27 オンリーワン
20××年12月3日
菅谷杏奈
今日学校で先生が言ってたから、気になったけれどもハイゼンベルクの不確定性原理やアインシュタインなどの物理学においても、人間は、外的事物を全く正確に測定することも知覚することも不可能であることが百年も昔に証明されているそう。また、全く同じ外的事物を復元することも不可能だそうよ。それが言わんとしていることは、大量生産されているものも、全く同じものはないっていうことだから、1つ1つがオンリーワンなわけね。だいたいのニュアンスでモノって創られていて、全く同じ机も椅子もコップもポテトチップスの袋もペットボトルもない。だいたい「大量生産」って、命を軽んじてバカにしたような言葉の使い方よ!(情報を伝えるためにも、使われている用語だから仕方がないけれども、なんか納得いかないの)
考えてみれば、モノって、どれも人間のアイデアや精神や内面性が具現化されているようにも見えてくるわ。今私の部屋を照らしている電気だって、時代を経て、エジソンや色々な開発者の愛や知恵の光が照らしてくれているのかも知れないの。それって、凄いこと!やっぱり、モノを大事にすることは、そのモノを手掛けた人々の愛や精神を大事にすることだから、大変重要なこと!この世界はやっぱり、愛で創られているんだわ。残念ながら愛が少ないモノや本物じゃないモノは、長くは続かないし、存続できないことでしょう。お年寄りの仲睦まじいカップルを見ると、自然と心がほっこりしちゃうのは、永遠の愛を自然に体現されているカップルだからよ。本当に素敵だわ。肉体は皺くちゃになっていくけれど、様々な体験を経ながら、目に見えない愛やその美しい精神は、織り成していき、いつまでもキラキラと輝いているから、感動しちゃうの。
追記
サトルくんが描いた詩なのか絵なのか、なんなのかは分からないけれど、なんだか解放された気分になったわ。その解放のあとに待っていたのは、パワフルな素顔よ。枠組みや形式って命や聖域を守るためにあればツマラナクナイけれど、ただ保守する為だけにあるならば、広がりや鮮度も落ちてツマラナイ。スクラップアンドビルド、破壊も時には必要!芥川龍之介も言っていたけれど、アートって、不思議なものね。




