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透明の物語  作者: はな
2/3

透明の物語⒉

「あなた、名前は?」

「…愛梨。」

なんとも言えない優しい話し方。

でもどこかさみしさとか切なさとか

なんかそんなものを感じる。

「愛梨…素敵ね。私、涼っていうの。

よろしくね。」

手を差し伸べてきた。

細くて真っ白な手。

「よろしく。」

その手はとても温かく、

優しい手だった。

「ねえ愛梨。私と友達になってくれない?」

急すぎてなにがなんだかわからない。

「ちょ、ちょっと待って。全然わかんないよ。あなたはなぜ私の部屋に現れたの?なにか理由があるの?」

涼は黙り込んでしまった。

「それは言えない。でもいずれわかることになる。その時まで待って。私はあなたのお友達よ。」

「…でも私は学校だっていってないしいじめにだってあった。本当に私でいいの?」

「ええ。私はあなたのお友達。心配しなくったっていいのよ。私はあなたのことをずっとずっとずっと守ってあげる。なにがおきても。」


涙がこぼれた。

なんの涙かはわからない。

でもその言葉が嬉しくてたまらなかった。

嬉しい気持ちが涙になったのか。

それとは少しちがう。

深い深い涙は数時間流れ続けた。

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