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39 完全な愛への憧憬

20××年2月10日

加藤悟


 人は、イタズラなまでにすれ違いながら、完全な愛を求めている。人の不安や悲しみは得てして、完全な愛に至らないが為に、起こっているように思える。これまで地球上に起きてきたあらゆる戦争は、完全な愛に到達していないから、勃発してしまっているとも捉えられる。


 愛が愛にはならず、いわば恋ともいうべきか(恋には、も・ち・ろ・ん本物がある。ここでの恋は便宜的な解釈の為に用いている)、誤謬や誤解により、憎しみや怒りや欺瞞(ぎまん)というものは跋扈(ばっこ)している。それは、内面世界にある、能力主義や経済ベースなどの点から誤解が生じていることに、気付かなければならない。昔の言い方や言われ方をすれば、バビロン。


 現代においても、厳密に観たら、気付いたらバビロン側に加担している人々や心を売ってしまっている人々は圧倒的に多く、愛に目覚めている人々は地球上でも5%ぐらいの人々、いや、もっと少ないかも知れない……(話が少し()れるが、被爆国である日本人には平和を訴えるチャンスや資格があるように思う)。24時間、夢の中やいかなる状況においても、普遍のひとつなる愛に目覚めなければならない(たとえ到達しなくても、それを目指し、実践を続ける。何故ならば、それこそセルフラブでもあるから。愛の完成は自他共に。諦めたら、そこで、愛ではなくなる。がけっぷちでも、断崖絶壁でも登りきれ!)。


 ぼくが捉えている愛は、宗教宗派に依らない、むしろ、それらを支えている、大元や根源にある愛のことである。あらゆる対象と融合し、あらゆる対象を輝かせる、奥義のようなもの。


 状況によれば、愛という言葉が適切ではないかも知れない……。愛という言葉を慈悲と表現したり、自然と表現したり、良心と表現したり、総合と表現したり、空と表現したり、アップルジュースと表現したり、ファイト!と表現したり、パッキンやナット、ドライバーと表現するかも知れない。愛はやはり多様であり、愛はまた一様である。一方的ではなく、相性に依らず、相互的なのが、愛の特徴。


 先ずは、愛というものをしっかりと知らないといけない。愛を知ることは、御先祖様や神様を知ることになり、愛を感じることは、御先祖様や神様を感じることになるからだ(無知の知というソクラテスの言葉もあるから、完全に知ることは難しいし、それはそれでよい。が、しかし、情熱を忘れてはならない。ぼくに宿る体温は、神様の情熱でもあるのだから)。愛から生まれ、今、この瞬間に息をさせて頂いている、ぼく。


 愛の体現者となり、愛を生きれば、それが、人間としての最高の段階になるように思える。そうすると人間は歩くパワースポットになれる。歩く神殿という言い方でも、悪くはないだろう。愛の体現者には、固有の役目と独創性が、あの星々のように、同時に備わるものだ。


 ぼくが尊敬している人類の先輩方は、少なくとも、そのような先輩方ばかり。その背中を先ずは、追ってみようと思う!追いつく追いつかないは別として、今は、全身全霊で追いかけたい!この衝動を、再び閉ざす存在がいるとしたならば、神様だけであろう。これが、17歳のぼくが考えられる、全てだ。


 ぼくのなかに、宿っている愛は、これから生きていくうちに、成長していくことだろう。泉のように、滾々(こんこん)と湧き出てくる、この果てしない憧れは、きっとぼくの人生を豊かにし、洗練させ、ぼくやぼくに関わる人々を、本来の彩り溢れる存在に、回帰させてくれる魔法となるだろう。


 魔法は夢の世界やメルヒェンのなかだけで唱えるのではなく、この現実世界でも唱えてこそ、価値があるんだ!夢やメルヒェンを活かして、時間がかかっても、具現化していくんだ!芸術のあらゆる作品は、魔法だ!


 魔法には、白魔術と黒魔術があり、ぼくは、世界を愛で光らせる白魔術を唱えられるようになりたい!本物の白魔術師になるのには、相当な訓練や研鑽を積まなければならないだろう……。ぼくは、ぼくの最大限をカラッポになるまで、いつでも発揮していよう。「人事尽くして天命待つ」カラッポになって、渇いたときに、また、神様の水が注がれて、潤い、溢れだして、聖乱、ぼくだけに咲く、オリジナルフラワーが育っていくんだ!オリジナルフラワーはやがて、この宇宙に、愛の総合の花粉を撒き散らす。

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