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僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
第5章・調律師としてのケジメ……
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5.答はノー

 僕は……


※ルクス視点(深層)※

 魔物を一掃して周りには大量の魔物の死体を魂の調律して冥界に送ると僕は奥に進んだ。


 ホルマリン容器の中に僕と瓜二つの金髪の男の子が入っていた。


 もしもこれを……


『その先の選択は答えはノーだよ。』

『それが王子様ののぞみでもお断りだよ。』


 その意図が理解されてタナトスさんは静かに念話で断った。


『もう、同じ過ちはしないよ。』

『王子様を1人にはさせる気は無いよ。』


 僕が魔王として覚醒したらこの世界に災いを巻く世界の敵になるのに見捨ててくれないタナトスさんことが素直に嬉した。


 更に奥には女性の白い翼を生やした神々しい美しい顔立ちだが髪は毒々しい紫の蛇がうねうねしていた。


 『特殊全鑑定』で確認して…


※※※


 特殊全鑑定結果………


 名前:天死の女神イザベラ


 解説:この世の人類を天死の苗床にする計画で、イザベラは始まりの女神の時代に願いで「みんなよりも格が違うほどに優れた知識を持ちた。」と最初に見下す願いを願った研究者の女性で、人工的に生まれた天使の研究を作り出した人物を殺して、その研究成果を奪って翼と裏で取引をして『禁断の魔性の果実』で天死をこの世に放った者で、天死の毒に侵された者は全員が自己中心的な思考に変えた。


 その後に神々達に消される前に自分の精神をこの施設の地下のコンピューターに移植した。



 翼と取引の際に天死を数体ほどサンプルとして渡したおり、その際に翼の者から天魔の存在を聞いた。


 ユニーク・スキル:女神の抱擁、女神の奴隷、私わたくしこそ真の女神、天死の女神


 女神の抱擁  :女神イザベラに触れたら脳内に女神の声がしてまるで抱かれてように自我を崩壊するまで侵食する『精神を壊す毒の一種』。


 女神の奴隷  :女神イザベラに洗脳された者が自ら命を捧げて天死が新たな命を宿す栄養にされる。


 私こそ真の女神:周りの神を否定することにより力とスキルを得る。


 女神の毒   :天死に毒よりも強力毒を体内生成しており『女神の抱擁』を行う時にその毒を使用する。


 また眷属の天死にも自分の毒を与える。


 物理攻撃:E


 物理防御:A


 魔法攻撃:E


 魔法防御:A


 すばやさ:C


 運   :-


 特殊スキル  :鏡の障壁『全ての攻撃を反射』、自信の女神の加護『自分で好きな加護を与えるが10分だけ』


 状態異常スキル:石化、魅力、洗脳、毒、精神汚染、麻痺、呪い


 一言…わたくしがこの世界の支配者であり、この力は全て私わたくしのモノだ!


※※※


 これを見た僕の感想は、


「えげつ無いね。」

『そうだね。』

『同意』


 飽きれた念話でタナトスさん、いつのまにか横に映像が出ているラプラスさんは同じ意見だった。


「ラプラスさん?」

『居たのか?』


 僕とタナトスさんは不思議な口調で訊くと、


『手伝いは不要?』

「必要」

『了解』


 流れるやり取りに僕は即答して手伝ってくれた。


※※※


※ガブリエル視点※


 彼ルクスから聞いた地下に15メートルぐらいの巨大なコンピューターは守るために電力を必要しており、今は停電中なので守りは無いがミスリル製の頑丈な厚めの装甲に守られている。


 だから彼は金色の10センチほどの長めの針をできるだけ多くミスリルの装甲に刺すように話した。


 私わたしは彼を信じることにした。


 ここで派手に壊して変に警戒されるのは、おそらく彼も望まないから何らかの意図があると推測した。


 その針は驚くほどにすんなりと力を入れずに入った。


 言われるままに素早く何千箇所以上に細い針の穴を開けて、最後に彼は2つの石を渡されて、青い石はそれを投げ捨て白い石は1番高い所に置いて、使った針も床にさして、この部屋を出て結界を張ってこのだけを密閉した。


 不思議な顔でしいちゃんはして、


「来れで何が起こるですか?」

「彼の考えは偉大たからね。」

「そうですね♪」


 正直に何をやるのか理解は出来ないが信じる事にしてしいちゃんも頷いて、彼と合流することにした。


「もしも全て終わりました。」


 私は彼に連絡を入れた。


※※※


※ルクス視点(深層)※


「これで終わりだね。」


 僕はニッコリして、


『王子様もやり方がエグい……』

『同意』


 こっそりとタナトスさんとラプラスさんは2人で念話した。


「ヒメちゃん、全て終わったから撤退してね。」


 元の場所に僕は戻りながら連絡を入れてた。


※※※


 少し前


※イザベラ視点※


 もう少しで天魔の力を得た子供ルクスから寄生させた人格が力を奪ってこの世の新たな支配者になる計画が、ここで私わたくしは終る筈はない!


 過去の世界で天魔は奇跡をもたらして悪魔側が手に入れて、心に残る昔に読んだ小説にかいってあった世界は悪魔の支配者になった。


 侵入が来たのはわかったので魔物を出すだけにした。


 下手に兵器を使って通路の基盤に壊された色々と計画失敗になるので、魔物だけしか無理だった。


 暫くして侵入は引き始めた。


『あっけないですわね。』


 バチ、バチ…。


 ん?


 映像が乱れた。


 原因を直ぐに確認することにした。


※※※


※ルクス視点(深層)※


 全員が帰還して馬小屋の地下室まで撤退してヒメちゃんは1人戻って侵入してミズちゃんも40匹ほど居た。


 直ぐにミスリル壁を触り繋いでた通路はなくなった。


 欠伸をして広いここを部屋にした。


 少しだけ眠いかな?


『王子様、少しだけ寝ると良いよ♪』


 念話でタナトスさんが言うと大鎌→大き目のベットに変わった。


「でも……やることが…」

『心配不要、その時間まで休息は必須』

「わかったよ。」


 調律師の礼服→大国の英雄のきりとのクマパジャマに周りは何とも言えない顔をした。


『可愛いよ……王子様♡』

『そのパジャマは反則……』

『その仕草とパジャマの合わせはヤバいわね……♡』

[主様♡]

[そのまま抱かして下さい♡]


 内心でそれぞれが思っていた。


 僕はそのまま眠ったら、ガブリエルさんは鎧を脱いて下着姿で抱きしめて、ヒメちゃんも鎧を脱いで裸で抱きついてニッコリして、しいちゃんは僕のお腹の上で丸まって眠った。


 周りをミズちゃん達は警護した。


※※※


※ルクスの深層※


 ベットで眠って映像を観て、


「可愛い♡」

「うらやましー!」

「抱きたい!」


 残っていたシオンさん、シュイさん、レイカさんは満場一致で騒いた。


 続く

時間を作って読んでくださりありがとうございます。


また読んでくださりますと幸いです。


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