『錆喰いの庭、銀の脈動』設定資料集 ( 第一部:偽りの空と鉄の翼完結時点)
【現在の状況】
場所: 外の世界の上空。
状態: 飛行機『天翔る鯨』号にて滑空(グライダー飛行)中。燃料切れのため、着水は時間の問題。
判明した真実: バビロンの外に「大地(楽園)」は存在しなかった。広がっていたのは、汚染された鉛色の「死の海」のみ。
次の目標: 水平線の彼方に見える「雲を突き抜ける白い巨塔(軌道エレベーター)」。
【主要キャラクター】
■ 佐藤 司(通称:ヴェイン)
役割: 最下層出身の機工医。「壊れたものは直す」が信条。
装備: なし(丸腰)。
愛用の「炸薬式杭打ち機」は、第17話の枢機卿戦で全弾発射し、反動で右腕と共に全壊した。
身体状況: 重傷。右腕を複雑骨折し、神経も断裂寸前。現在は添え木と包帯で固定し、動かせない状態。
人物: 口は悪いが、一度引き受けた依頼(アリアを海へ連れて行く)は命がけで遂行する。
■ アリア
役割: ヒロイン。教会が「聖女」として管理していた少女。識別コード「A-00」。
能力: 機械の「声」を聞き、歌うことで機械へ干渉(ハッキング・鎮魂・制御)する力を持つ。
第17話では枢機卿の「熾天使システム」に干渉し、バリアを無効化した。
身体状況: 第14話でサイラスの「植物の血液」を輸血され、熱暴走体質が改善。以前より感情が豊かになっている。
■ クロ
役割: アリアが抱いている黒猫。
正体: 機械の体に生体心臓を持つ、バイオメカニクス猫。人語を理解している節がある。
■ カレン
役割: 元・中層レジスタンス「鉄の夜明け」リーダー。
装備: 旧式のアサルトライフル。
謎: 第16.5話にて、教会の極秘計画である「人造天使」の存在や特性をなぜか知っていた。単なるレジスタンス以上の過去があるようだが、まだ語られていない。
■ ギルバート
役割: 狙撃手兼参謀。元・王室時計技師の老紳士。
装備: スラッグ弾仕様のショットガン。義眼(多機能レンズ)。
謎: 時計技師にしては戦闘慣れしており、外の世界や「塔」についても何か知っている素振りを見せる。
■ バルガス
役割: パイロット兼メカニック。
装備: 右腕のハンマーアタッチメント。
身体状況: 満身創痍。
第12話で全身に銃撃を受けるも、離陸寸前の機体に飛び移り生存。
第13話の墜落でさらに負傷したが、第14話でサイラスの治療を受けて復活した。しぶとさはチーム随一。
■ ウルフ
役割: 賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)。
装備: 長銃身のリボルバーカノン(磁力誘導弾)。
人物: 金と美学にうるさいニヒリスト。第16話で「高い所から見下ろす奴が気に入らない」という理由でヴェインたちに加勢。そのままなし崩し的に同行中。
【バビロンの残された人々・協力者】
■ ジーク(最下層)
ヴェインの元友人であるサイボーグ。最下層に残り、ヴェインたちの旅立ちを見送った。
■ サイラス(エアダクトの森)
登場: 第14話。
正体: 教会の人体実験により植物と融合させられた「環境適応人類」。
経緯: 当初はヴェインたちを敵視したが、アリアの能力で「心の痛み」を理解され和解。自らの「左腕」を切除し、その成分でアリアとバルガスを救った。現在は上層へのハッチの守り人。
【用語・世界観(判明分)】
■ 階層都市バビロン
人類最後の砦と思われていた巨大な塔状都市。
最下層: ゴミ捨て場。
中層: 工場地帯。
上層(白亜の庭): 貴族と教会が住む偽りの楽園。人工太陽が落ち、現在は機能停止・崩壊状態にある。
■ 教会(聖堂騎士団)
バビロンを支配していた組織。
枢機卿: ラスボス。自らをコアに防衛システムと合体し「機械天使」となったが、ヴェインの最後の一撃で爆散・死亡した。
■ 外の世界
バビロンの天井(蓋)を開けた先に広がる世界。
空: 本物の太陽と青空が存在する。
海: 陸地はなく、旧文明の廃墟ビルが突き出した「死の海」が広がっている。
軌道エレベーター: アリアが指差した目的地。水平線の彼方にそびえ立つ白い塔。宇宙(VOID)へと続いているらしい。
■ 飛行機『天翔る鯨』号
バルガスとレジスタンスが廃材で作り上げた複葉機。
現状: 度重なる戦闘と雷雲突破でボロボロ。燃料も尽き、今は静かに死の海の上を滑空している。着水すれば、二度と飛ぶことはできない。




