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瀕死の私を助けてくれたのは、真紅の目隠しをした魔眼の騎士様でした。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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25/51

25:所変われば。

 



 お昼を食べつつ、昨日の現場の事を聞いた。

 やはり特殊な個体が生まれていたらしく、またネズミの魔獣が大量に襲ってきたらしい。

 

「え、どうしたんですか?」

「んー? 全部殲滅してきたよ」


 どうやら昨日はどういう対応をしたら良いかで迷って、あまり有効な手立てが打てなかったらしい。

 今回はもうわかり切っていたので、殲滅作業に切り替えたのだそう。

 もしかして…………リオってかなり強いのかも?


「ふぅ、お腹いっぱいだ。美味しかったよ、ありがとう」

「どういたしまして」


 今度は二人でお皿洗い。

 少しずつお互いの性格やスタイルが見えてきて、二人で何かをするのが楽しくなってきた気がする。




 午後からは、また倉庫の中の確認。

 先ずは少し気になっていた、大きなキャリーケースから。

 一週間強くらいのサイズでピンク色。

 ということは女の人の荷物かなぁ。


「あ、鍵がかかってるのかぁ」


 上下にひとつずつある小さなロック。上部にだけ小さな鍵穴がついており、これを解錠すると、ぱかりと開く作りだ。


「それは重いからなにか入っていそうだが、全く開かなくてな」


 ケースの作りと鍵の説明をすると、リオがふむと考えて、鍵穴に向かって手を掲げた。

 カシャリと軽い音が響いて、キャリーケースが解錠された。


 ケースを横に倒して、リオに開け方を教えつつよっこいしょと開いてみせると、中には服が大量に入っていた。

 サイズはあまり変わらなさそう。

 洋服は不必要とのことだったので、使わせてもらうことにした。


「あ! リオ、ジュエリー類が下の方にありましたよ」

「ん、助かる」


 ジュエリーは、イミテーションの方が人気らしい。

 なぜかと言うと、この世界では宝石はたくさんあれど、イミテーションのようなものを生み出す技術がない。なので、レジンのようなもののアクセサリーのほうが、人気かつ高価になっているそう。


「ほへぇ。所変わればー、ってやつですね」


 それから、出てきた化粧品類もかなり重宝されているらしい。

 アイブローペンシルなど、かなり画期的な発見だったらしく、それまでは筆で書いていたらしい。

 なぜアイブロー用かわかったのかというと、パッケージのイラストのおかげだったそう。

 

 そういえば、パッケージでどれだけわかりやすく商品をアピールできるか、みたいな考え方だから、ひと目でわかったんだと思った。


「ふふっ」

「ん? どうした?」

「ちょっと、変なこと、考えちゃいました」


 あっちの世界に、リオを連れて行ったら、物凄く驚くんだろうなぁと考えたら、笑いが込み上げていた。




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