0.狩りの時間
寝ていると違和感があり、
※ルクス視点※
4日間ほど眠った後にルクスが寝返りすると顔にむにゅと柔らしい感触がした。
「……ん?」
あれ?
何か違和感があった。
……ん…
薄く目を開けると、
「あ、ルクス、おはよう。」
綺麗な傷が無い肌のシュイの胸の間に顔が、
「ん…………うわあー!」
覚醒して僕は慌てて離れようとしたが、すぐにシュイは抱き寄せて、胸の谷間に口が収まり両手を僕の頭の後ろから抱かれた。
「!?」
しっかりと締められ呼吸が出来ないで、足をバタバタして悶えた。
「〜〜〜!!?」
「ダメ!」
「まだ傷が治ってないから動かない。」
声にならい悲鳴を漏らして冷静な口調でシュイは全く放す気が無いたがドアが開きて、
「今の声は?」
「って……ちょっと、手を放してルクスが死んじゃうから!」
大国の軍服を着たシオンが入ってきて僕は死にかけて救助された。
「あ……ごめん。」
無表情でシュイは謝った。
息を整えてから僕は、荒い呼吸の後に酸素のありがたみ知った。
落ち着くと僕は、
「……ありがとう」
「大丈夫?」
「う、うん」
お礼を言うと心配な顔でシオンに訊いて僕は頷いて壁際でシュイが暗い顔をしていた。
優しい顔立ちで僕はシュイに近づくと頭を撫でて、
「まだ本調子だからシュイも一緒に寝よ?」
「え?」
殺されそうになって怒らないのが不思議な顔をしてシュイはルクスを見た。
「ほら、向こうの世界で依頼をする前に約束したからね。でも服は着てね。」
「ルクス♪」
クロノスの依頼を受ける前にシュイだけが一緒に行けなかったから一緒に寝る約束を僕はちゃんと覚えてた事にシュイはすごく嬉しそう顔をした。
けど…直ぐにシュイは直ぐに魔法をかけて、
「じゃ、ルクスは深く眠って。」
「え…ぐう……」
そのまま僕は寝かせられてこの後は事は謎だった。
※※※
※シオン視点※
チラリとシュイは私を見て、
「さて、時間を止め無いとね♪」
直ぐに時間を止めてシュイに向きなした。
「絶対に冷気はこれから行く場所では止めてね!」
「え?」
「冷気を使えば冥神級の死の管理者がキレるから、絶対にやらないでね。」
念入りにシュイに言うと黙ってうなずて、私はシュイを連れて深層のルクスに会う事を条件に協力する事を約束させゲートを作った。
※昨夜※
レイカさん達と別れた後に部屋に帰り、深層にいるルクスが昨夜に連絡からきて、内容は完治の1日前に来て欲しいだったが、私と執事のアザゼルさんとシュイさんだった。
最初はどうしてこのメンバーと思った。
直ぐにアザゼルさんは私わたしに会って事情を話した。
「わかりました。シュイさんには私からお話しておきます。」
行動力からかなり有能な執事だとわかった。
※※※
※ルクスの深層※
私わたしとシュイはきたら、ベットで横になってると先に来ていたアザゼルさんという執事が来ていた。
「ルクス様、2人がお見えになりました。」
「ありがとう。」
アザゼルさんは伝えるとルクスは目を覚まして、
「これからの事を話します。ただし条件はこの言葉は胸の中にしまって誰にも話さないこと、及び念話も禁止です。」
「この条件に飲める方のみです。」
真剣な顔でルクスは話した。
「飲むわ。」
「私もです。」
私わたしは真っ先に言うと次にアザゼルさん返事をして、冷静にシュイも頷いた。
「どうして?私達、3人なの?」
「今回は秘密を守るには少人数が必須なので、はあなた方を信頼してる。と思って下さい。」
「それに過去に南の町で僕と会ってますので……」
不思議な事を私は訊いたらルクスは話してくれて信頼してる事は凄く嬉しかった。
私は会ってるけど…この2人もなの!?
そして重要のは過去に会ってる事には正直に驚いた。
「その話、私も噛ませて下さい♪」
「貴女、レイカさんは神出鬼没ですね。」
後ろから抱きついてレイカさんは現れてルクスは恥ずかしいな顔をした。
「シュイ、シオン、アザゼルさんに僕だから依頼は本質の僕をこの先に起こる災悪から守って欲しいです。」
「その内容は一部だけしか話せないのはごめんなさい。天死ととある科学者だったモノからね。話せないのは…察して下さい。」
ルクスから話してくれた内容は、私わたしは察するに歴史を変えたく無いと思った。
それとも変えたく無い理由が有るの?
色々と思考を巡らせた。
※※※
※ルクス視点(深層)※
ゲートでシュイさん、シオンさん、アザゼルさんが帰った後に僕の横でニヤニヤと笑ってレイカさんは、
「なるほど、ルクスさんが隠密に動くですか。」
「そうなるね。」
見事な読みに苦笑いで僕は答えた。
まあ、この後は放置すると大人の展開になっちゃうから退場してもらわないね。
「ミズちゃん、地下の研究所は?」
『はい、主君殿全て検索済み』
僕は訊くと映し出されている映像に透けたヘビが写り念話が聞こえた。
「さて、ここでレイカさんはお留守ですよ。」
「良いですよ♪終わりましたら……ルクスさんを抱かせて下さいね♪」
「大人の階段は無しですよ。貴女の目では把握してるはずですよね?」
「勿論、悪の親玉の事は♪」
「今は…しませんが転生したら、私の欲望の鎖の箍たがが外れて襲うかもしれません♪」
冷静な顔で話すと嬉しそうな顔でレイカさん微笑んだ。
立ち上がり僕の服装がパジャマ→黒い礼服ぽい学校の制服を着替えて、手には白い手袋をつけて、左手は銀の腕輪をつけていた。
時空・ボックスから掌サイズの透明な石が出て、その石の中にガブリエルさんは入ると僕は身体にその石を押し当てて体内に入れた。
「さて、仕事の時間だね。」
『あの女に……復習を…』
『さて、僕の王子様…久しぶりの狩りの時間だね♪』
「そうだね。」
怒りのガブリエルさんの念話と楽しそうにしてるタナトスさん念話の後に、涼しげに僕は言い切って転移した。
「はあ♪」
「死神とも言える『調律師』の正装のルクスさんも素敵ですね♪」
妖艶に満ちた顔でレイカさんは微笑んだ。
続く
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