超今更アイテム解説❶~2の森編~
改稿中にこれ解説してなかったなと思い、解説を書き始めたのが間違いだった…………!
・擬肉果の木の種
【擬肉果系】とカテゴライズされる樹木の種。
このカテゴリーの樹木は肉ような香りと味、食感がする果実をつける。肉食動物に自分を食べさせ、種を遠くに運ばせて繁殖を試みるのはリアルの植物に近い生態である。食べさせる対象が草食動物ではないことが現実の植物とは大きく違うところだが。
採取当時、ノートの鑑定レベルが低いためにどんな肉を模しているかまでは判別できなかったが、ノートが取得した時の種は鶏肉系の味がした。
別の種類には牛肉や豚肉など別の肉に近い味のする果実も存在している。
いわば柑橘系の中にレモンやオレンジなどの細分化が可能なように、擬肉果系というカテゴリーの中に鶏肉味や牛肉味の果実が存在する感じ。
味のカテゴリーでは牛、豚、鳥とメジャーなものは当然として、ラクダやワニ、羊、馬、猪、鹿、ウサギなど味の種類は多岐に渡る。
また、味のカテゴリーの中にさらに部位のカテゴリーが存在する。牛などのメジャーな味でなおかつ人気な希少部位の味がする擬肉果を最初から発見するのは極めて困難。好きな味の擬肉果を育てるにはかなりの試行錯誤が必須。
この擬肉果を機に植物の品種改良に目覚める農家も多い。
擬肉果は吸収する栄養によって果実の味が大きく変化する特性を持っており、既存の肉とは違う味と食感の組み合わせの果実がなる可能性もある。
この果実は食用にするだけでなく、 肉食系の魔物をおびき寄せる餌としても使える。
・塩星の木の種
五芒星型の実の周りに塩の結晶を表出させる植物。食感は植物らしくなく、どことなく血のような味がする。擬肉果の樹木に巻き付くように育つことがほとんど。
実は前述の【擬肉果】と強い共生関係にある。
擬肉果の近くに実をつけて擬肉果とともに実を肉食動物に食わせるが、この実は周囲に表出する塩の結晶に毒が含まれており、少しずつ食べた動物を蝕み食べた動物の死を早める。やがて擬肉果と塩星の木の実を食べた動物は息絶え、死骸となる。
この時、擬肉果はこの死体を土壌に育っていくが、生物に含まれている塩分は植物にとって毒。この毒を吸収して土壌の塩分比率を変えるのが塩星の木なのである。塩星の木の果実の周りに表出するのは、この時根から吸い上げた動物内の塩分を結晶化したもの。
擬肉果は肉食動物をおびき寄せ、塩星は動物の死を早めて擬肉果が育つうえで邪魔な成分を積極的に吸収して促成を助ける。
このようにして二つの植物は強く共生しているのだ。
──────といっても、プレイヤーからしたら肉の味がする食べ物と塩がセットで存在しているようなものなので、カモがネギをしょっているようなものである。これにはベジタリアンもニッコリ。
因みに、擬肉果を育てる際は塩星の木と一緒に植え、食べ残しをそのまま根の周りに埋めればOK。食べ物に塩分が含まれていても塩星のおかげで勝手に育つ。塩星の木は土壌の塩害を改善する働きもあるので、うまく活用すべし。
・鉄ほうれん草の種
黒い葉をつけるほうれん草っぽい何か。ほうれん草と名前はついているが、何の下処理もしないと鉄っぽく苦い不味い草。下位化錬金をするとほうれん草になる。
鉄分がやたら含まれたほうれん草で、品種改良をしないと単体ではあまりおいしくない。というか食用というより実は錬金術用の植物。
属性でいえば鉄と植物を兼ねる。序盤ではかなり珍しい特性の植物といえるだろう。
大きな岩の影や大木の影など直射日光を浴びにくい場所に茂っていることが多く、元が黒っぽいので割と見落としやすい。
・赤薬人参
かなりいろいろな薬効を持つ便利な植物。
人参にしては形が細く、捻じれていて、赤い。
味はとても不味く、食べられたものではない。人参だと思って調理すると痛い目にあう。
そもそも人参にはオレンジ色で普段食べられているセリ科の人参と、高麗人参や朝鮮人参と呼ばれ漢方として用いられるウコギ科の御種人参がある。この赤薬人参は後者のカテゴリーに属する人参である。
肉体の強化、回復、耐性強化などいろいろな効果があるが、単体での効果はそこまで高くない。適切な処理を行い、錬金術により特性を強化することを求められる。
実際、リアルの高麗人参は人体の滋養強壮に大きく貢献するかといえば微妙な存在。効果が0とまでは言わないが…………。
そんな悲しい現実を否定するように、ALLFOの高麗人参系はきちんと滋養強壮系の効果がある。 錬金術との相性も高く、触媒として使いやすいので錬金術師からするとあればあるだけいい。
といっても、かなり育ちにくく、品種改良を進めないと定期運用をするにはあまりにも不安定。
・油溜玉蜀黍
名前の通り、油をため込むトウモロコシ。
実はリアルにおいてはトウモロコシの野生種は確定していない。
一説では約9000年前にとあるイネ科の植物を人間が育てて生み出した植物とされている。
またぶっとんだ説では、宇宙人によって授けられた種ともいわれている。
その理由として、トウモロコシの繁殖方法が謎に包まれている点にある。
植物は広域に自分の種を繁栄させるために工夫をする。
例えば松ぼっくりやたんぽぽのように風に乗せて種を運ばせたり、果実のように草食動物に食べられることで遠方に運んでもらったり、動物の体にくっついて運ばれる種類もある。
その点でいうと、トウモロコシは1つの実に大量の果実をつける。かといって種を風で飛ばすでもなく、堅めの皮に包まれているために動物に食べられることもない。古来から人間の手が入らないと繁殖できないというまるで蚕のような特性をもつ変な植物なのである。
品種改良などという概念が生まれるはるか前からまるで家畜化されたような特徴を持つ植物であるがゆえに、トウモロコシは宇宙人によってもたらされた植物という説があるのだ…………。
そんなトウモロコシだが、ALLFOではリアルで育つようなトウモロコシと違ってサイズが半分くらいのサイズで見た目もトウモロコシとイネ科の植物の中間のような見た目なのでぱっと見でトウモロコシと判断しにくい。
そのまま食べるとトウモロコシの甘さはあまり感じられず、草っぽい味とともにねっとりとした油が口に広がり食べられたものではない。
実際活用するには錬金術である程度いじったうえで下位化錬金をしてトウモロコシにするか、油をため込む性質をさらに強化してコーン油を抽出するための植物として育てるべし。
なお、火をつけると楽しいことが起きる。
・甘白玉南瓜
そのまんま甘くて白いかぼちゃ…………。
ただし、サイズは小さい。野球ボールより一回りくらい大きい。
一般的に食べられるほくほくした食感の西洋かぼちゃではなく、ねっとりとして水気の多い日本かぼちゃに近い種類。
皮が非常に堅く、表面がごつごつしていて握りやすいというあまりに投擲に向いた食べ物で、ゴブリンや猿など人に近い形をした生物が投げつけてくることも。
食べたければ武器にも使えるような攻撃力持っている刃物で切るか、石でたたき割るとヨシ。実際タナトスも綺麗に洗ったハンマーを何度も叩きつけて皮を割っていた。堅い分、一度割れるとパカリと綺麗に割れる。事前に少し切れ目を付けてから叩いて割ると綺麗に分けることができる。
品種改良しなくても野生種の段階で十分に美味しいというALLFOではあまりない特性をもっており、実はとある猿型のボスMOBを倒した後に巣の奥で収穫可能な植物だったりする。
基本的に回避偏重なノート達が相手だったためにさっくり倒されてしまった悲しきボスだが、本来であれはタンクや後衛職めがけて的確にこの堅いかぼちゃを投げつけてくる厄介なボス。そのうえ、時間をかけて戦っていると割れたかぼちゃから甘い匂いがあふれておびき寄せられたほかのMOB達に横殴りをくらいというなかなかあくどいトラップが仕掛けられている。
わりとこうやって探索してればそこそこ食べられるものもあったのだが、それをことごとくスルーしていって不味いものばっか食べてたJKの巻。
かわいそう




