それで、代案
まあ、ここまでぐだぐだ色々と書いてきて、それで代案の一つも無いのか、と言われたら仕方がないので。実現可能だと思う代案を一つ。
「月間ポイントが例えば1000pt以上の人には、広告を一切表示しないようにする」というものです。
広告の設定で、できないものはできない。けれど、個別ユーザーに広告を一切表示しなくすることは、まあさほど難易度は高くない、と考えます。
もちろん、対象が増えると収益に影響が出ますが、アクティブな作者の割合はとても限られると考えられるので、上記対策をとっても収益にほとんど影響は出ないでしょう。
そもそも、前に出した民放モデルで考えると、作者は番組制作会社に当たるので、本来なろう側から制作料が出てもいいはずなのです。しかし、現時点では何も作者側に金銭的なメリットが無い。あえて言うなら、書籍化の「チャンス」が与えられているという程度でしょうか。
ですから、見返りにその程度してあげても良いのではないかと。
そして、広告を出したくない人は積極的に作品を投稿するようになるかもしれない。そうすれば、作品も増えて、読む人にとってもなろうにとってもwin/win。
ポイントは少しハードルが高いかもしれませんが、例えば文字数で敷居を設けると、意味のない文字列やプログラムが投稿される事があるかもしれないので。
と言う訳で、まあ話のネタとして、です。完全有料化ではなく、サブスクした人だけ広告を出さないYouTube形式もあり得るのですが、やっぱり一般からお金を集めるのは色々面倒でしょうしね。
次回は、最後にフリーライダーについて触れないわけには行きませんね。