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コンクリートジャングルオブハザード ~ゾンビ世界で遊びましょう  作者: バッド
15章 眷属を作って遊ぼう

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248話 音楽を楽しまない防衛隊

 空気を切り裂き、高速にて空中を飛行する。眼前には巨木による森林が広がっており、ぎりぎりを攻めて突き進む。小枝や葉っぱが掠ることも多々あるが、慣性緩和装置が目の前の障害物を単なる路傍の石としていた。


 崩壊前の自分が今の私を見たらどう思うだろうと、荒須ナナは高速での飛行をしながら、ふと思う。


 夢でも見た? 映画を見ているだけ? なんにせよ現実とは思わないだろうし、話を聞いてもホラ話だと相手にもしなかったことは間違いない。


「ナナ様。敵の反応あり、樹上を高速にて移動中。解析結果、オスクネー亜種と思われます」


 スレイプニルの言葉に考えるのを止めて、前方をしっかりと見据える。


 オスクネー亜種、蜘蛛の下半身を持ち、痩けた男性の上半身を持つ異形だ。亜種なので二つの頭を持ち視界に隙がなくなっている。


 糸による攻撃も馬鹿にできないし、そこそこの強敵だ。


「荒須隊員! 右から数匹来ている! 抑えておいてくれ! 俺たちは左から攻める!」


 仙崎さんが怒鳴るのと同時に、バイクにつけられている通信機から、がなり声が響く。


「駄目だ! 抑えることよりも、素早く敵を倒すことを先決にしろ! 目の前の敵を気にせずに全員で攻撃して確実に倒すのだ。そのバイクの性能ならやれるはずだ!」


 大樹から来たというゴップという嫌な男性だ。傲慢であり、レキちゃんを嫌っている。百地隊長は人には色々あるというが、レキちゃんを嫌っているだけで私の敵なのである。


 だが、戦術は私たちが学ぶことが多いようだ。悔しいが場数が違うというやつだろう。既に森林も半ばに侵攻して、あとはオリジナルと呼ばれる敵を探すだけだが、ここに来て急に敵の守備隊が強くなった。


「ゴップ戦術室長! 敵が倒せなかったら反撃を喰らうぞ!」


「馬鹿者が! そのバイクのシールドはそうやすやすとは破壊されん! まだシールドに余裕がある間に強敵を確実に倒していくのだ! 教本に書いておけ!」


 そうして荒々しく通信は切れる。


「もぉ〜! 仙崎さん、安全をとるなら地道に敵を削っていった方が良いと思うんですが」


 私は頰を膨らませて文句を言うが、仙崎さんは真面目な表情でその言葉を検討し始めた。


「守りはすべて兵器任せにするのか……。やってみてから文句は言うべきだな。俺について全員で敵を蹴散らすぞ!」


「後部バルカン砲を発射します。猛馬スレイプニルの力を見よ! ひひ〜ん!」


 自分でひひ〜んと鳴き声をあげるスレイプニルに苦笑いをする。随分変わったバイクである。他のバイクはもっと機械的なのに、スレイプニルだけは感情豊かだ。


「質量変化弾、撃ちます!」


 ダララと轟音が鳴り響き、後部バルカンから鉄をも砕くハンマーと化す銃弾が無数に発射されていく。周りの面々も同じくバルカンにて射撃を始める。


 強力にして破壊的な質量変化弾を前にオスクネーは白い糸でできた盾を自らの眼前に生み出す。


 糸の柔軟性により、銃弾は全て受け止められると思われた。攻撃を止めて、散開をしようかと考えたわたし達にまたもやがなり声が響く。


「その銃弾の効果は動かない者を動かす重さにある。オスクネーの糸如きでは受け止められん! 攻撃を続けろ!」


 むぅと口を尖らせながらも、攻撃を続けると盾は押し込まれて、オスクネーへと覆い被さるようになった。


 そのまま柔軟性を無くした盾ごとオスクネーを私たちは撃破するのであった。


「どうやら戦術室長とは伊達ではないらしい。こちらの兵器のコンセプトまで把握しているとは、さすがは大樹のエリートといったところだな」


 仙崎さんが感心しながら、次のオスクネーを撃破する。なるほど、質量変化弾は装甲を破砕するだけではなく、その重量で敵をノックバックさせるという性能もあったのだと気づく。


 今までに気づかなかったことは悔しいが、今から情報を駆使すれば良いのだ。さらにオスクネーを同僚と一緒に倒しながら、スレイプニルへと質問する。


「ねえ? 貴方はこの銃弾のコンセプトを知っていたの?」


「装甲破壊用の弾丸。かなり強いと私は把握しておりました」


 えっへんという擬音が聞こえてきそうな感じの答えであった。あぁ、このスレイプニルには頼らない方が良いと私は確信してしまった。戦いはともかく情報関連は適当さ極まるバイクだ。


 眼下の部隊を援護に向かおうとしたときであった。


「メェェェ〜」

「ニャヴァ〜」

「ワブァン」

「コゴゲー」


 四つの不気味なる鳴き声が響き渡る。周囲に背筋がぞっとするような、憎しみから地の底から蘇ってきた悪魔のような鳴き声であった。


 フラフラと同僚が力を失い、バイクと共に墜落していく。ぎょっとして、鳴き声の先を見ると巨木を押し倒しながら、何かが現れた。


 そう、なにかだ。ナニカが融合した肉の塊が移動してきた。巨大な肉の塊は20メートルはありそうだ。馬の脚、犬や猫の足やニワトリだろうか、鳥の足も無数に生えている。同じように頭も無数に生えている。ピンク色の肉の塊から生えてきていた。


「なんだ、あれは?」


 今の声に耐えた仙崎さんが、異形を見ながら驚きの声をあげる。


 驚きの声をあげている中でも、異形から再び不気味なる鳴き声が聞こえてきて、頭が重くなり視界が揺らぐ。


 再び他の同僚が新たに墜落していく。なにかあの鳴き声に超常の力が混ざっているのが感じ取れる。


「ま、まずい! 全員距離をとるんだ!」


 ふらつく中で仙崎さんが叫び、私も周辺に下がるように伝える。このままでは全員が墜落するのは間違いない。


「スクリーマーより、断然強力な声だ! 墜落した者を救助しつつ撤退だ!」


「皆、鳴き声が聞こえない範囲まで退却してください! スレイプニル、バルカンで牽制して!」


「了解しました。スレイプニル必殺! フルバーストアタック!」


 ちょっと待ってと声をかけて止めようとしたが、遅かった。バルカン砲は火を噴き、新たな武装として取りつけられていたランチパックぐらいの大きさのミサイルポッドから、全てのミサイルが発射された。


 バイクが全弾発射された震動でガタガタと揺れる。


「バカッ! なんで全弾発射するの!」


 あまりといえばあまりの攻撃に思わず叫ぶが


「ナナ様。先手必勝、一撃必殺です。わざわざ敵の力を確認する必要などないのですから」


 そのとおりであるかもしれないけれどと思うが、残念極まりない状況となっていたので、敵へと指差して伝える。


「全然命中してないよ! ほら、バラバラになって逃げていくよ!」


 たしか軍魔とマッスルな犬? ハリネズミなのに猫だったっけ。ニードルなんとかだったかも。正直、敵の名前はどうでも良い。ネーミングセンスもないし。


 肉の塊が糸がほどけるようにバラバラとなり、散っていきミサイル群から逃げていく。


「なんと! あんな方法で避けるとは! 馬鹿げた避け方ですな、あれならば個別に撃破することは簡単です。もう弾丸は尽きましたが! 誰か補充、弾の補充をしてください」


 またもやアホなことを叫ぶスレイプニル。


「荒須隊員、よくやった! 個別撃破をしていくぞ!」


 なんとか態勢を立て直した仙崎さんが攻撃をしようとしたが、またもやがなり声が口を挟む。


「あからさますぎる! 罠だ、全員下がれ!」


 攻撃態勢に入ろうとしていた同僚もその声で動きを止めて、バイクを押し下げる。


 そこに周りからまたもや鳴き声が聞こえてきた。


 今度は大きな鳴き声ではなく、周辺からの合唱。共鳴した鳴き声であった。


 その声が響き渡ると同時に周りから暗闇の靄が吹き出してきて、周辺は一寸先も見えない闇の世界へと変わった。


「多彩な技を! 全員下がれ、下がれ!」


 あの戦術室長が止めたことにより、暗闇の範囲から私たちはすぐに逃れた。バイクを加速させて、空中へと難を逃れたが暗闇の中なので、何人かが木に激突してふらついている。


 慣性緩和システムが働いているので、なんとかふらつくだけで済んだが、本来ならば激突死していただろう。


 地上部隊はそこまでオリジナルとの距離を詰めていなかったのか、すぐに暗闇から出てくる。

 

「チッ! まるでブレーメンの音楽隊だな」


 仙崎さんが忌々しそうに呟き、通信機から蝶野さんの声が聞こえてきた。多少焦っているが、それでも冷静な声で地上部隊がそこまで酷いことにはなっていないとホッとする。


「仙崎、荒須、無事か? 部下をまとめて後退しろ。どうやら厄介な敵だ、搦手で攻撃してくる今までにいなかった敵だな」


「その分、攻撃性は低いはずだ。あれはサラリーメンの音楽隊と名付けた。あの人面は皆疲れたサラリーマンの顔だったからな」


 グハハハと笑う大樹の幹部のネーミングセンスのなさに辟易してくる。もう少しまともなネーミングをつけるように、女性にアドバイスでも受けたらどうだろうか。


「厄介な敵だが、わかったこともある。あの敵は無数の分裂体へと分かれたが、誰か動物の数を数えたか?」

 

 ん?と首を傾げて、どういう意味かを考える。なにが言いたいのだろうか?


「ナナ様、私は確認しました。馬がたくさん、犬がいっぱい、猫がニャンニャンニャ〜、ニワトリが一羽ですね」


 もの凄いわかりにくい答えをしてくるスレイプニルに本当にAIなのか疑いをかけるが、言いたいことはわかった。


「ニワトリ? ニワトリは一羽だけ?」


「そのとおりだ。どうやら奴らも人手不足らしいな。あいつがオリジナルだ、あとは儂らが片付けるので、後衛から支援をしておけ!」


「待て! 馬鹿なことをするな、まだ敵はうじゃうじゃいるんだぞ!」


 なにやら地上はバタバタとしている。


 なんだろうと見てると、戦術室長と趣味の悪い黄金色のパワードスーツを着込んだ男性たちが暗闇の中へと突撃していく姿が確認できたのであった。


「アホが! 全員、周辺の敵を排除しつつ前進だ! いや、暗闇の中だ、装甲車を前に出してゆっくりと敵を排除するぞ!」


 百地隊長の慌てた声が聞こえてきて


「こちら、飯田です。どうやら暗闇を形成しているのは、囲んでいるミュータントたちのようです。まずはそこから撃破していきます」


 装甲車が前に出て、敵を囲むように撃破していこうとするが、森林の中であり、動きにくく前進がしにくい。しかも暗闇に支配されているのだ。


 暗闇からは、チラチラとプラズマクラスターの光が見えて、敵を撃破していっているのがわかる。銃撃も激しく戦いは続いている。


「最後に教えよう。このような突撃はやってはいかん。……意地をはる馬鹿な老兵が死んでいく様を最後に教本に書いておけ」


 通信機から、戦術室長とかいう男の声が聞こえて、そのまま通信は途絶えた。


 私は苛立たしい気持ちで、髪の毛をぐしゃぐしゃとかき回す。


「あ〜。もう無理っ! 偉そうに意地を見せるためだけに、死んでいくのはレキちゃんが一番嫌うことだよっ」


 私は銃を背中に引っ掛けて、すぐさまバイクの横に取り付けられている槍を外して、両手に持つ。


 一生懸命に練習している力を体から引き出すように念じて、槍へと力を送る。


 そうして光り輝き始めた槍を振りかぶり叫ぶ。


 暗闇の中心へと槍を投げながら超常の力を発動させる。


「クロスジャベリン!」


 十文字の槍が光りを放ちながら空中を風を逆巻きながら飛んでいく。


 地面へと落ちていき、命中したのだろう。空気が震えて、暗闇が消えていく。


 自分の力のほとんどがなくなったことを感じて、どっと疲れが押し寄せてくるが、スレイプニルにしがみつくようにして、落ちないようにしながら見ると、肉の塊が多少小さくなっており、周りで大樹の兵士たちが戦っていた。


 既にボロボロとなっているが、怯んでいる様子はない。パワードスーツは切り裂かれて、噛み傷らしき箇所も見えて血だらけになっているが。


 突如、暗闇が消えて、肉の塊は驚いたように動きを止めていた。ゴップたちもその様子に少し驚いていたようだが、すぐに戦闘へと態勢を戻す。


「全員、チャンスだ! 身体を抑えろ!」


「イエッサー!」


 ゴップの叫びと共に、黄金のパワードスーツを着込んだ兵士が地面を蹴る。足を踏み込み、ズガンと小さな穴をあけて、前傾姿勢での突撃である。


 肉の塊も無数の頭と足を動かして、攻撃をしてくるが拳をもって軍魔の杭のような足の突きを弾き、犬の噛みつきを踏み込んで肩の装甲に噛ませる。猫の鋭い刃のような引っ掻きを不可視のフィールドで防いで、手のひらに握っていたワイヤーを肉の塊に絡めさせる。


 その戦闘に私は驚きの声をあげた。


「フィールドが発動をしているときとしていないときがある! 発動を操りながら戦えるんだ!」


 不可視のフィールドは融通が効かないので、弱い攻撃にも発動して無駄に耐久力を失うときが多いのだ。それを選択して使いこなせるとは思ってもいなかった。


 それぞれがワイヤーで縛り、梱包するように雁字搦めにしたところで、ワイヤーは光り輝き肉の塊を焦がし始める。


「ダークマテリアルを浄化するライトワイヤーだ! 効くだろう?」


 グハハハと笑うゴップ、そして周りの兵士を脅威と感じたのだろう。肉の塊が蠢動して周りの空気が揺らめく。


 そしてすぐさま大爆発が起こり、肉の塊が分裂して黄金の兵士へとぶつかっていく。


 至近距離での爆発である。不可視のフィールドも容易く貫く攻撃である。巨木がその力で穴だらけとなっていき、地面にめり込んで土煙を撒いていくのであった。


 だが、その攻撃は黄金の戦士たちには効かなかった。全員が不敵な表情で立っており、その体躯をびくともさせていなかった。


 ただ黄金色の装甲が、燻った鉛色へと変化しているのが印象深い。


 ゴップは笑いながら、唯一爆発で動かなかったものへとプラズマクラスターを向ける。


「残念だったな。ど派手なだけではない。エネルギーのある限りは打撃無効の最新型だ。そして切り札を無くしたニワトリよ、所詮は鶏たちの知恵だ。人間様には敵わないぞ」


 プラズマクラスターの引き金をひくゴップへとニワトリは最後の鳴き声をあげた。


 音波は震動の力があり、地面の土塊を砂に、散らばる木の葉を粉々にしてプラズマクラスターで焼き殺されるのと同時に、ゴップ率いる兵士たちも吹き飛ばして死んでいったのだった。


 オリジナルを倒したからだろう、周りのミュータントたちは散らばり逃げ始めてあっという間にいなくなった。


 これがゾンビならば構わず襲いかかってきたのだろうが、獣の知恵をもつミュータントは死を恐れて逃げていったのだった。殲滅するのは凄い大変だろうなと私は思いながら、地面へと降り立つ。


 百地隊長たちもまた集まってくる。


 そうして囲むように、地に倒れ伏したゴップへと視線を向ける。


 まだ息はあるようで、ゴップは弱々しく呟く。


「……超能力か……英雄は自然にも生まれるものだと儂は忘れていたようだな……」


 血を吐きながら、ゆっくりと周りを見る。


「これがオリジナルを前にした兵士のほとんどの最後だ……。だいたいは殺されて、倒せる時でも相打ちとなる……。気をつけることだな、万全を期せよ……」


「貴方は英雄が嫌いなんですね? 普通の人たちで倒したいんでしょう?」


 私は冷たい視線を向けながら尋ねると、ゆっくりと頷くゴップ。


「英雄など必要ない……。普通の人間がいれば良いのだ……」


 ふざけたことを言うので、この頑固爺に教えてあげる。


「違います。普通の人間が頑張って戦っていたら英雄となるんです。レキちゃんは脆弱だったと言っていましたよね? 脆弱だった時に頑張ったから、今のレキちゃんがいるんです! 英雄は常に共存できるし、自然に生まれるんです!」


 その言葉に、キョトンとした表情になりながら、口元を曲げて苦しげな様子で笑うゴップ。


「そうか……これは予想外だったな、そうか……」


「それとレキちゃんは護衛を任されていないなんてことは絶対にないですから! 貴方が死ぬことはありません! ね、レキちゃん?」


 私は姿は見えないけれど、いることを確信して声をかける。


 声をかけたと同時に注射機が飛んできて、ゴップに刺さると光の粒子が覆い出血が止まっていく。


 コソリと小声で鈴を鳴らすような奇麗な声が聞こえてきた。


「残念ながら、美少女レキちゃんはいないので応急処置しかできないでしょう。手早く病院に連れて行くことをおすすめします。以上、謎の人物からのお知らせでした」


 ふふっと笑いながら、ゴップを見てドヤ顔で伝えた。


「ほらね?」


 周りが笑いに包まれる中で、命を拾った兵士たちは病院へと急いで連れられていく。かなりの重傷だが、応急処置が終わっているので問題はないだろう。


 やれやれと百地代表が肩をすくめて言う。


「どこもかしこも面倒な奴らばっかりだ。まともな人材が俺は欲しい」


「それは無理ですよ。こんな命懸けの仕事なんですから、少しはぶっ飛んでいるのが当たり前です。百地隊長のように」


 茶化すように蝶野さんが言って、皆は笑い合うのであった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新ありがとうございます。 次も楽しみにしています。 [一言] そのレキちゃん?、本当にレキか?
[一言] スレイプニルは駄馬ですなあ
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