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⒅『生と死に関する記録』

⒅『生と死に関する記録』



理念を超越して、死がまさに死として存在する時、その存在をどう捉えるかは、永遠の課題でもある。死は無存在であるが、火葬にでもしなければ、腐って朽ちていくまで、つまり、土に帰るまで、形としては有存在である。しかし、死は死以外の何物でもない。形が消失するまでの間、死の記録は続く。



形の分からない死も、世界では必ずと言っていい程、様々に存在する。失踪や、正体不明の消失など、我々はこれらに、惑わされるのである。帰ってこないので、死んだと認定するしかないが、屍を見なければ、或る人の死を、死と納得出来ないような、視覚的幻影が、我々にはある。



生と死は、人間を惑わすのである。暗室の何処かから、呻き声を持って現れる様な、不可思議な体験によって、人間は、生と死の狭間を理解し、咀嚼するのである。誰が何かを言っても、自分が生と死を記録出来なければ、記録形態の損失が行われるということである。

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