なろうに出た広告の分析
「アダルト広告」なるものについての話が出ていますが。その内容や感想などにも、実現できない要求や提案が多くあったりします。
ここでは、実際に出向された広告の傾向から初めて、その内容、Web広告の仕組み、アダルト広告の定義などについてまとめて行けたらと思います。
さて、当該エッセイが出たあと、実に暇な事に本当にどんな広告がなろうに出ているのかを調べてみる事にしました。ですので、集計した内容は数日前の内容になります。実はWeb広告の内容は頻繁に変更されるので、もちろんこれが全てではありませんが、一つの傾向にはなると思います。
普通になろうのブクマから小説の更新を読んで、時には感想書いたりする際における、ページの全ての広告の記録を取ってみました。一応記録したのは118件。それぞれを内容ごとに集計した結果が次のようになります。
さらに、これらを会社別に集計すると
そして、それらを種別ごとに集計すると
となります。
ワンサンプルではありますが、項目集計を見てみれば、「あ、あれか」と感じられる方も多いかと思います。上位三傑はすべてゲームで、それからdocomoのirmoが食い込んでいますが、その後はまたゲーム、そしてTOONとなっています。
特にビビッドアーミーとか、とてもよく見かける広告なのでご存じの方もとても多いでしょうね。これについては次の項目で触れたいと思います。
会社集計を見てみると、ゲーム会社であるG123と6699が強すぎ、という感じです。これらも、間違って広告クリックした際に見かけたりすることはとても良くある会社でしょう。ここで、かなり黒よりのグレーと判断できるのは、TOPTOONが出したものになります。これについても後述します。
そして、種別集計を見れば、もうほとんどがゲームであり、このゲームの広告を除け、と要求するとしたら、それがいかに理不尽であるかは判ると思います。
IT系は、今回docomoのirmoが特に出向されていたから食い込んだもので、通常時はなろうの広告は、ゲームとマンガが完全に主体である、と考えていいと思います。
ついでで、同じ時期にノクターンに出された広告についてもまとめてみました。14件とほんの少ないサンプルですが、すべてゲームの広告でした。会社集計は、次のようになります。
FANZA Gamesのものを除いて、他のものはすべてなろうに表示されたものと同じ広告です。このうち、FANZA Gamesはすべてアダルト広告と判断できるので、こちらは50%がアダルト広告である、ということになります。
以上より、少なくともなろうとノクターンで表示される広告には、大きな違いがある事は判ると思います。
いや、まとめサイトの一覧サイト、とかそういったところからたどれるところを見ていくと、本当のアダルト広告がずらっと表示されるサイトに当たったりします。画面の下にずらっと裸が並んだり、ですね。
そういうのを見慣れていると、なんでこの程度で… とは思うのですw