【設定付属】一般プレイヤー(スレに登場したPL)小図鑑③~今を時めく者たち~【Chapter4読了推奨】
1:雑巾一番搾り
ヤバいプレイヤーネームをしているが、ALLFOに於ける嗅覚関係の検証の第一人者。
ALLFOの魔物が生物なら当然嗅覚方面へのアタックも有効なはず。そんな素朴なアイデアから魔物に対する嗅覚へのダメージなどを図る検証班に属しているが、上位勢などからはいまいちウケていない。というのも、確かに嗅覚に対するダメージは素晴らしいのだがフレンドリーファイアが防ぎにくいという問題点があるから。似たような問題はノート達も直面している。しかし実用化できればダメージの与えにくい生物系の魔物なども簡単に怯ませることが可能性があるのでなかなか侮れない研究である。
2:社員先ずカット
クラン『ブラックカンパニーパレード』の一員。死んだ目をしており携帯食料とドリンク剤の愛飲者。ALLFOでも同じものを再現しようとしている狂人。この研究も案外馬鹿にならない物で、モチベーションの向上だけではなく味の良さは実はとあるパラメータに影響するので口にする食事のクオリティの質はできるだけ上げておいて損はない。
戦闘糧食の実験にも参加しており、ストレスで若干味覚が死んでいるのか元のもせずに戦闘糧食を食すことができる。
3:ライスヒカリ
ミツバチが保護観察指定昆虫化し代用のミニドローンによる農作物の受粉など全機械化が進むリアル側の農業に対し、自分の実家が古くから持ってた土地で細々と米を手作りしてる物好き。なおマニアには結構高値で売れるのでそこそこ割の良い小遣い稼ぎになっているとか。最近は甥っ子がお小遣い目当てで手伝ってくれるようになった。近所の小学校の体験学習としても貸し出したり、イベントに貸し出したりと農業方面で色々と活動を行い稼いでいる。
米農家としてはそこそこベテランで、ロストモラルが齎した米にかけられた呪いの数々が米農家の視点から見ても虫害など様々な害に対して非常にうまくカウンターを決める事ができるようになっている事から、米は単純にゲーム側が齎した物ではないと考えている。
現在は呪いの逆の効果を持つ魔法により米を育てられないか色々と魔法方面で探っており、地味に新しい属性の魔法の発見にリーチをかけつつある。
米を齎したロストモラルを奉る隠れロスモラリアンであり、ノートの事をアオコメサマと呼び米農家たちと崇めている『青米教団』という謎の組織の一員。御神体は米とロスモラのリーダーの仮面を象った青いピエロマスク。アンチロスモラリアンが多い僧侶系の中では割と異端サイド。
I・ペットは木造のゴーレムの様な樹木型にしたが、実は樹木型は希少な事が判明し後々どうやってパーツ解放したのか周囲から色々と問い詰められるが本人も含めてよくわかっていない。
実はI・ペットは遭遇した魔物だけでなく、その時点でプレイヤーの肉体が保持している情報や隠しパラメータなどが複雑に絡み合いパーツが生み出されるのでなかなか狙って同じパーツを出すのは難しい。
4:愛猫家【⌘】/A-Kam・Cat
I・ペットを騎獣としてではなく、純粋なペットとして作ったプレイヤー。大の猫好きなのにリアルでは猫アレルギーで接触できず、VR系のゲームでは度々猫系の魔物をテイムしてお茶を濁していたが、ALLFOではほぼ自分の理想形であるベンガル系の猫を作れて超ご満悦。因みに猫のパーツが出やすいのは街の中によく猫が居るから。
猫のI・ペットを連れ歩くと一部NPCの挙動が変わることをスレに報告し、その後自分でも色々試していた結果、放し飼いしていたI・ペットが街にいる猫と仲良くなっており、ペットに誘導されついていくとそこでは猫達が集会を行っており―――――――――後にユニーククエスト【十三の街:星渡る猫の街へご案内】に一番最初にたどり着くプレイヤーとなる。
クエスト発生条件は街にいる猫からの好感度一定値以上達成、『偏愛』『絢爛』『星』などの隠しパラメータが一定値以上達成しているうえで、猫系のペットか魔物を所持すること。ペットか猫の誘導に乗り、猫の集会に参加し『王』に認められるといくつかの依頼が発生する。これがかなり長期にわたる大型のユニーククエスト、【十三の街:星渡る猫の街へご案内】の開始方法。クリアすると…………
なお、性質が善や悪に寄っていても発生しないクエストになっており、常に中立でなくてはならない点が一番難しいポイント。
5:Bow踊り
ヒュディキャンプ地跡地の一画に競馬場ができた元凶。彼がノリでスレに書き込んだ一言でまたも日本サーバーは大きく脱線した。この一件で海外にまで『日鯖って色々と脱線しまくりなのでは?』と知られることになる。
冒険者ギルドの協力を得て土地を確保し、測量や地質調査を行い、こだわりが暴走し土づくりから開始。同時並行でペットや魔法を利用し整地を進め、ガチの設計士たちまで巻き込み競馬場の設計を開始。図案を幾つか出し合い多くのプレイヤーを巻き込んで投票決戦を行いデザイン決定。競馬場を作り始めると同時に競馬場を管理するための冒険者ギルドの施設や、食事処まで作り始め、とドンドン規模を拡大。
ノリの良いプレイヤーや生産系とパイプを作りたい戦闘系のプレイヤー達、検証班など色々な派閥も素材集めに協力し始め、最初は冗談とノリでしかなかった競馬場を中心とした街づくりが本格化。
最終的に生産組の元締め的存在である『ゴルゴムの仕業』氏が動いたことで上位層まで協力をはじめ、のべ2万以上のプレイヤーの協力によりリアル時間で3週間かけ完成。せっかくプレイヤーの投票で新しい街の名前を決めたのに、あまりにも競馬場のインパクトが強すぎて、いつの間にかこの街は『競馬町』と呼ばれ始めNPCにまでその名で通じるまでに至る。
これに刺激を受けたロシア鯖ではボス討伐後に圧倒的カリスマを持つトップ層のとある女プレイヤーの主導で賭け事を集めた『カジノ城』が建てられた。
6:the仏
ビジュアルだけでトカゲをペットに選び悲鳴を上げることとなった運の悪い人。以降ペットの失敗談のテンプレとして外部にまで知られるようになってしまう。皆も動物が実際にどのような挙動で移動しているかちゃんと確認して乗れるかどうか確認しようね。爬行するタイプに乗ったら当然酔うに決まってるのです。
ペットはビジュアルだけでなく骨格などもある程度調節できるので拘って作るが吉。
ちょっと情けない感じにも見えるが、実はコミュ力が異常に高いプレイヤーで、生産系の多くにパイプを持つ人物。独特なプレイヤーネームと相まって生産関係での知名度は高い。このプレイヤーが自分の持つ伝手をフル活用して動きだしたことで競馬町作りが本格化したのである意味本当の元凶。
競馬町完成まで生産組の顔役の一人として製作を指揮し続け、更に名前が広く知られることとなる。




