●生と死の狭間の迷い人
突然、口数の少ない愛里は言った。最近、何かに目覚めたようだ。
「じゃあ、アンタ何のために生きてんの?」
さぁ。なんだと思います?
「高校生ってさ、ビミョーだよね。何かって言うと大人の都合に合わさなきゃならないのに、未成年って煙草も酒も禁止でしょ。大人のエゴなんじゃないかって……」
それで、キミは煙草を吸うんですか?
「バカは嫌いです」
す、スミマセン。さすが俺の彼女、キミの冷たくキラめく瞳で心の裏の声が解っちゃうネ☆
「何で謝ってんの。アンタは謝れば全て許してもらえると思ってる訳?」
うん、だって許してもらえるもんよ。キミならタソーだって余裕で超えらるよ。(ルソーだから、良い子は間違ってもタソーと覚えないよーに!!)
「もう超えてますから。中学から出直してくるべき人間」
オイラ、人外Onryですから。
「あ、そ。ちなみにスペル間違ってるから」
マジで?!(マジっす!!オンリー=only)
翌日、朝のHRでのこと。
「ゴルァァァァ!!浅井ィィィィ!!」
古典の教員、通称バーコードハゲの鳴き声。(こいつはマジ、動物並)つか、ゴキブリホイホイ仕掛とこ(笑)
「ほら、キミの愛人が暴走してるよ」
愛人じゃねェーし。むしろイノシシじゃんか。(怖っえー)
「何やってんの」
いい質問をしてくれました、恭介くん。
俺はタモ(虫とか採取する用の)を持って、何かが来るのを待ち構えていた。
「ちょっくら、イノシシ捕獲してきてやらぁ!!」
タモをブンブン振り回してみる。
「ふぅん。てか、アンタは一生ムリだと思う」
うん、死んでもムリ。その前に、一条氏にコ ロ サ レ ル。
「センセー。浅井くんはココです(にっこり)」
その清々しい、僕の前では見せたことの無い笑顔は何ですか?(笑顔で悩殺されました)
「浅井ィ!!」
バーコードハゲは息を切らして、動物並みの溜め息を漏らした。
ちっ、見つかっちまったじゃねぇか。
「追試じゃァァァァ!!」
叫ばなくても聞こえてますから。俺、聴覚かなりいいんだ。
「じゃあ、頑張って。俺は応援してやらねぇから」
いらねぇ。それより、アナタの無駄にイイ頭を貸して下さい。
「嫌です(にっこり)」
とにかく俺はこれから追試と言うでっかい壁に激突してしまった。留年なってやらぁ!!
………と、意気込んでみたり。(オヤジにぶん殴られるし!!)
この作品には関係無いけれど。
友達とテニスをやっていて「おりゃ」「えい」とか一々声を出さなきゃできない人。だから小説を書くときも「おルァァァァァァ!」と叫びながら書きたいと思います。
こんな作者でスミマセン。
感想&評価、是非おねがいします!!!!!