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48 年齢

20××年4月7日

加藤悟


 何故なのかは分からないけれど、年齢を重ねることについては、心から喜べない自分もいるのは確かなんだ。畏怖というか、なんだろう……無駄にはしたくないんだ、161718才と。もちろん生きていることには感謝しているし、少しずつだけれども、成長している自分も嫌いじゃない……、けれど年齢を重ねるごとに、ぼくは、良い意味で小さくなりたいんだ。年を重ねたからって、偉いわけじゃない。内実のある年を重ねていきたいし、子供のようなピュアな心があるならば、それはそのままでありたい。このような気持ちが強いから、年を重ねることにちょっとした(ひが)みに似た気持ちがあるのかも知れない。今はこのようにしか表現できない。


 ああ、ついに高校三年生、高校三年生が始まった。いきなりだが、進路は決まっている。芸大に入るか、芸術の専門に入るかだ。芸術家としての名前もそろそろ考えないといけない。加藤悟のままでも良いのだけれども……分けたい気持ちもある。きっと、必要なときに、必要な名前が、内側からも外側からも、やってくるのだろう。そうして、その名前から受ける影響もきっと大きなものがあるだろう。


 思えば最近の日記は、こんなことばかりだ。まあ、こんなことばかりしか書けないのも、ぼくの良いところかも知れない。きっと神様は全てお見通しの御方。たとえ、弱点や欠点でさえも使って、何か、世界を動かしたいんだろう。もしそうだとするならば、力のある先輩方に頼るように、神様に思いっきり頼ってしまうのも悪くないのかも知れない。勘違いしちゃいけないのは、頼るということは、全開のパワーが必要だということ。決して、手を抜いたらいけないんだ。手を抜いたら、怪我をすることになるだろう。


「年齢」


死や体験や予感を超えるものは

この世界広しといえども

あるのだろうか?

今のぼくの力を全開にして

何度も何度もよぎるものは

これしかない

それは

愛は

聖霊や天然自然となって

あなたをいつまでも加護し

愛は

天の翼を生やし

とこしえの国の住人の(しるし)となる

もはや一秒も無駄にはできないんだ

愛の門を

叩いて、叩いて、叩け!

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