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帰省とカミングアウト
年末
主人の実家に１週間帰省
義父、義母に
障害について打ち明けた
診断を受けたのが昨年の１月
（お盆に帰省して打ち明ける）
と主人とも話し合っていた
が、つわりが酷過ぎて
お盆には帰省できずじまいだった
伝えると
質問は１つ
「具体的な症状は？」
主人は
自分からみた我の症状
日常で困っていることを
義母に話した
「そう……」
義母は洗濯物を干し始めた
義父は黙っていた
それからも質問されることはなく
いつも通りに接してくれた
帰り際
「風邪ひかないようにね」
いつも通り別れた
帰省して
我は食器も洗わなかった
「いいからいいから。座っていて！こんな時期だもの」
つわりがまだ終わらないと聞いて
「え、まだ？」と驚いた後
我のために雪の中
パンを買いに行ってくれた
ものすごく恵まれている
否定も非難もされることはなかった
なんてありがたい人生だろう
孫の誕生を楽しみに待ちわびてくれる
義両親、両親
家族
主人
己のためにも
しっかり産みたい
