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ISO〜運動音痴でもいいですか?〜  作者: 安
はじめてのVRと運動音痴
29/30

ep29

半年よりは先に投稿しました褒めてください。

「どこに行けばいいやら全然わかりません…」


一万Y稼げたはいいけど全然どこに行けば屋台が手に入るやら全くわからない。

取りあえずまずはギルドに行こうかな。そこに行けば何かは分かるかもしれない。

ついでにちょっと周りの市場で食材を見ながらギルドまで歩いていこう。

久しぶりに市場を見てみると前に来た時よりも食材が充実してるしなんだか前よりも人が増えて活気がある気がする。


「へーこんなに食材が増えたんだ」


「お、嬢ちゃんこの辺に来るの久々かい?来訪人たちが街道にいた大きなモンスターを倒したか何とかで最近隣の街の食材も入ってくるようになったんだよね」


「隣の街の食材…ですか?」


「そうそう!うちは近くに川しかないけど、向こうには海があるからね。魚が入ってくるようになったんだよ」


「へーお魚…ですか?」


「ああ!さすがに新鮮な魚を仕入れることはできないから美味しい干物ってことになるけど、うちは俺が目利きした最高の干物を仕入れてるよ!どうだい嬢ちゃん!」


店主さんに言われてみると、確かにおいしそうなお魚が並べられている。こんな並べ方して猫なんかに取られたりしないのかなっていう疑問は少しあるけど、今はお魚を買いに来たんじゃなくて屋台がどこに行けば2手に入るのかを聞かなくちゃ。


「ごめんなさい、お魚を買いに来たわけじゃないです…。私今屋台がどこに行けば手に入るのかを探してて」


「あー嬢ちゃんも新規希望さんかい?屋台の証明書と借り屋台はギルドに行けばもらえるはずだよ」


「ありがとうございます!」


親切な店主のおじさんにお別れをした後はやっぱりギルドに一直線。やっぱり増えた食材に目移りしちゃうけど、そんな誘惑を振り切って漸くギルドにたどり着いた。ギルドの中に入ってみると前は気づかなかったけどお役所みたいに窓口がしっかり分かれてるんだね。何というかやっぱりここだけ少し近代的。まぁ、便利なんだけどね。ちゃんと商業関係の窓口に並ぶ。


「お待たせいたしました。本日はどのようなご用件でしょうか」


受付の人は笑顔が素敵な女の人だ。やっぱりこういう受付の業務って顔の良さとかでとられるのかって考えちゃう。


「今日は屋台の許可証と屋台を借りようと思ってきたんですけど。どうしたらいいですか?」


「そうですね初回もお客様には登録が必要となっておりますので、必要事項をこちらに記入いただいてもよろしいですか」


別にゲーム内だからそんなに複雑なことを記入しなければならないわけじゃない。プレイヤー名とどんなものを販売するか、大まかなことを書けばいい。別に書いてあるもの以外を売ったって違法じゃないらしい。まぁ、何が違法なものかなんて全然知らないけど。

私は普通にポーションやお弁当なんかを販売する予定なので惣菜、薬品類って書いて提出。


「はい。ありがとうございます。こちらがその許可証と移動屋台になりますのでこちらはなくさないようにお願いします」


許可証も屋台もアイテムボックスに入るし、全然大丈夫でしょ!なくすことなんてないはず。フラグなんかじゃないよ。

でもこれで私も商売ができるってことだから早速いい場所を探そう。


次はやっぱり半年後には頑張って登校します。

誤字脱字、こんな話が読みたいというご希望ぜひぜひお聞かせください。

後文句とかでも全然大丈夫です笑

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