうしたの?」
「うぅ…」
「あら♪」
「何だか、ルクス苦しいですよ♪」
さっきまで無かった筈なのに後ろに壁が有り、完全に追い込まれる形で、シャルロットは耳にフーフーと息を当てていた。
何かが出そうな感じがして、
「もう……げん」
限界寸前でぴとと止まった。
「な!」
「フフフ♪」
「本当にルクス…どうしたんですか♪」
落ち着いたら何度も息を吹きかけてるのを繰り返えすと、
「もう…やめ…ああああ!」
「本当にどうしたですか♪」
騒いでる僕にお構いなく妖艶に満ちた口調で囁いた。
「止めて欲しかったら、ルクスからちゃんとおねだりをしてくださいな♪」
「お…ねだ……り……?」
「僕はシャルロット様の交尾するだけの奴隷人形になります♪」
「…ど、奴隷⁉」
「この苦しみから開放するのは約束をしますわ♪」
何とか僕は声を絞り出して訊くと、シャルロットは上から目線で要求してきた。
この苦しみを終わせるなら…
そして…僕はおねだりして、
「フフフ♪」
「言いましたね♪」
そのままシャルロットに僕を連れてていかれてドアがしまって二度とドアは開くことが無かった。
※※※
※?????視点※
※???※
ベットで寝かされて抱きあってる光景を見て、
『所詮はこの程度ね……』
『彼が助けた恩を仇で返すとは…愚かな害虫!』
天使の少女はつまらない顔で毒舌した。
END
永遠にシャルロットと過ごして、僕の物語はここで終わる。




