24 点と線
20××10月1日
加藤悟
ラファエロの描く線はどうしてこんなにも光の調和に満ちているんだろう。なんだ?命の瞳孔が開く!ぼくがどうかしているからか、キアロスクーロ、スフマート、ユニオーネ、カンジャンテなどの技法がミケランジェロやダヴィンチよりも自然で優雅に見えてしまう。ラファエロの前世は、著名(有名かどうかよりも、実際に、人類や自然や神様の役に立っていることが重要)な人とは限らないかも知れないけど、きっと人格は偉大であり、関わる人、関わる自然、関わる全てを神様が愛するように、愛してきたんだろう。そうでなきゃ、『システィーナの聖母』のような柔和な光線や姿、天使の仕草、天界のご存在を、こんなにも描きようがない!叡智の崇高さと身近さの同居を、機知に富んだユニークな技法で表現した『アテナイの学堂』なども圧倒される!意味が分からないほど、もの凄い!
幸運にも、ラファエロの10代の頃に描いたとされる自画像をネットサーフィンをしていたら見たけれど、これだ!この絵と出逢うために、ここ数日間、いや、これまでのぼくの人生があったんだ!これを模写してみよう!従来の枠組みを壊してしまい、溢れでるようなこのワクワクはなんなんだ!始めは下手かも知れないが、上手い下手の次元ではないのが芸術。ほとばしるんだ!とにかくやってみよう。
ぼくは、技術ばかりじゃない、胸に沁みるアートを創っていきたい。誰も手掛けてこなかったぼくだけのアートを……こんな言葉じゃ、足りないぐらいになってきた!加藤悟のバカ!もうすでに、本当の言葉に出逢ってるんだ!!アンナの温もりもそうだ!!バラバラで無関係だと思っていたものまでも、数珠つなぎになり、俄然として一体となり、今のぼくに、力を与える!!世界はひとつなんだ!!今夜はこれ以上、ここには、書かない




