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Prologue:A Day of Death Game
硝煙の匂いが俺の嗅覚を刺激する。
息を荒くして、崩れた冷たいコンクリート壁に凭れ、そのまま、しゃがみ込んで足元に転がる、7.62×61mm弾の薬莢を見つめた。
銃弾飛び交う、外界から完全に隔離され、殺伐としたこの広大な世界で生き残れるのは《たった一人》。
そう。《たった一人》。
信じられるのは《自分》と《銃》。
上がる心拍数を抑えて、壁に立て掛けたIMI ガリル·ARMを再び手に取り、安全装置を解除し引鉄に指をかける。