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18 正直者

 ぼくには言えないことがあって

 インド神話じゃ語り尽くせない

 金糸雀は今日も鳴いているよ

 恥ずかしことがあったけど

 友達はコロナに罹ったよ

 雲の上の天使困ったよ

 ぼくはいつも空で歌ったよ

 ぼくはいつも家で歌ったよ

 夕焼けの爛々が

 野菜 果物 品物 シロモノ

 ああいつか世界が

 救われたらいいな

 バカな神様が愛が

 救われたらいいな 


 星の聖者には嘘が無いよ

 きみとぼくとの間のことさ

 そこには宇宙のブランコが

 そこにはソーダと過失が

 夢のなかのそのなかの

 きみが笑っていたんだよ

 小さな小さな声で

 歌っていたんだよ

 空は青く朱く黄色の雪が

 激しく降り注ぐ永久の子守歌が好きだ


 好きだ繋いだ叫んだ

 ああアミリウス シリウス

 開け あかずの扉

 目覚め 心の柱

 止まれ 燃えて

 その瞳

 その瞳


 青年の心の叫びは、朝の満員電車のなかでも、途絶えることは、なかった。携帯ばかりを見ている人々にウンザリしていたサトルでもあった。が、しかし、それもまた時代に頑張って合わせている、美しい汗と涙の結晶のようにも映った。誰1人として、世知辛い人間の世界をサボっている人は、いなかった……いなかったよ。

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