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飛行艇を愛でていたら、砂漠の踊り子さんに愛でられることになったのです。熱砂の潜砂艦物語  作者: トウフキヌゴシ
モント沖海戦

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第四十七話、ヨウセイ

 飛行艇空母“キサラギ”は、帰国するために、砂漠を飛び立った。

 

 その横を少し離れて、飛行艇“イザナミ”が飛んでいる。

 キャノピーは開けられていた。


 “キサラギ”の外部通路には、クルーが並んで手を振っている。

 その中に、クルックとフィッダの姿もあった。

 

 イオリとファラクが、手を振り返した。

 アールヴの国境ギリギリまで見送る。


「きゃあっ、ちょっとイオリっ」


 イオリは、急にロールを二回して、機体を翻した。


 二人は、国境都市“モント^に帰投した。 


「行っちゃったね」

 ファラクが言った。


「ああ」

 イオリが答える。

 

 クルックとフィッダと、飛行艇”イザナギ“(旧、ヨモツヒラサカ)は詳しい調査のため、ハナゾノ帝国の魔術学園に行くことになった。



「昔、ここで”人と妖精“を見たことがあるんだ」

 一目見ただけで、あこがれた。

 クルックの目の前には、一面に”マーマト湾”が広がっている。


「そう」

 フィッダは、飛行艇空母“キサラギ”の外部通路の手すりにもたれかかった。


 銀色の髪に、赤い瞳。

 白い肌には、錆びた銀色の魔紋。

 妖精じみた風貌。


「……これからもよろしく」

 僕の妖精

 クルックが、フィッダの手を取る。

 

「うん、こちらこそ……」

 フィッダの顔が少し赤い。


 二人はいつの間にか指を絡めて、手を繋いでいた。


 第一部、完




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