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⒂『生と死に関する記録』

⒂『生と死に関する記録』



何の変哲もない、無情な世界観とは、幼い頃の記憶から記録された周囲の映像によって、創造されると考えられる。この変容に、連鎖があるとすれば、親から傷付けられた子供が、大人になって、他者を傷付ける様な、悲しい連鎖である。そしてまた、その先に死は明滅している。



生の誕生によって、周囲が祝福した場合、その人は幸福に包まれるのだろう。それによって、人生を見る角度は変容していく訳である。当たり前のことだが、祝福されて育った人は、大人になっても、他者を祝福出来る様になる。これもまた、一つの連鎖反応であるし、その先には、生が明滅しているだろう。



思うに、大人になって、犯罪を犯すなど、問題のある人間になった時、自己責任と言われるが、確かにそれは一理ある。しかし、子供の頃、傷付けられて育った大人が、簡単に平和社会に馴染めるだろうか。つまり、生と死の関係性に置いて、暴力的になることの人の罪は、一つには、育った環境に罪を見る方法論も、必要だろうと考えられる。

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