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僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
第4章・依頼者の元に戻って……
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番外編・とある恋心の乙女・中編

 今回は執事の(わたくし)が……


※鹿島視点※

 エレベーターで胡桃お嬢様は、


「絶対にお祖母ちゃんに伝えるもん!」


 両手に拳を作って意気込みを顕にしていた。


 胡桃お嬢様とわたくしと会った時は笑顔が優しくて両親とよく笑っていたが、その2年後にとある研究機関の所長の川森というは老人が、お酒を飲んで運転してその胡桃お嬢様の両親の居た歩道に乗り上げ車ではねたが、通報もしないで放置し轢き逃げして、川森は政府を通じてもみ消そうとしたが、すぐにこの世界でも5本の指に入るくらいの大企業の『黒崎グループ』の社長夫妻を殺した事で認めないなら、とうの酔っ払った本人の川森が『アレは偶然の不幸、責められる通りはない!』とか、研究機関の事があって、政府からは無実の罪する間近で、『黒崎グループ』は日本から完全撤退して、本社を国外に出すと移転をする事を当時の会長だった胡桃お嬢様お祖母様の言葉に政府関係者は重い腰を上げて、経済的に掌がし川森所長を切る事にした。


 国内の株価や色々と安定してるのに、ここで『黒崎グループ』の大企業が国外に出れば、国内の資金や国内の半数の国民の仕事を奪う事になれば大混乱になり、政府も『黒崎グループ』の撤退という大火事に叩かれるのは目に見えて明らかなので、なんとしても『黒崎グループ』の撤退を阻止して決断した。


 政府からの条件を川森の事はこちらの世界や向こうの世界の報道は無しが条件だっで、内密に行われる予定だったが、川森は逮捕の直前に自宅を捜索したところ首を釣って遺書も見つかり亡くなっていたが、川森の葬式は内密に行われて報道もされなかった。


 研究機関の所長に主任の天空時が推薦されたが直ぐに天空時は断ったその理由は、『ユエと会う時間が減るからお断りだ!もしも所長にするなら、研究者を辞める!』そんな事で嫌だとはっきりと言われたのだった。


 しかも天空時主任は有能なので政府も黙るしか無かった。


 しかなく政府側はとある筋から、新所長の女性を招き入れたが関して詳しく無いが、秘密のベールで一切の情報が入って来なかった。


 両親が亡くなられたお嬢様に当時の公園で、励ましてくれた男の子のお陰で、最近になって笑顔になった。


「鹿島さんはわたしの好きな人は分かる?」


 真剣な顔で胡桃お嬢様に聞かれて私は、


「この前に川であった、去年に引っ越してきた同級生のヒカリ君ですか?興味深い話をしてたので…」

「確かにいい話でしたよね。凄くこちらの世界でも取り入れたいほどの!」

「はい、それを取り入れれば、エコですね。」


 あの話は本当に感心をする程にすごい発想で、会長に話してみたら、食堂の試作室を作ったのだ。


「ですが………」

「減点+1」


 手を☓にして、どうやら違ったらしい……


「他は?」


 顎に手を当てて最近に胡桃お嬢様と会った人物を言う事にして、


「えっーと、前に胡桃お嬢様と一緒に遊んでた…公園でユエという女の子と一緒に遊んでる明人さんですか?」

「減点+2」

「!?」


 更に違ったらしい事に驚いた。


「他には?」

「………」


 ジト目で胡桃お嬢様に訊かれて冷や汗を流して、


「私が最初に胡桃お嬢様にお会いして次の日の4年前にお会いした向こうのテイジさんですか?」

「確かに、女神様の息子ですが……減点+3」

「!!?」


 また間違えたみたいで……


「だって、彼は我儘だもん!」


 腕組み胡桃お嬢様は言うと、確かにだったテイジは強引に女神の息子の権力で、ダメなことを破って認めてもおうとして、我儘なのは……


 これには、苦笑いした。


「他は?」

「胡桃お嬢様……?」


 更に訊かれて心配した顔で私[わたくし]は、


「まさか、ユエさんではないですよね?」

「減点+10」


 これも違うですか!


 減点が多い!?


「ユエちゃん、友達だけど恋のライバルなんだから!」

「え……ライバルですか?」


 これは予想外の言葉が飛び出して不思議な顔になった。


「正解は、あの凛々しい顔で、黒い綺麗な髪を伸ばして、美形で…眼鏡で……」

「…ん………眼鏡!?」


 微笑んだ顔で胡桃お嬢様は回答を勿体ぶって話すと、眼鏡というワードに私わたくしは1人の問題児を思い浮かべた。


 顔を赤らめて胡桃お嬢様は、


「真様♡」

「……」


 早まった真似を……と言いたいが、今はまだ10歳なので、そこまで深刻な問題ではないし、まあ……いずれ、心がわりするのを待って、会長からイチオシされたまともなルクスさんあたりにくつけて行けば良いのだから、思いつつも……両親といた頃みたいに微笑んだ顔の胡桃お嬢様を見るのはいつ以来なのか、少しだけ私も微笑んだ。


 胡桃お嬢様と私は試験室の食堂につくと、1つだけ横に大きい5台ぐらいが並んでような自販機があった。


 この食堂には、普通の食堂のように人が居ない、理由はここの自販機は『黒崎グループ』がまだ世間では出してない新製品しか置いていない。


 因みに自販機の理由は人件費削減、他にもここの自販機の大半は人工知能をAIを試験的搭載したもので、勿論料金は試験的なモノなので全てタダです。


 自販機の前に立つとカメラとセンサーで認識して、モニターの画面がつくとコックのようなお人形が、微笑んだで出てきた。


『こんにちは、いらっしゃいませ。胡桃お嬢様、鹿島様、ご機嫌麗しゅうございます。』


「試験君、オススメの商品は何なの?」

『色々ありますが、どういったモノを探してますか?』


 ここの商品を管理するのは、この画面の名前は試験的に導入もあって名前は試験君しけんくんで、この自販機には150種類の新作の食べ物が入っており好みよって、多少はアレンジしてくれる。


 そんな中で、胡桃お嬢様と私は選んだ。


続く

時間を作って読んでくださりありがとうございます。


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