7.白い制服
クロノスさんの世界から帰ってその夜に……
※ヒカリ視点※
元の世界に戻った…その夜に世界の管理者ラプラス・マザーさん『研究所ではラザ・プーマ・ラスと名乗っているおり、周りからはラザ所長と言われている』から、この世界に住むなら以前から投資をしてた小学校に通うように勧めれた。
因みにマザーさんの今日は画面では無く、こちらで研究施設の所長として働く姿は金髪のストレートヘアー、尖った耳をして美しく綺麗な顔立ちで、まるで妖精が絵画が飛び出したイメージで伊達眼鏡をつけて、スタイルも良くてモデルぽい雰囲気なイメージで、服装は研究所の白衣と下はビジネススーツを着ていた。
ニコニコとマザーは学校のパンフレットを持って、
「せっかく、この世界居るからヒカリは小学校に通わない?」
「え、僕が学校に通うの?」
これには不思議な提案だった。
「なんで小学校になんですか?」
「問題はそこね。」
これにはレイカさんとシュイさんは疑問だった。
「ヒカリが前に住んでた向こう世界からも子供達も留学してるこの島の小学校にだと楽しいかなとお友達が出来て、それにここに居ても暇でしょう♪」
「来年までやることは無いでしょう?」
素直に話してる様子でマザーは微笑んだ顔で訊いた。
考える素振りで僕は、
「確かにルクス君とテイジ君が大国で会うなは来年だしね。」
「まあ、建前は良いから目的は何?」
「目的はヒカリが学校の制服を着たのを見たいのよ♪」
ニコニコして訊いたら口軽にマザーさんは教えてくれた。
これには僕を含めた周りも不思議な顔になって、
「え?」
「ここの学校の制服は清楚な白のブレザーなのよ!」
「…………」
真剣な顔でマザーさんは言うと僕達はだんまりした。
「周りも考えてみなさい!」
「ヒカリがいつもは黒い礼服を着てるのに白い制服を着てるイメージを!」
本当に必死な顔でマザーさんは周りの僕以外を説得していた。
テレビの結婚式のCMが目に入りレイカさんは、
[ヒカリさんが白い制服………まるでCMの結婚式のお婿さんみたいに………一緒通えば♡]
[この話は前向きに検討ですね♡]
すごく微笑んだ顔で幸せそうだった。
マザーさんの話を聞いた後にシオンさんはCMをチラと観て、
[ヒカリと一緒に学校に通えば、コレは毎日新婚の私は夫婦が歩くとも言えるわね♡]
[ここは世界の管理者の提案に乗るのが妥当ね♡]
すごくズレた妄想を膨らましていた。
真剣な顔でサガスちゃんは結婚式のCMとマザーさんが持ってきたパンフレットと見比べて、
[お兄ちゃんが白い制服で登校……周りも居るけど、ありだね♪]
[違う面のお兄ちゃんも観察がたくさん出来るしね♡]
満足な顔でヒカリの方を向いて、僕は不思議な顔なった。
真面目な顔でミカさんは、
[年齢を偽るけど一緒に通えれば、ヒカリのご飯が食べれるわね♪]
[毎日、ヒカリと一緒で幸せかも♡]
直ぐに頰を緩めて微笑んだ顔つきだった。
そんな中でありがた提案だったけど僕は、
「でもせっかくのお申しでだと……」
「ここは通うべきよ♪」
「そうだよ♪お兄ちゃん♪」
「私は賛成です♪」
「私も認めてあげるわよ♪」
「!?」
微笑んだ口調で周りのシオンさん、サガスちゃん、レイカさん、ミカさんは満場一致だったことには僕は正直に驚いた。
「………」
ジーとシュイさんはパンフレットを無言で見ていた。
不思議な顔でマザーさんとレイカさんは、
「どうしたの?」
「シュイさん?」
「ヒカリや周りが白い服装や制服は認めるけど、以前に私の居た村では白は死に装束だから、私は袖を通せない……」
冷静な顔で話をして、
「そうなんですか?」
「うん」
これには周りも驚いた顔で、シュイさんは頷いた。
[そっか、向こうの世界の端末に報告にあった、向こうの世界に前世でいたヒカリがこの娘と関わり、この娘はあの村の者を復讐で殺して、生き残りだったわね。]
[その後は神アダムの暗殺組織:沈黙の闇のメンバーで暗殺者となり、あの密偵者のエルフ(ミカさん)の後輩で入った話だったわね。]
その様子を見ていたマザーさんは過去の端末の情報を思い出した。
そこにドアが開いて、
「ならば、シュイさんはヒカリ様の執事として、近くにいれば良いかと?」
「ガブリエルさん!」
微笑んだ顔でガブリエルさんは提案して僕は驚いた顔で見た。
何故ならすごく嫌な予感がした。
親指を立ててシュイさんは明るい顔で、
「うん、私は白い服は嫌いだから、執事になる♪」
「!?」
とんでもない方向で、一緒に行けるけど……なんだろうすごい嫌な予感しかなかった。
当然のようにガブリエルさんは、
「ただし、シュイさんは執事長では無いので、新米執事なので、何か有ればヒカリ様の専属のメイド長の私に報告をお願いします。」
「分かった♪」
直ぐに珍しく微笑んだ顔でシュイさんは返事をした。
[シュイさんは敏感な感覚を持ってますので、これでヒカリ様の逃げたことには敏感の筈です。]
[報告を聞いた何か有れば、ヒカリ様に愛のお仕置きもいたしましょう♪………勿論、手加減してですよ♡]
ガブリエルさんはいつも以上に微笑んだ顔でいたが、何を考えるかは僕はわからなかった。
その後は学校に行く方針になったがガブリエルさんも着いて来ることになったので僕は気になった。
「家のメイド達は?」
「私のメイド長補佐の方に任せますので、ご安心してください♪」
「補佐の子に伝えていますので失礼します。」
直ぐに微笑んだ顔で答えてから、頭を下げてからガブリエルさんは入ってきたドアから出て行った。
え?補佐?
そんな子がいたの?
補佐が居るのは正直に初耳だった。
その後に僕は昼に作ったレアチーズケーキをデザートに出した。
勿論、ガブリエルさんの分は残してあるけどね。
続く
いつも時間を作って読んでくださりありがとうございます。
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カンノンさんのとあるは少しだけ未来の話です。
※ 第138部分番外編・とある雪の民の少女が抜けてましたごめんなさいm(_ _;)m(一部先程、変更しました。)




