手紙
僕と彼女が付き合い初めて、もう何年になるんだろう…
そうだそうだ一年だ。
早いなぁ。
月日が過ぎるのは、本当に早い。
にっこり笑う彼女を、僕は、ただただ見つめる。
穴が空いてしまうほど見つめてる。
君が、僕に言う事は、いつもいつも、同じ事。
君の事は、本当にいいヤツだと思ってる
君の助言や、忠告は、いつも心理だよね。
そうだそうだ
今も、君の心理に耳を傾けてるとこだっけ。
負けず嫌いの僕が、君にだけは、絶対に勝てない、
と思うくらい、君は、完璧で、
天才っていうのかな?
君みたいな人を。
だけど……
君は僕に、隠し事をするよね。
知ってるんだ。
君が、好きなこと。
水臭いなぁ、
言ってくれよ。
僕はね、すごく君を大事にしてるんだよ?
君が思いを、僕に相談さえしてくれたら……
君に、
いつでも、その気でいるんだから。
その方が、幸せなんだと思う。
ねぇ、君は、どこが気に入ったの?
ねぇ、どこが、そんなにまで、君を惹きつかせたの?
僕はね、右腕が、すごく好きなんだ。
綺麗だと思わないかい?
病的なまでに白くて、所々にある、傷痕と青い模様が、美しく見えるよね。
君は?
僕と君は、子供の頃からの、仲じゃないかい?
君の趣味趣向は、僕と同じな事くらい、
いくら馬鹿な僕でも、わかってるよ。
だから。
後で送っておくね。
本当は、彼女の右腕を手放すことなんて、僕には耐えられないんだ。
でも、君と僕とは、子供の頃からの大親友で…
いつも、欲しいものが被った時は、半分ずつにしてたよね。
だから、彼女も半分ずつだ。
最近、彼女は無口だけど、
きっと、それは、僕と君が仲違いしてしまわないか、心配してるんだと思う。
僕が解決策を、彼女に話したら、
彼女、涙を流して喜んでたよ。
最後になるけど、
君と、僕と、彼女で、これからも、仲良く暮らしていこうよ。
この部屋、三人では、狭すぎるかもだけどさ。
試しに書いてみました。すごく短いですが、どうか、お許しください。