ep28
本当に遅れて申し訳ありませんでした。
生活サイクルがここ一年で劇的に変化したせいでお話を考える時間も執筆する時間も取れていないというのが現状です。
詳しい話は活動報告に書いておきます。
「とりあえず当面の目標は1万Yだし、所持金の確認からかな」
最近バタバタしてたし、クエスト報酬でお金をもらったり、狩の換金をしてる暇がなかったりで全然お金の管理ができてなかった。
忙しかったとはいえお金の管理ができないのは人としてどうかな?ってところなので今日はとりあえず狩の成果とかの換金を全部済ました上で、それでも足りなければ狩に行くという事にしよう。
シヴェットさんに聞いたところミルの実は精進料理になったり調味料になったり本当に千差万別みたいだから、要研究という事で。
シヴェットさんには食材の仕入れも任せろと言われてるからミルの実も安定供給できるかもしれない。未だにちゃんと熟したミルの実を使った事ないしね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「集まってしまった…」
な、な、なんと!私の今までのクエスト報酬や狩りの成果を換金したところ、私の所持金は一万二千Y。何という予想外。やっぱり狩りの成果をみんなで分け合ったのが良かったのかもしれない。
人って助け合いだよね!
「それにしても早々にお金が集まってしまった」
本来の目的は達成されたわけだし、助け合いがあったとしても私ってすでに一端の狩人なのでは…?
とにかくまずは屋台の登録!そうと決まればまずは組合?みたいなところに行かないと。
組合は依頼を受けたときとまったく同じ。あそこで割と何でもできるらしいし。
RRRRR…
「うわっ!?…鉄さんかぁ」
『よっす!お金の方は俺が工面するわけにもいかんだろうけど、美味しいご飯の為に少しプレゼントを用意し下から使ってね』
何というか本当にISO内の人は食べるという娯楽がないのかもしれない。シヴェットさんのところにいると毎日毎日美味しいご飯が食べられてたから気づけなかったんだ。幼馴染二人とも結構期待してくれてるみたいだし。しかもこっちの住人の人たちにもなんだか期待されてるみたい!よく野菜を納品してくれてた農家さんとかが『ハルちゃんはいつシヴェットから独立するんだい?独立したときは贔屓にしておくれよ』なんて言われていたのだ。
「プレゼント…?」
メッセージと一緒に添付されてたのは…お面?
取りあえず鑑定してみよう。
【コアラのお面】
コアラ神の加護が得られるお面。このお面を装備している間は来訪者は現地人に、現地人は来訪者に偽装できる。
…ナニコレ?これはあれだ。いわゆるネタアイテムというやつみたい。でも、現地の人が屋台でお弁当を売る…なんだかワクワクする響きだ。一万Yもゲットできたし、早く屋台を見に行こう!
次回は申し訳ありませんが未定です。半年以内には投稿するとは思うのですが、保証はできません。
こんな作者ですが、失踪だけは絶対にいたしませんのでよろしくお願いします。